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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140842140
感想・レビュー・書評
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正岡子規研究家であり、俳人でもある著者が、正岡子規とその友人だった夏目漱石の人間味あふれるエピソードを紹介するエッセイ。
正岡子規は暗い横顔の写真のイメージしかなく、実際、病で寝たきりの生涯だったが、病気を楽しんで生きるというプラス思考の持ち主でもあった。
また、生きている証として、食べることにも執念を燃やしていた。柿、魚、ココア、菓子パンなどで、この本の内容もほとんどが食べ物の話。
子規と漱石の手紙のやりとりや、学生時代の試験前のやりとりが人間くさくてあたたかみがあり、面白い。
司馬遼太郎「坂の上の雲」には、正岡子規が主人公の1人として登場している。坪内さんの本の後に読んだら、きっと面白いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
玉子色の表紙にアンパンが描いてあって美味しそうだから手にとってしまった。
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子規好きの筆者のエッセイ。まったりとしたペースで進む文章に癒される。甘党な子規や漱石にニヨニヨついでに親近感がわく。菓子パン10個とかは流石に食べられないけどね(((((((・・;)
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