SWITCHCRAFT(スイッチクラフト) 切り替える力 すばやく変化に気づき、最適に対応するための人生戦略 ( )
- NHK出版 (2023年11月17日発売)
本棚登録 : 319人
感想 : 23件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784140819487
作品紹介・あらすじ
「やり抜く力(GRIT)」から「切り替える力(SWITCH)」へ
うまくいかないことを手放し、みずから変化を起こす!
長年の研究により、目標達成や幸福度を劇的に高めるのは「切り替える力」だと判明。脳が不安にとらわれたままでは行動を起こせない。どんな状況でもすばやく柔軟に対応できる人・組織だけが困難を乗りきれるのだ。認知心理学・神経科学の世界的権威が、フリーズした脳を動かし、しなやかな思考・行動が身につく方法をはじめて明かす!
・充実した人生のための質的なウェルビーイングを導く。
・しなやかな思考・行動で成長マインドセットが身につく。
・新しいビジネスモデルに対応するためのリスキリングに役立つ。
・ステージに最適なライフスタイルをデザインする。
各氏絶賛!
・幸せ、成長、パフォーマンス。これらに共通する「脳力」の秘密が、科学的・実践的に暴かれる。――青砥瑞人(応用神経科学者)
・思い通りにならない人生をウェルビーイングな方向へ切り替える科学的なやり方があったとは!――石川善樹(予防医学研究者)
・最高! 私が日頃「変わるべきリーダー達」に伝えていることはすべてここで説明されている。――入山章栄(経営学者)
・どんなストレス社会でも、自分の心は「切り替える力」で鍛えられる。心の健康の作り方の教科書。――田中ウルヴェ京(スポーツ心理学者/五輪メダリスト)
・意識を変える、考えを変える、そして人生を変える。――仲野徹(生命科学研究者)
・充実した人生のための質的なウェルビーイングを導く。
・しなやかな思考・行動で成長マインドセットが身につく。
・新しいビジネスモデルに対応するためのリスキリングに役立つ。
・ステージに最適なライフスタイルをデザインする。
〈目次より〉
はじめに――先の読めない世界を生き抜くために
第1章 変化を受け入れる――行動を変えるために必要なこと
第2章 予測できない状況への対応――はっきりしないことへの不安に慣れる
第3章 進化のなかの適応力――脳と身体のコミュニケーション
第4章 レジリエンスと「切り替える力」――立ち直る力を発揮できる人はなにが違うのか
第5章 すばやく、しなやかに切り替える――新しい考え方への移行
第6章 思考の切り替え――柔軟な対応力を鍛える
第7章 切り替えるための行動――みずから変化を起こす
第8章 自分を知ることの大切さ――心と身体の声に耳を傾ける
第9章 信念と価値観の強み――人生の意味と指針を知る
第10章 自分の感情を理解する――切り替えるための強力なツール
第11章 感情のコントロール――いまどんな「心」で考えているか
第12章 直観の驚くべき力――意思決定の案内役
第13章 外の世界への意識――経験が直観力を高める
おわりに――「切り替える力」の法則
みんなの感想まとめ
テーマは、変化を受け入れ、柔軟に対応する力の重要性です。著者は、自身の人生のターニングポイントを通じて、決断を先送りにせず行動を起こすことの大切さを示しています。特に、複雑で予測不能な現代社会において...
感想・レビュー・書評
-
何より冒頭に書かれている著者が体験した人生の大きなターニングポイント、その経緯に驚いた。
それは、高校卒業後に就職したが、直ぐにその選択が間違いであったことに気づき、母の勧めですぐさま遠路を電車に乗り大学受験の申請をしに向かった…というものだ。
人は岐路に立った時、つい決断を先送りしてしまいがちだ。危険な賭けを犯すくらいなら、現状に甘んじている方がマシなのではないか?と考えてしまう。
そういった思考の悪癖をクリアにしてくれるヒントが散りばめられている。
ただ、ジェンダーギャップ指数を考えると、2024年現在9位のアイルランドと118位の日本では、性別に関係なく障壁の大きさも数も異なるように思える。
人々が新たなチャレンジや選択を躊躇なく選べる社会にしていくには、政界や財界からの変化もまた必要であろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一度イライラすると、なかなかその気持ちを切り替えられない自分を見直したいと思って手に取ったけれど、違う内容だったかも。
考えすぎて動けない人向けに、考え方を変えて、行動を変えよう!みたいな感じだった。
まぁ、これはこれで。
以下メモ
・複雑で予測不能な世界を生きていくうえで、必要な「切り替える力」人生への取り組み方を臨機応変に変えていく。
・不確実性への耐性(未知のものにどれほど恐怖心を抱くか)
耐性が低いほど、安全、確実を感じていたいという欲求が強まる。
スマホ:確実性をを求めるデバイス→不確実性への耐性が低くなる。
スマホやSNSのチェック頻度を減らす、決められた時間だけにチェックする。
