地球村で共存するウイルスと人類 (NHKライブラリー 210)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140842102

作品紹介・あらすじ

地球誕生から16億年後、登場したウイルス。1万分の1ミリから10万分の1ミリという大きさの究極の生命体として、動物や植物、細菌に巧みに寄生してきた。果たして、人類を悩ます感染症、現代社会を恐怖に陥れるエイズやインフルエンザ、SARSなどの脅威、はたまたBSE問題の本質にあるものとは…。ウイルスの視点からやさしく解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • ウィルスが遺伝子に入り込んで、それゆえに遺伝する、白血球に破壊されない、体力が落ちた時に再発する。このメカニズムが分かりやすく描いてあり、面白かった。

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著者プロフィール

1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業。農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、現在、東京大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員、ベルギー・リエージュ大学名誉博士。専門はウイルス学。主な著書に『エマージングウイルスの世紀』(河出書房新社、1997)『ウイルスと人間』(岩波書店、2005)『史上最大の伝染病 牛疫 根絶までの四〇〇〇年』(岩波書店、2009)『ウイルスと地球生命』(岩波書店、2012)『近代医学の先駆者――ハンターとジェンナー』(岩波書店、2015)『はしかの脅威と驚異』(岩波書店、2017)『ウイルス・ルネッサンス』(東京化学同人、2017)『ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在』(みすず書房、2018)『ウイルスの世紀――なぜ繰り返し出現するのか』(みすず書房、2020)など、主な訳書にアマンダ・ケイ・マクヴェティ『牛疫――兵器化され、根絶されたウイルス』(みすず書房、2020)などがある。

「2022年 『異種移植 医療は種の境界を超えられるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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