エネルギー論争の盲点 天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書)

  • NHK出版 (2011年7月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784140883563

みんなの感想まとめ

エネルギーの未来に関する深い考察が展開され、従来の常識に挑戦する内容が魅力です。著者は人類が外部エネルギー源に依存していることを指摘し、再生可能エネルギーに対する過剰な期待が危険であると警鐘を鳴らしま...

感想・レビュー・書評

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  • 東日本大地震、原発事故のあった後に刊行された。
    エネルギーについて、人類史から読み解いている。このような長期視点でエネルギーを見ることは必要だ。

    本書の著者の石井彰が『エネルギー論争の盲点』を書くに至った背景には、「エネルギーの最前線で泥にまみれてきた実務家」としての経歴と、「熱力学という物理法則を絶対視するリアリズム」がある。石井彰はエネルギーの歴史に精通している。「かつて石炭から石油に代わるまで何十年かかったか」という時間軸を知っているため、政治家が掲げる「2030年までに再エネ100%」といった急進的なスローガンを、歴史的・技術的な整合性が取れない「空論」として厳しく批判する。

    確かに狩猟時代、人間が火を使うようになった時は、木を燃やしたりしていたのでバイオマスと言える。生肉から焼肉にすることで、殺菌され、消化を進めた。土れんがは、太陽熱で乾かしていたが、赤レンガは木を燃やしていた。中国の万里の長城を作ることで、その周辺の森林が亡くなったは歴史的事実だ。温かい生活が、赤ん坊の死亡を減少させ、食料が安定的に収穫されるようになって、長生きするようになった。そして、石炭の活用、石油の活用によって、人間はエネルギーをさまざまな形で使うようになった。石炭、石油という「魔法の液体・固体」を手に入れたことで、爆発的な人口増加と経済成長が可能になった。産業革命で繊維の大量生産が可能となり、清潔な生活が確保された。人類の歴史は、より「エネルギー密度の高いもの」へと移行してきた歴史である。

    石井彰が強調するのは、エネルギーは「質(エントロピー)」が重要だということだ。どんなに優れた技術でも、熱力学の法則からは逃げられない。「投入したエネルギー以上に得られるエネルギー(EROI)」が少なければ、その文明は維持できないという厳しい現実を指摘している。

    エネルギー論争は、地球温暖化防止のために脱炭素とすべき、福島第一原発事故以降の安全神話の崩壊により脱原発とすべき、資源のない日本で、エネルギー安全保障から、エネルギー自給率をどう上げるのか?ということから、持続可能なエネルギーが要求されている。

    エネルギー論争の問題点とは。
    第一に、エネルギー密度の見落としである。最大の盲点は、再生可能エネルギー(太陽光、風力)と化石燃料の「密度」の差である。石油などの化石燃料は極めて高密度であり、少量で大きなエネルギーを得ることができる。一方で、太陽光や風は非常に薄く広く分布しており、これらを化石燃料と同等の出力にするには、広大な土地や膨大な資材(鉄、コンクリート、銅など)が必要となる。これらの再生可能エネルギーは、「クリーン」に見える節もしかし、そのインフラの構築には膨大なエネルギーと環境負荷が伴うことを見落としてはならない。

    第二に、「電力」と「エネルギー」の混同が見られることである。多くの議論は、「電力(コンセントから出る電気)」を中心に展開されるが、実際には、電力は最終エネルギー消費の約25%に過ぎない。製鉄、化学工業、長距離輸送(船舶・航空機)といった産業分野では、電気だけでは賄えず、高温の熱や液体燃料を必要とする。「すべてを再エネ由来の電気にすれば解決する」との発想は、産業構造を無視した盲点であると指摘される。

    第三に、バックアップコストの欠如も重要な問題である。再生可能エネルギーは、天候などに左右される変動電源である。これを安定供給するための蓄電池や、バックアップ用の火力発電の維持コストは、しばしばその発電単価(LCOE)に含まれていない。つまり、実質的なコストが見積もられていない状態である。