・思考の切り替え
マルチタスクをやめる。タスクを時間で区切って切り替える練習をする。
(ポモドーロタイマーというのがあるらしい)
・感情のコントロール
DBT:弁証法的行動療法
ありのままの自分を受け入れることに集中し、無益な考え方を変える。
・感情の調整
状況を変える、注意の対象を変える、状況の見方を変える、反応の仕方を変える
・やりぬく力と切り替える力のバランス -
自分の才能や関心に最も合うものを見つけるのが大切と説く本。
どんな経験を重ねてきたかによって脳が反応する方法が変わる。
【関連書籍】
進化しすぎた脳、マインドフルセルフコンパッションワークブック、REAPPRAISAL、FACTFULLNESS -
SWITCHCRAFT(スイッチクラフト) 切り替える力: すばやく変化に気づき、最適に対応するための人生戦略
著:エレーヌ・フォックス 訳: 栗木さつき
充実した人生に必要な「切り替える力」は、先の見通しがつかず、予期せぬ方向からトラブルが下りかかってくる世界で充実した人生を送る力となる。
仕事でも趣味でも、1つのことにこだわりすぎない人のほうが成功をおさめ、幸せな人生を送っている例は多い、なにかをあきらめるのではななく、自分の才能や関心にもっとあうものを見つけることが大切である。
「切り替える力」には4本の柱があり、それぞれが重要な役割を担っている。4つの能力をあわせて活用すれば真のパワーが生じ、どんな困難も乗り越えられることができる。①すばやく柔軟に対応する②自分を知る③感情への気づき④状況をつかむ。4本の柱にさせられた「切り替える力」は人生の航海に必要な方位磁針のようなものである。
構成は以下の5章から成る。
①「切り替える力」の基本
②「切り替える力」第一の柱 すばやく柔軟に対応する
③「切り替える力」第二の柱 自分を知る
④「切り替える力」第三の柱 感情への気づき
⑤「切り替える力」第四の柱 状況をつかむ
本書にもあるように、明確なゴールが見えていれば、GRIT(
(やり抜く力)が必要になるものの、現代のような先が読めない不明確な今では、切り替える力がより重要となる。本質・軸をk貯めながらピボットをしながら、上記の4つの柱を根底に切り替えていく。切り替えをミスすることなく、スムーズに切り替えた後いも対応しながら突き進む。何気なくやっていることも体系的に捉えることが確実に歩を進めることができる。
切り替えることは逃げることではなく、適切な切り替えなくして繁栄はない。 -
目標が明確ならGRIT,不明確ならSWITCHという解説文になっとく。状況や自分にとらわれると進まなくなるし,不安が高まり動けなくなりやすい。自分を知り,感情と上手に付き合い,アプローチの仕方を変えることで適応度が上がる。結局,自分自身が意味を生成しているので,自分自身の捉え方をいかに工夫するかで行動が変わる。切り替える力の4つの柱として,①すばやく柔軟に対応する,②自分を知る,③感情への気づき,④状況をつかむ,が示される。情動知能を含む自己調整,マインドセットが大きな要因。問題を定義する力が欲しい。
-
研究結果に基づいた内容ばかりのため信憑性は高いのだろう。実践すれば切り替える力は向上するだろう。
-
スイッチクラフト
2025.05.29
切り替える力とはなんだろうか。
気になって読んでみたが膨大な量のことが書いてあって頭に入らなかった。またリベンジしたい。
唯一学んだのは、スイッチするために一度何もしない時間をつくってみるということだ。 -
2024年5月18日、東大【第97回】五月祭。東京大学・書籍部にあった。
-
認知心理学者・神経科学者であるエレーヌ・フォックス先生の長年の研究や経験から書かれた絶対必読の本書。「SWITCH CRAFT」と題した本書は現代で最も必要な力は「切り替える力」なのだと力説している。著者が切り替える力を支える4つの柱として紹介する「すばやく柔軟に対応する」「自分を知る」「 感情への気づき」「状況をつかむ」を主軸として、話を展開していくが、この能力を高める理論や根拠が心理テクニックのオンパレード。何冊も心理学、脳科学の本を読んでいるとエビデンスが確かで実際に試す価値のあると知っているテクニックが満載。もちろん新たな知見も得られ、メンタル的自己研鑽の書のオードブルのような満足感と読み応えがある。レジリエンスの向上、シングルタスクの有効性、知的謙遜の必要性、バイアス対策、リフレーミング、マインドフルネスなど内容が多岐に亘る。一読では絶対足りず、二度、三度読む価値があり、その度にさまざまなテクニックを試し、自分に合うものを探していく楽しさが感じられる一冊。
-
-
4つの柱①すばやく柔軟に対応する②自分を知る③感情への気づき④状況をつかむというこの項目は意識したいなと思いました。
後、「何もしない時期を置く」というのは仕事でバタバタすることが多い中で必要な視野かなと個人的には感じました。 -
やり抜くか、切り替えるか、状況を見ながら、柔軟に対応していくことが生き抜く力になる。
こだわり続けると、遅れをとってしまうことがあるので、注意すること。より長く働くのではなく、より賢く働く。 -
