脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

著者 :
  • NHK出版
3.70
  • (338)
  • (585)
  • (641)
  • (75)
  • (15)
本棚登録 : 4946
感想 : 561
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882023

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • SCGレコメン
    脳が冴える15の習慣
    築山節 著 / NHK出版 生活人新書 756円
    推薦理由
    ぼんやり頭をスッキリ晴らす! 何となく記憶力や集中力、思考力が衰えたように感じている。そんな「冴えない脳」を改善させるために、すぐ始められる15の習慣。

  • 現役の脳外科医が日常の中で脳を活性化させる15の習慣をリストアップ。
    どれも日常の中で簡単に実行でき、負担がかからないもの。

    自分なりに興味あったものを要約すると以下のようなかんじ。

     正しい規則的な生活リズムを身につけよう
     脳を活性化させるには時間を区切ろう
     睡眠をしっかりとろう
     スケジュールや身の回りの整理整頓をしよう
     身につけたことを人に話し、まとめるトレーニングをしてみよう
     自分の失敗パターンを記録して分析してみよう

    科学的根拠はあるのだろうけど、学術書ではないので、実験結果などが詳細には書かれていない。

    全体としては認知行動療法にやや近い印象。ほとんどのことが日常の中で簡単に実行できるため、非常におすすめ。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    最近、何となく頭がぼんやりしている―。記憶力や集中力、思考力が衰えたように感じている。そんな「冴えない脳」を治すために必要なのは、たまに行う脳トレーニングではなく、生活の改善である。『フリーズする脳』で現代人の脳に警鐘を鳴らした著者が、すぐにでも実行できて、有効性が高い15の習慣を提案。仕事ができる脳、若々しい脳を取り戻すためのポイントを分かりやすく示す。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    築山節
    1950年、愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長、財団法人河野臨床医学研究所附属第三北品川病院長を経て、同財団理事長。医学博士。脳神経外科専門医として数多くの診断治療に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    目次
    生活の原点をつくる―脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう
    集中力を高める―生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう
    睡眠の意義―夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう
    脳の持続力を高める―家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう
    問題解決能力を高める―自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう
    思考の整理―忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう
    注意力を高める―意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう
    記憶力を高める―「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう
    話す力を高める―メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう
    表現を豊かにする―「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう
    脳を健康に保つ食事―脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう
    脳の健康診断―定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう
    脳の自己管理―「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう
    創造力を高める―ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう
    意欲を高める―人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう
    高次脳機能ドックの検査―最低限の脳機能を衰えさせていないか確認しよう

  • 各項目ごとに要点がまとめられているので、やるべきことが明確で読みやすいです。
    印象に残ったのは「時間に制約をつける習慣」です。制限時間を設けることで時間内に課題を処理する力が鍛えられる。それから、人に話を理解してもらえない時は話し手に問題があるということも認識しました。

  • 自分の生活習慣を見直すこと、出力を意識して入力をする

  • 脳の基本回転数をあげるには、時間の制約が必要
    →長くて2時間以内
    →できる人は仕事以外も大切にする
    →→すべて持ち帰るという姿勢は効率悪い

    一度脳の基本回転数をあげると、その状態がしばらく続く

    夜は情報を蓄える時間に向いている。
    考えを大雑把にまとめ、早く寝よう。

  • 脳神経外科の医者による、脳を衰えさせないための習慣を提唱した本。専門用語もなく、普通の人にもわかりやすく書いてある。
    途中で挫折してしまいそうな、脳トレの本に挑むよりも、日ごろちょっと気を付けることで脳の機能が回復することがあるという。例えば、家事とくに料理は、手順や分量を考えながら行うため、とてもいい脳の訓練になるようだ。片付けもしかり。また、新聞の書き写しも脳の刺激にいいらしい。
    定年退職後に社会的活動が減り、脳の機能が低下する人がいるという。脳は筋肉のようなもので、使わないとその部分が衰えて痩せてしまうそうだ。この本を読むと、「そうかやってみようかな」という気持ちになる。医者である著者の、患者や人々の健康を思う気持ちが本に凝縮されている。

  • 面倒くささに耐えられる能力を身につけると思って、やってみる。

    そういうことをやる中で、どうやってやってけば良いのかのマルチな行動ができるのかも

  • 改めてちゃんとした生活リズムで過ごすように心がけようと思いました。

  • わりと当たり前なことだらけでそこまで勉強にならなかった

全561件中 111 - 120件を表示

著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

築山節の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×