    第四に、エネルギー収支比(EROI)の低下が顕著になっている点も看過できない。EROIは、「エネルギーを得るために投入したエネルギーと得られたエネルギーの比率」を示すものである。かつての石油は、1の投資で100のエネルギーを得られたが、現在の再生可能エネルギーや困難な油田開発においては、この比率が劇的に低下している。これにより、社会が維持できる「純エネルギー量」が減少していることについて、政治家や国民は無自覚であると指摘されている。

    第五に、資源の地政学的依存の問題である。脱炭素の推進に不可欠なレアメタルや蓄電池材料のサプライチェーンは、特定の国(中国など)に依存しているリスクを孕んでいる。化石燃料(中東依存)から脱却しようとする過程で、より深刻な依存状態に陥る可能性を見落としてはならない。

    石井彰の主張を要約すると、「エネルギー問題は『何を信じるか』という宗教論争ではなく、『物理的に何が可能か』という計算の問題である」ということだ。私たちは、再生エネルギーの理想を追いすぎるあまり、物理的な制約や経済的なリアリズムを見失っているのではないか、というのが本書の投げかける鋭い問いである。「魔法の解決策」は存在しない。石井彰は、いわば「夢を見がちな世論に、物理の冷や水をかけるリアリスト」。彼の思想は「何が良い・悪い」という価値判断よりも先に、「それは物理的に可能か? 資源として持続可能か?」という問いを常に優先する。

    太陽光は、エネルギー密度が低く、広大な面積がいる。風力発電も、同様と言える。木質ペレットを使用したバイオマス発電は、海外輸入が97%ではエネルギー自給率が高まらない。森林国家である日本で何が起こっているのだろうか?

  • 今年(2015)の正月の天気は例年にも増して寒いようで各地で大雪が降っている様ですね。FB友達の新年風景に綺麗な雪の写真が多くみられます。

    雪国エリアでないので綺麗な雪景色と言っていられますが、これが雪国なら凄い雪になっているのではないでしょうか。寒い日が続いているせいか、それとも私の興味が薄れてきたせいか分かりませんが、最近では地球温暖化という言葉を聞くことが減ってきた気がします。

    しかしながら温暖化ガスを発生する化石燃料は、エネルギー源としては依然として減らす動きがあると認識しています。

    この本は日本のエネルギー源は今後、天然ガスを有効活用していくべきと結論づけていますが、私が印象に残ったのは、一・二章に書いてあった内容です。化石燃料の素晴らしさ(エネルギー密度の高さ)が、産業革命や今に至るエネルギー革命を支えてきたという事実です。

    私はこの内容を初めて知りました。他の部分も素晴らしい内容はありますが、最初の二章に書いてあった内容は、私としては初めて見た内容でした。

    今後はエネルギーについて論じる場合、今までの経緯を踏まえた上で行いたいと痛感しました。

    以下は気になったポイントです。

    ・猿人から人類への大きな進化と、それに伴う人口増大には、薪という外部エネルギー源利用による「料理」が決定的な役割を果たしたと考えられる(p15)

    ・家庭でのエネルギー消費というのは、全エネルギー消費の1割程度、電力消費は全体の25%程度(p19)

    ・社会経済問題としてのエネルギーは、人間の生存や活動に役立つ熱源と動力源である。具体的には、食物・薪炭のような熱源、あるいは水車・風車・帆船などの動力源、また牛馬のように、草が本来持っている化学エネルギーを体内で変換して、人間が動力として利用でいる存在もある。(p25)

    ・歴史的には過去に二回の人口爆発がある、最初は紀元前8000年前から紀元前後頃までの農業開始の時期、二回目が産業革後の19世紀半ば。人口爆発が起きたのは出生率上昇ではなく、死亡率が急減したから(p30、34)

    ・死亡率低下の本質的な要因は、公衆衛生の徹底と、工業化による民衆の「暖衣飽食」である、医療で明らかに救える病気は、細菌感染症中心で、癌・ウィルス性疾患等の治療効果は限定的(p36)

    ・廉価な大量の繊維製品によって、清潔で多様な衣服が供給されて、体温維持効果と清潔さが向上したことが最も重要なこと(p37)

    ・加熱調理を始めたホモエレクタスは、火という外部エネルギー源を道具として利用することによって、消化器官の負担軽減、縮小が可能となり、その余裕で脳の大型化に初めて可能となった(p39)

