父として考える (生活人新書)

  • NHK出版
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本棚登録 : 540
レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140883242

作品紹介・あらすじ

娘ができて初めて見えた日本社会の問題点とは?若者の非婚や少子化をいかに乗り越えるか?育児体験の比較から、教育問題や男女のパートナーシップのあり方までを論じ、「子ども手当」など保育支援策を検討。ツイッターなど新メディアを利用した民主主義の新たな可能性まで、今日の知的課題をも浮き上がらせる白熱の討論。

感想・レビュー・書評

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  • 子育ての方かと思ったが、もっと広い視座をもって社会全体のことを考えた本であった。
    不景気の時にかかれたものであるが、現在対談したらどうなるであろう。
    なお、ツイッターの効用については、先見の明があると思う。

  • 対談が「父として」を超えてその周辺テーマ・領域を広く縦横無尽に語られているのが面白い。しかし、良く読んでみると出発点はやはり「父として」であり、その微妙さ加減が興味深い。対談という形式によって、お二人の特徴も良く表れていると思う。

  • 父になったら、子供の成育環境には嫌でも興味がわきますわな。しかしあの宮台真司がねぇ、と思いながら興味深く読めました。公立小中高を出た公立至上主義としては、共感する点が多かった。

  • 長時間電車に乗るから気軽に読めるかなーと思って持ってったんだけど、読み終わったときには気が滅入ってた。
    コミュニケーション能力が必要ってことはわかるけど、そんなものはないのでもうしょうがない。

  • 非常に難しい単語も多いが、知的好奇心を満足させる一冊

  • お二人も自覚している通りタイトルのような話はほとんどなく。アタマのいい人たちの雑談。小説を読む気分じゃないとき用。

  • 面白かった、といえるほど読みこなせた訳ではない。が、二人が自らの育児から離れて、社会システムや現代若者論に脱線していくさまが面白かった。結局は、「人を幸せにできる人」に導くこと。当たり前で一番難しい、それが父としてやるべきこと。今を生きる子供たちに。ありがとう。

  • 再読。この対談は『東京から考える』くらい好きだ。まえがきにもあるように、戸惑いに満ちている気がする。父として、父になれない者として、父になってしまった者としての。時折見える説明原理(独身者に対する子育て支援のロジックとか)について、宮台さんよりあずまんの方が正しかったんだということが、今読み返せばわかる。

    時代は自分と直接関係のない(ないはずないんだけど、ほんとは)人間に対して、「そんな人間知るか!」「嫌いだ!」「俺のほうが大変だ」「あたしのほうがえらい」……の合唱になっている気がして、息が苦しい。
    『ウェブ社会の思想』の脚注にも通じる話だけど。

  • 地域とのつながりとか、子育てをしないと見えないことってたくさんあるんだなぁ。二人か子育てを客観的に観察してるのが面白い。

  • 最初に読んだ時は全く刺さらなかったのに二回目に読んだ時に刺さりすぎてびっくりした。子育てをするようになったインテリ二人の会話という感じで面白かった。

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著者プロフィール

東浩紀(あずま ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に『存在論的、郵便的』(サントリー学芸賞思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞受賞作)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015受賞作)ほか多数。『ゲンロン0 観光客の哲学』は第5回ブクログ大賞人文書部門、第71回毎日出版文化賞受賞作。

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