天皇の「まつりごと」: 象徴としての祭祀と公務 (生活人新書 291)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140882917

感想・レビュー・書評

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  • 今日の出来事に際してあらかじめ読んでおいてよかったなぁ、という感想。
    知っているのと知らないのとでは受け止め方も違うだろうし。

  • [ 内容 ]
    古来、祭事と政事のふたつを兼ね行うのが「まつりごと」である。
    天皇の仕事もまた、憲法の規定する国事行為などの「公務」=政事と、宮中で執り行われる「祭祀」=祭事からなる。
    本書は、一般にあまり知られていない「祭祀」の部分に焦点を当て、国家・国民統合の象徴として存在する天皇の全体像に迫り、現代スメラミコトの「まつりごと」とは何かを明らかにする。

    [ 目次 ]
    序 現代の天皇は超ご多用
    1 年始と毎旬・毎朝の拝礼
    2 自然神などに祈る祭祀
    3 祖先神などに祈る祭祀
    4 憲法の定める国事行為
    5 象徴としての公的行為

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著者プロフィール

昭和16年12月、岐阜県生まれ。名古屋大学修士課程修了。昭和41年度から皇學館大学助手・専任講師・助教授。昭和50年度から文部省初等中等教育局教科書調査官。昭和56年度から京都産業大学教授。昭和61年9月、法学博士。平成24年度から京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授、皇學館大学特別招聘教授など。
【研究書】『宮廷儀式書成立史の再検討』(国書刊行会)、『三善清行』(吉川弘文館人物叢書)、『年号の歴史』(雄山閣)など。【一般書】『日本歴史再考』(講談社学術文庫)、『日本の年号』(雄山閣)、『歴代天皇の実像』(モラロジー研究所)、『「国民の祝日」の由来がわかる小事典』『皇位継承のあり方』(以上、PHP新書)、『皇室典範と女性宮家』(勉誠出版)、『天皇の人生儀礼』(小学館文庫)、『天皇の「まつりごと」』(NHK出版生活人新書)など。【共著】『皇位継承』『元号』(以上、文春新書)、『元号読本』(創元社)。【編著】『皇室事典(令和版)』(角川書店)、『日本年号史大事典』(雄山閣)、『近代大礼関係の基本史料集成』(国書刊行会)など。

「2020年 『光格天皇関係絵図集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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