    ・産業革命以前は、エネルギー使用量は、食事で得るエネルギーの2-3倍レベル、それが産業革命により、5-10倍になった。これが産業革命の本質(p41)

    ・産業革命は、英国において勤倹貯蓄・知的思考型の文化が社会に浸透したこと、新たな機械の発明だけによって発生したのではない。安価で効率良い石炭という化石燃料を人類史上初めて大量使用したことによって革命は実現した(p43)

    ・石炭が画期的だった理由は、石炭の掘削が、石炭自身を用いた蒸気機関を利用した動力機械によって行われ、拡大再生産が可能になったから(p44)

    ・英国ではほぼ森林が消滅して価格高騰で木炭が使えなくなった製鉄業が存亡の危機になったので、やむなくそれまで存在は知られていたが「汚い」と打ち捨てられていた石炭の本格使用を思いついた(p47)

    ・日本も出雲地方で同様なことが起きた、土壌流出と大洪水により、元来島であった島根半島と本土の間を埋めて現在の宍道湖をつくった、中国山地は放牧地として草地のままだが大半は森林が復活している(p47)

    ・19世紀の英国では、350万頭の馬が年間400万トンの穀物と干し草を食べて、それに必要な農地面積は6万平方キロ(英国面積の3割)であったので人口は急増しようがなかった(p49)

    ・ダイムラーは内燃機関を1886年に実用化した、当初アルコールを燃料としたが、出力を高めるためにガソリンに変更して実用化した、これは石炭利用の蒸気機関より効率が良かった(p62)

    ・石油が使われるようになったのは、1)重量体積当たりのエネルギー量が大きい、2)使い勝手が良い、常温で液体、揮発性高くない、3)石炭比較で環境負荷が低い(p69)

    ・最も重要なのは、産出された石油の持つエネルギーと、石油を産出するのに必要なエネルギー比率が、100倍以上で良いこと(p70)

    ・最終エネルギー需要ベースで電力化率が2割程度なのは、現在の根幹を支える大量の基礎物質の製造と、鉄道以外の大半の輸送には電気で対応不可なので(p80)

    ・高効率、高密度、すなわち低エントロピーエネルギー(石油)を大量に外部から注入し続けない限り、高度な文明、過密にして巨大な人口を維持することはできない(p88)

    ・生物であれば、食物エネルギーが不足したり、廃物・廃熱処理がうまくいかなくなると細胞内のエントロピーが増大して(無秩序となり)死んでしまう。高度に秩序化された大人口型の社会システムも一種の散逸構造である。(p96)

    ・約5兆トンの炭素が化石燃料として地球内部に閉じ込められている、これは石油換算で40兆バレル、これは陸上植生に含まれる炭素量、大気中に含まれる炭素量の10倍。これに対して人類が使用してきたのは2兆バレルで5%使用した(p105)

    ・1970年代の石油危機は一般的には誤解されているが、石油価格の暴騰であり、石油供給量が不足したわけではない(p195)

    2015年1月1日作成

  • 非常にためになった。ただ、やはり天然ガスか、と言った印象。供給元と輸送手段はどうすべきか。何故、GTCCが本格化しないのか。

  • 良書。今までモヤモヤしていたものが、何だかふっきれた感じ。「そもそも、人類はその誕生の瞬間からして、その存在を外部エネルギー源に依存している生き物である。」

  •  エネルギー問題を論じた新書。原発に賛成か反対かの二項対立を超えて、主張する。主に、(1)エネルギーの地域分散化、(2)エネルギー源の分散化、(3)天然ガスの利用、を訴えている。原発については、折り合いをつけるとしている。

  • ふむ

  • 新書文庫

  • 現在、リチウムイオン二次電池に関する仕事をしてます。「電池はエコ」という意識がありました。貯蔵可能、数千回繰り返し使用可能、夢のようなデバイスではないかと。この本を読むまでは。

