脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
- NHK出版 (2006年11月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140882023
感想・レビュー・書評
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SCGレコメン
脳が冴える15の習慣
築山節 著 / NHK出版 生活人新書 756円
推薦理由
ぼんやり頭をスッキリ晴らす! 何となく記憶力や集中力、思考力が衰えたように感じている。そんな「冴えない脳」を改善させるために、すぐ始められる15の習慣。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容(「BOOK」データベースより)
最近、何となく頭がぼんやりしている―。記憶力や集中力、思考力が衰えたように感じている。そんな「冴えない脳」を治すために必要なのは、たまに行う脳トレーニングではなく、生活の改善である。『フリーズする脳』で現代人の脳に警鐘を鳴らした著者が、すぐにでも実行できて、有効性が高い15の習慣を提案。仕事ができる脳、若々しい脳を取り戻すためのポイントを分かりやすく示す。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
築山節
1950年、愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長、財団法人河野臨床医学研究所附属第三北品川病院長を経て、同財団理事長。医学博士。脳神経外科専門医として数多くの診断治療に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
生活の原点をつくる―脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう
集中力を高める―生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう
睡眠の意義―夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう
脳の持続力を高める―家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう
問題解決能力を高める―自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう
思考の整理―忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう
注意力を高める―意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう
記憶力を高める―「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう
話す力を高める―メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう
表現を豊かにする―「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう
脳を健康に保つ食事―脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう
脳の健康診断―定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう
脳の自己管理―「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう
創造力を高める―ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう
意欲を高める―人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう
高次脳機能ドックの検査―最低限の脳機能を衰えさせていないか確認しよう -
各項目ごとに要点がまとめられているので、やるべきことが明確で読みやすいです。
印象に残ったのは「時間に制約をつける習慣」です。制限時間を設けることで時間内に課題を処理する力が鍛えられる。それから、人に話を理解してもらえない時は話し手に問題があるということも認識しました。 -
自分の生活習慣を見直すこと、出力を意識して入力をする
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脳神経外科の医者による、脳を衰えさせないための習慣を提唱した本。専門用語もなく、普通の人にもわかりやすく書いてある。
途中で挫折してしまいそうな、脳トレの本に挑むよりも、日ごろちょっと気を付けることで脳の機能が回復することがあるという。例えば、家事とくに料理は、手順や分量を考えながら行うため、とてもいい脳の訓練になるようだ。片付けもしかり。また、新聞の書き写しも脳の刺激にいいらしい。
定年退職後に社会的活動が減り、脳の機能が低下する人がいるという。脳は筋肉のようなもので、使わないとその部分が衰えて痩せてしまうそうだ。この本を読むと、「そうかやってみようかな」という気持ちになる。医者である著者の、患者や人々の健康を思う気持ちが本に凝縮されている。 -
面倒くささに耐えられる能力を身につけると思って、やってみる。
そういうことをやる中で、どうやってやってけば良いのかのマルチな行動ができるのかも