電子立国 日本の自叙伝 2 (NHKライブラリー 8)

  • 日本放送出版協会 (1995年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784140840085

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技術大国としての日本の成長過程を、特に半導体技術に焦点を当てて描いています。戦後の復興期において、日本の技術者たちはアメリカからの技術を模倣しながらも独自の道を切り開き、世界に誇る電子立国を築いたその...

感想・レビュー・書評

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  • 日本が技術大国へと成長する過程を、特に半導体技術に焦点を当てて描いています。
    戦後の復興期において、日本の技術者たちはアメリカから技術を導入しつつ、独自の道を切り開き、世界に誇る電子立国を築き上げました。
    その道のりを辿る貴重な記録。

    個人的に感銘を受けたのは、技術開発における『守破離』の精神。
    私自身学生時代に剣道をやっていたので、この『守破離』という言葉は耳にタコができるほど染みついています。
    そんな武士道精神ともいうべき精神論が、技術革新にも大いに役立っていたことに、日本人としての誇りを感じました。

    最初はアメリカの技術を模倣し、その後、自らのノウハウを蓄積して新たな価値を創造する。
    トランジスタ技術の発展には、多くの試行錯誤と偶然の発見があり、まさに武士道精神そのものといえるでしょう。

    本書で描かれるシリコントランジスタの開発は、性能劣化という難題に直面しながらも、日本の技術者たちが果敢に挑戦を続けた結果、画期的な技術が誕生しました。
    戦後の混乱期にあっても、彼らが諦めずに挑戦し続けた姿勢は、現代に生きる我々が学ぶべき教訓です。

    本書を読むことで、技術革新の背後にある努力や精神、そして日本がどのようにして世界的な技術大国へ成長したかを知ることができるでしょう。
    過去の成功から現代の日本が学ぶべきことは多く、再びその技術力を取り戻すためのヒントが詰まっています。

    特に、日本の未来を担う技術者やビジネスマンには必読の一冊です。

  • 同名TV番組のディレクターによる半導体産業史全7巻中の第2巻。トランジスタ素材がゲルマニウムからシリコンへ。この先にIC、LSIの時代が待っているんだね。ちなみに著者はずぶの素人で、半導体ってナニ??ってところからスタートして番組を作り上げた。それゆえ視点が親切。わかりやすくて良い。

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著者プロフィール

1941年、中華民国張家口に生まれる。福岡教育大学教授、青山学院大学教授を経て、現在、福岡教育大学名誉教授。著書『中国中世の民衆文化』(中国書店)、『異人と市境界の中国古代史』『橋と異人 境界の中国中世史』『シナに魅せられた人々 シナ通列伝』(ともに研文出版)『中国妖怪鬼神図譜 清末の絵入雑誌「点石斎画報」で読む庶民の信仰と俗習』ほか

「2024年 『中国社会・遊戯図譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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