    確かに、製造にかかるコスト、エネルギーを考えれば、電池はそれほどエコではないかもしれません。車に関して言えば、車の総コストの50%を電池が占める、と聞いたことがあります。作ってからが経済的でも、作るまでが不経済であれば、電池のメリットが帳消しです。本書でいえば、電池のエントロピーはかなり高いのかもしれません。

    10年後には、結構な数の車がEV系に置き換わると思っていましたが、そうは問屋が下りないようです。

  • 西図書館

  • 天然ガスが次世代エネルギーの本命らしい。火力発電でつくった電気で車を走らせるぐらいなら、最初からガソリンで走らせたほうがロスがない。自動車の業界人ほど、電気自動車には懐疑的で、天然ガスから水素をつくって走らせる燃料電池を本命と思うそうです。ほんとうは、どうなんでしょうか?

  • エネルギー選択における、現在のベターな選択

    天然ガスの積極活用、エネルギー源と地域の分散化と多様化

  • 真っ当なエネルギー政策に関する一冊

  • 結局
    今後何百年かかけて
    人口を減らしていくしか方法がない
    とするところにこの本は信じていいなと思った

    チャーチルの言葉だったか
    1に分散化、2に分散化、3に分散化
    が頭に残る

    とても誠意ある本だとおもったけど
    目からウロコな本ではないので★4

    家庭の省エネなど微々たるものだ・・・

  • エネルギーと文明に関する歴史的な考察を踏まえながら、エネルギーの利用価値を判定する9基準を用いて議論を進めている。そして、原発や太陽光発電のエネルギー産出/投入比率が低いことを説明し、天然ガスの利用推進を主張している。現実的な立場から、丁寧に整理された内容になっていると感じた。燃料電池、コジェネレーション、屋根の太陽光発電、風力発電、バイオガス発電、地下水等の熱利用を組み合わせたエネルギーネットワークを形成することを提唱している点も、効率的利用、危機管理の観点から好感を持てる。

    メソポタミア文明では、当初は日干しレンガが使われていたが、BC3000年頃から薪炭を利用した素焼きレンガが使われ始めたため、周囲の森林が枯渇した。古代日本では、斐伊川流域のたたら製鉄によって大規模な森林破壊をまねき、大雨によって流された土砂で島根半島が陸続きになり、ヤマタノオロチ伝説を生んだとも考えられている。ヨーロッパでは、中世に製鉄、窯業、レンガ、暖房・炊事の燃料として森林が大規模に破壊された。

    馬は穀物消費が多いため運搬には利用されなかったが、中世になって牽引馬具と蹄鉄が発明されて効率が高くなると、運搬や耕作用に使われるようになった。15〜18世紀のヨーロッパでは、牛馬の労働力は人口の2倍に相当したが、飼料のために広大な農地も必要としたため、人口は増えなかった。

    蒸気機関の発明によって産業革命が起きると、鉄製品の大量供給によって農機具の普及と土木工事が進んで食糧生産が増大し、輸送手段の発達によって餓死が減少し、レンガ壁、暖房器具、廉価な繊維製品によって体温を維持しやすくなり、鋳鉄管によって上下水道が整備された。公衆衛生の向上と暖衣飽食によって死亡率が低下したため、人口が急増した。

    狩猟採集や農業社会の時代のエネルギー消費量は食事で得るエネルギーの2〜3倍だったが、産業革命後はこの比が5〜10倍になった(日本では40倍)。産業革命開始時から世界人口は10倍に、エネルギー消費は40倍になった。

    原発は、核分裂反応を制御して利用するためのコンクリートや鉄鋼を必要とし、天然ウラン鉱石から濃縮ウランを製造するためにも莫大なエネルギーを消費するため、エネルギー産出/投入比率は20倍程度で、石油や天然ガスより低い。さらに、放射性廃棄物の管理コストや、大事故が発生した場合のコストや事故の発生確率を低くするためのコストが加わる。

    地表の植物が光合成に利用しているエネルギー総量は、人類が使用している1次エネルギー総量の3倍程度。太陽電池パネルの実効的な変換効率は、光合成の変換効率の数倍程度に過ぎない。

