- NHK出版 (2022年2月18日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784140818978
作品紹介・あらすじ
福島第一原発事故発生後、「東日本壊滅」を想定した複数の極秘シナリオが書かれていた!
官邸、米軍、自衛隊、東電――
関係者100余名への独自取材で迫る、日本の危機管理の実像!
第64回JCJ賞受賞のNHK・ETV特集が書籍化!
原発が暴走したとき、誰が命をかけるのか?
「携帯に遺書のようなものを入力して、家内宛に『子どもを頼む』っていうようなことを記録したことは覚えてます」
――第一原発所員
「ある種、超法規的なことだったと思います。しかし、私はそれはやらざるを得なかったと、国の責任としてやらざるを得なかったと、いまでも思っています」
――菅 直人(総理大臣)
「『もっと命かけてやれよ』ってことをいえるほど、仕組みもないし、政治としての胆力も持ちえてない」
――寺田 学(首相補佐官)
「米軍側が、『日本は犠牲的な姿を見せないと、世界が安心しない』というようなことをいろいろなルートからいってきているんですよね」
――北澤俊美(防衛大臣)
「アメリカの目には、日本が十分やっていないように映っていました」
――スティーブ・タウン(在日米軍連絡将校)
*肩書は当時のもの
(プロローグより)
3月25日に政府に提出された「最悪のシナリオ」以外にも、
東京電力や自衛隊、アメリカ政府などが「最悪の事態」の想定について、
それぞれ独自に検討を行っており、
それらは有機的に結びつきながら事故直後の混沌を生み出していた。
政府と東電の間の「撤退」をめぐる確執、
安全保障問題にも波及しかねない日米両政府間での不信感の高まり、
そして、民主主義国家における「命の犠牲」をどう考えるのかという究極の問い……。
「最悪のシナリオ」の成立過程の追跡は、
戦後日本の国としてのあり方を問うという、巨大な地下水脈へ通じる道となっていたのだった。
目次
プロローグ 「最悪のシナリオ」の謎
第1章 沈黙
Too Late――遅すぎたシナリオ / 3月12日、1号機水素爆発の衝撃 / パニックへの恐怖 / 動き出したアメリカ
第2章 責任と判断
怖れていた連鎖――3月14日、3号機水素爆発 / 東電本店の危機感 / 巻き込まれた自衛隊 / アメリカの焦り / 「撤退か否か」――判断を迫られた、官邸の政治家たち / 15日早朝、やってきた〝そのとき〞
第3章 反転攻勢
関東圏に到達した放射能 / それは〝誤認〞だった / 「使用済み燃料プール」という名のモンスター / ヘリ放水作戦開始 / 英雄的行為 /分水嶺
第4章 終 結
吉田所長の〝遺言〞 / 東電―自衛隊、非公式会談 / アメリカの大規模退避計画 / 自衛隊の覚悟 / 日本政府版「最悪のシナリオ」とは何だったのか / 最後の謎
エピローグ 「最悪のシナリオ」が残したもの
みんなの感想まとめ
原発事故の危機管理とその裏側を描いた本書は、福島第一原発事故後の極秘シナリオや、関係者の証言を通じて日本の危機対応の実態を明らかにします。事故発生時、現場で命を懸けた作業員や自衛隊の行動、そして国家と...
感想・レビュー・書評
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<東北の本棚>危機管理のもろさ告発 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
https://kahoku.news/articles/20220522khn000005.html
「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」 - ETV特集 - NHK
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/Y3YKKKNVNP/
原発事故 最悪のシナリオ | NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000818972022.html
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今は政府と電力会社が、最低極悪のシナリオを進めていますよね?
NHKに報道機関の矜恃がありますように、、、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「だから、遅すぎると言ったんだ!」
映画「機動警察パトレイバー2」
警視庁特車二課第二小隊隊長
後藤喜一 -
現場からの作業員撤退に止める権限は国家にない。自衛隊によるヘリコプターから燃料プールへの注水。水素爆発のリスクを孕む。人命を犠牲にしてでも国家危機を救うべきか?法的にも仕組み的にも何もできていない。そこに起こった連鎖的爆発。一時対処で手一杯。大局的な判断はできない。同盟国米国の苛立ち。国家主権も危うくなる。最悪のシナリオ作成も遅すぎた。「東日本が壊滅する」。救われたのが偶然の産物であるのは衆知のこと。・・ウクライナ危機で再稼働容認が多数派に。「何もないだろう」は甘い考え。忘れてはいけない、備えも覚悟もないことを。
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日本は”言霊の国だから”
起きるかどうかわからない事柄に対して”最悪”の想像をするのはよくない。日本人は誰しもがそう思った出来事が一度でもあるのではないだろうか。
当時、一般国民には報道されなかった詳細がこの本にはある。
この小さな島国でこれだけ原子力発電に頼る怖さと、当時、終息に向けて体を張った方々がこんなにもいたとは思わなかった。
様々な方からの証言を見てこの原発事故の終息を美談ではなく、風化してはならないと強く感じた。
改めて、福島第一原発終息に携わった方々に敬意を。 -
東2法経図・6F開架:KW/2022//K
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