著者は認知心理学者・神経科学者である女性。イギリス政府のメンバーとしてメンタルヘルス研究の国家戦略も担当しているという。
前著は「脳科学は人格を変えられるか」で、本書はその実践書という位置づけ。
不安やネガティブな思考に悩んでいる向きには、様々な気付きが得られると思う。
切り替えて、前向きに生きたいですよね! -
変化の激しい現在において、最適に対応するために必要となる切り替える力。
切り替える力に関する研究結果を、著者やその関係者の経験をふまえまとめられている。
切り替える力には次の4つの柱がある。すばやく柔軟に対応する、自分を知る、感情への気づき、状況をつかむ。普段の生活で無意識レベルで習得するのは難しいが、迷った時はこの基本にそって行動し、より良い結果を残していきたい。 -
■書名
書名:SWITCHCRAFT(スイッチクラフト) 切り替える力 すばやく変化に気づき、最適に対応するための人生戦略
著者:エレーヌ・フォックス
■感想
TOPPOINTで読了。
一部気になる点あり。 -
科学的根拠のあるテクニックがたくさん紹介されていた。
柔軟性を持って生きることが大事だなと思った。
最近はGRITを否定しがちな論文とかが多いけど著者はGRITを否定していないところが良かった。
状況の見通しが良かったら引き続きGRITするのが重要だし、上記の見通しがつかなかったら柔軟性を持って新しいことに取り組むべき。 -
切り替える4つの力
-
◆切り替える力 4本の柱
①すばやく柔軟に対応する
→思考・感情・行動を機敏に切り替える
②自分を知る
→内面を見つめ、コアバリューや能力を把握する
③感情への気づき
→自分のあらゆる感情を受け入れる
④状況をつかむ
→自分の内面と外の世界、両方を意識する
◆変化を起こす5段階
①無関心期 : 「うまくいっていること」「うまくいっていないこと」を書き出し、状況分析
② 関心期 : 「変えたいこと」を決めて、明確な目標を立てる
③準備期 : 行動を変えるための計画を立てる
④ 実行期 : 計画を実行に移す
⑤ 維持期と逆戻り : 新たな行動をどうやって週間づけ、今後も継続していくか、その方法を考える
◆ フリーズする脳
捕食者は、こちらのわずかな動きでさえ察知する。そのため、昔から人間は恐怖を覚えたら、とにかく動かないようにしたのである。この反応の痕跡がいまでも脳に残っているので、私たちは恐怖を感じると、一瞬の場合もあるだろうがフリーズするのだ。
◆思考日記
* なにが起こったのか?
* どう感じたか?
* なにをしたか?
* その出来事に対して、どう考え、どんな結論を出したか?
◆本当の自分の見つけ方
《パーソナルストーリー》
①人生のどん底
②人生のピーク
③ターニングポイント
④自分という人間のことがよくわかった時
→定期的に考えるようにする。数カ月かかってもかまわない。
◆評価のポイント
・感情の質 (全体的にネガティブか、ポジティブか)
・意味 (教訓を学ぼうとした姿勢があるか?)
・複雑性 (詳細か?出来事だけか?)
◆ 「気持ち」の説明は獣しい
感情の回路は、あなたの気持ちを言葉で説明してくださいと頼んだ場合、その回答を「恐怖」「悲しみ」「喜び」「嫌悪」といった基本的な感情のカテゴリーにきちんと分類することもできない。
心理学の分野における多くの研究では、感情の違いをきちんと説明するのは事実上、不可能だった。
◆ ネガティブ思考への対応
* その考えば白黒がはっきりしすきていないだろうか?
* その考えに思い込みはないだろうか?「いつも」「絶対」といった危険ワードで物事を考えていないだろうか?
・「他人が考えていることが、自分にはわかる」という前提に基づいて、思い込んではいないだろうか?
* ネガティブなことばかりに目を向けていないだろうか?
* 「こうすべき」「こうしてはならない」と、あなたが強く思っている規範が反映されてはいないだろうか?
* 他人を責めていないだろうか?自分のことを「被害者」だと思っていないだろうか?
◆感情の粒度
多彩な言葉で表現できる人は、怖い、嫌悪している、怒っている、悲しい、怖れるといった感情を詳細に区別して表現できる。「感情の粒度」が低い人は、「不快です」とか「気分が悪い」といった単純な表現でしか説明できない。
自分の感情をより正確に表現できれば、感情がいっそう明確になり、その意味を把握しやすくなる。すると、自分の急所や弱点が見えてくる。なぜ不安になるのか、なぜ心配でたまらなくなるのか、なぜ相手に腹を立てるのかがわかってくるからだ。自分の感情を豊かに表現できれば、状況に対処する際に感情を細かく調整できるようになる。
◆ 「切り替える力」12の法則
・心を開き、好奇心を持つ
・はっきりしない状況を不安に思わない
・対応力を伸ばす
・自己認識を深める
・感情を受け入れる
・直観力を伸ばす
・自己中心的な認識から抜け出す「脱中心化」を心がける
・呼吸法を練習し、身体をリラックスさせる
・幸せな記憶のアルバムをつくる
・ストレスに適応する
・《賢い心》を育む
・旅を楽しむ
-
エレーヌ・フォックスの作品
