日本の水はよみがえるか―水と生命の危機 市民のための「環境原論」 (NHKライブラリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140840368

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  •  21世紀、世界では水をめぐる資源争いがおこるという話を耳にした。

    日本では、十数年前の水不足以来、さしたる問題になったことはない。

    ただ、日本が水問題に直面する日が遠くないと感じてしまうほど、

    「水」を蔑ろにしていることに本書は気づかせてくれる。

     著者は、日本では環境問題のパイオニアと言える存在であり、

    環境分野ではかなり著名な方である。そのような方が、

    10年以上前から危機感を煽ったものの、水問題が一般に浸透しているようには思えない。

    エコブームは環境問題を意識させることに成功した。

    今は大きな問題をただ知るだけではなく、

    身近なものの大切さに目を向け行動を起こす段階に、

    いち早く移行する必要があるのではないでしょうか。

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著者プロフィール

1932年東京生まれ。56年、東京大学工学部卒業後、日本ゼオン(株)に3
年間勤務。そこで水銀を扱った経験から、水俣病に関心を持つ。65年、東京大
学工学部都市工学科助手。水俣病に代表される公害問題が全国で多発するな
か、原因企業を厳しく糾弾する活動を展開したため、御用学者の多かった東京
大学で昇進の道を閉ざされ「万年助手」としてその名を知られることとなった。

「2016年 『自主講座「 公害原論」の15年 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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