    これまでの生物の光合成活動によって固定された炭素量は、5兆トンとの推定があり、これまでに人類が消費した化石燃料の20倍に相当する。エクソン・モービル社は10〜15倍と見積もっている。2011年に米国エネルギー省が発表した、主要33カ国のシェールガスの生産可能量は、同一地域の天然ガス確認可採埋蔵量の6倍に相当する。

  • エネルギーに関して、そもそもエネルギーとは何か、そして歴史をさかのぼり、私達が勝手に思い込んでいる、若しくは思い込まされている盲点を徐々についていく。
    特に原子力と太陽光等の再生エネルギーに関すしてメスを入れるのだがよく分った。
    またエントロピーという視点でとらえるエネルギー論が、人、文明にまで広がっていき著者独特でした。
    この1冊で相当な事がわかるので、基礎をつかむなら是非!

  • そもそもエネルギーとは?みたいなところから、ちまたで議論されている原発だの再生可能エネルギーだのといった問題についてすっぽりと見逃されている盲点をわかりやすく説明・解説してくれている。
    とても良書だと思うんだけど、ちょっと天然ガスに固執しすぎの感が。。。ほんとに、そんなにいいもんなのかなあ。

  • 震災前から原発に依存したエネルギー政策には疑問があったが、原発を代替えするにはどうすればいいのかはモヤモヤしていた。この書と広瀬氏の著作で、天然ガスの可能性が理解できた。

  • 文句無しの良書。原発or自然エネルギーという二項対立に陥っている今の日本のエネルギー論争をばっさり切ったかと思えば、そもそもエネルギーとはなんだ?と根本的なところから理解しないと問題の本質は見えてこないと、エネルギー史を盛り込んでくる。
    そもそも電力の消費自体は人間が使うエネルギー全体から見るとたった二割、ということにただただ驚いてしまった。そうなると、世間の議論は矮小なポイントからしか捉えておらず、議論の主題がずれてしまっているのではないかと。。。

    そして何よりエネルギー源の多様性の重要さが書かれているのは素晴らしいと思う。原発or自然エネルギー、そろそろこの二項対立をやめなければならない。

  • エネルギー源の利用価値を判定する9基準
    汎用性、量的柔軟性、貯蔵性と運搬性、ユビキタス性、エネルギー密度、出力密度、出力安定性、環境負荷、エネルギー供給安全保障
    狩猟採集社会における人口密度は1km2あたり一人以下
    加熱調理が人類を誕生させた
    現代日本 食事エネルギーの40倍ののエネルギーを消費して生活 アメリカ100倍
    古代 エネルギー源 森林 枯渇、保水の低下ー洪水
    英国 森林が枯渇 やむなく石炭使用
    1859アメリカペンシルバニア ドレーク大佐が機械式の回転ドリルで始めて地中深くから石油生産
    1952 石炭起源のスモッグ 一日4000人が死亡する大スモッグ事件 霧のロンドン

    ポイントはエネルギー算出/投入比率 
    石油100倍 一バレルで100バレル得られる
    満州からのちの大慶油田が発見される
    化石燃料は数百年もつ
    コンバインドサイクル発電 発電効率良い 60%
    補助金抜きの本来の供給コストで比較すべき
    ヒトラー 石炭から合成石油 ただしコスト大
    天然ガス デメリット輸送コスト、使い勝手のわるさ
    頓挫したガスパイプライン計画
    省エネルギーの余地あり
     必要ないもの買わない、輸送コストかかる通販使わない
    石炭発電を天然ガスコンバインドサイクル発電にするだけで効率上がる
    排熱を無駄にしない コジェネレーション
    コジェネの欠点 大きな冷房暖房需要が必要、コストダウンまだ、天然ガスコスト
    原子力については、危険で高いものとの前提で、なんとか折り合いをつけていくしくない マンドリングスルー
    飢餓による死者をだすのは、都市でなく農村
    チャーチル 供給安全保障の要諦は、一に多様化、二に多様化、三に多様化であり、自給できるか否かはまったく関係がなく、石油はさまざまな産油国から分散して輸入すれば全く問題がない

  • いうのは容易いが…

    とはいえ、歴史は大変参考になった。

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著者プロフィール

エネルギーアナリスト

「2014年 『木材・石炭・シェールガス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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