この道を生きる、心臓外科ひとすじ (NHK出版新書 401)

  • NHK出版 (2013年2月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784140884010

みんなの感想まとめ

心臓外科医としての情熱と使命感が強く感じられる一冊で、著者は数々の手術を通じて患者の命を救うことに尽力してきました。彼の努力は、卓越した技術とチームの結束力を生み出し、患者の長寿に貢献しています。特に...

感想・レビュー・書評

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  • 天皇陛下の冠動脈バイパス手術を手がけた天野篤教授が書いた一冊。
    このタイトルを見てもしやと思ったら、案の定、序章のタイトルが「迷わず行けよ、行けばわかるさ」、さらに自身の信条を「いつ何どき、誰の挑戦でも受ける」ときた。言うまでもなく、どちらもアントニオ猪木の言葉。
    今年4月のNHKの対談番組『SWITCH インタビュー』で猪木と対談して、どれほど熱狂的な猪木信者であるかはよく分かったが、この著書でその信者ぶり、いや、いかに猪木イズムを身をもって実行しているかがよく分かった。番組の中で「前人未到」という言葉が好きだと言っていた通り、それはまさに教授の歩み方、生き方そのもの。心臓手術の"意味"を探りあて、遂には"意義"を見出したというくだりは、自ら道を切り開いてきたこの人にしか吐けない言葉だ。
    読んでいるこちらは、まさに猪木から闘魂注入ビンタを喰らったような気分。思いっきり喝を入れてもらった。ワタシは凹みそうな時は猪木のDVD『ダァー!!』を見るという対策を持っているが、この度、この本を読むという新たな対策を手に入れた。

  • 心臓外科医の天野氏の著。
    天皇陛下の心臓外科手術を行ったドクター。医者としての使命感の強さが本書からひしひしと伝わってくる。志の高さとエネルギーの大きさが医療チームにも伝染して、多くの患者の寿命を延ばすことに貢献してきたという。医大に3浪して入ったからこそ、後がない状態で必死に生きる道を見つけてきたという。本人はすべては1本の道であると述べているが、周りから見るとやはり多くの苦労を重ねてきたのだろうと思う。
    家族の犠牲にも触れられているが、本当に医者一筋で親でも夫でもない様子。だからこそ腕前は群を抜いており、天皇の執刀医にふさわしいのだろう。

  • P76中国の故事
    「病を癒すは小医、人を癒すは中医、国を癒すは大医」
    せめて中医になれるように努力しなさい。

    P176
    医師と僧侶と教師は、社会人として同世代よりも未熟

  • 天皇陛下の心臓手術をした医師の自伝的書籍。

    エリート街道まっしぐら!ではなく、どちらかというと劣等者からのスタート。
    だからこそ、今の著者がいると書かれている。
    自身も、遠回りをして、今の職種にいるので、著者の感覚には共感。

    新人指導の仕方など、お手本にしたいなーと思う点もあった。

    高齢者の心臓手術に対する思いは、目からウロコだった。そうやって考えるのか!と。

    一つの道を貫く強さ。

  • 天野篤「この道を生きる、心臓外科ひとすじ」読了。
    プロとしての不屈の精神を作るためには、プロになるための「人三倍」の努力が必要であり、何ものも顧みず一心に努力しなさい、ということが述べられていた。
    回り道の人生であろうとコレと決めた目標に向かって突き進んでいく。氏曰く、回り道の時にやっていたことはパチンコですら医師としてのスキル養成に繋がったという。
    さて、私も回り道をし、今はしがないサラリーマン。そろそろ「自分の道」を探らねば。

  • 「人の3倍、働きなさい」は、「2倍」より頑張ることができ、「4倍」より現実味がある。

  • 214.2.20

  • 20130616
    天野先生の自伝的散文。志の高さ、努力を続ける強い意思、だからこその実現力。決してパーフェクトではなかったこの人の力の源は、心臓外科医としての使命なのだと思う。

  • “天皇陛下の執刀医”として知られる著者。人の三倍働いて、人の一歩先をいく。心臓外科医の仕事を天命と思うまでの“遠回り”の道のり。

  • 天皇陛下の執刀医、天野篤先生の自伝。
    医師になるまでから今に至るまでの歩みを時間の流れと共に記述されている。
    心臓外科ひとすじ、の想いで歩まれた道にぐっと引き込まれる内容
    「迷わずいけよ、行けばわかるさ」の言葉がこころのなかにあるとは意外だった

  • 自伝的散文。

    手術の内容が少し専門的。
    平日は医務室に泊まって勉強に励むエピソードを知り、努力の天才だと思った。

  • 天野教授の外科医としての強い意志、高い意識を感じ、職業への責任感の持ち方を改めて考えさせられた。
    ノルマではなく、究めるという姿勢で目標に臨みたいと感じた。

  • これまでの経験が時系列で語られ把握しやすい。
    帯の不動心なんて言葉一度も出て来なかった気がするけれど、
    経験がモノを言う、とはよく言ったものだと思った。
    「一途一心命をつなぐ」には、こちらに載っていないエピソードもあったりするけれど、内容にもこちらの方がうまく纏まっていて理解しやすく、どうしても読みたいというのでなければ、こちらをお薦めするし、こちらのみで十分。

  • この道をいけばどうなるものか。迷わず行けよ。行けばわかるさ。一休和尚 アントニオ猪木

    バイパス 左右の内胸動脈、右胃内蔵動脈、両腕の橈骨動脈、両大伏在静脈、2本の下腹壁動脈の9本

    「先生は若いのによくはたらくね。俺も若いころは人の3倍働いた。人の3倍やったと自分で思えたときには、必ず神様がなにかをくれるんだよ。」不動産会社経営者

    病の癒すのは少医、人を癒すのは中医、国を癒すのは大医。せめて中医になれるよう努力しなさい

    男が大きな決断をするときは夜に決めてはいけない

    老眼 多重焦点コンタクトレンズ

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著者プロフィール

天野 篤(あまの あつし)
心臓血管外科医。順天堂大学医学部教授。
1955年、埼玉県蓮田市に生まれる。
1983年、日本大学医学部卒業後、医師国家試験合格。関東逓信病院(現・NTТ東日本関東病院。東京都品川区)で臨床研修医ののち、亀田総合病院(千葉県鴨川市)研修医となる。1989年、同心臓血管外科医長を経て、1991年、新東京病院(千葉県松戸市)心臓血管外科科長、1994年、同部長。1997年、新東京病院での年間手術症例数が493例となり、冠動脈バイパス手術の症例数で日本一となる。2001年4月、昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授。
2002年7月、順天堂大学医学部心臓血管外科教授に就任。
2012年2月、東京大学医学部附属病院で行われた上皇陛下(当時の天皇陛下)の心臓手術(冠動脈バイパス手術)を執刀。
2016年4月より2018年3月まで、順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。
心臓を動かした状態で行う「オフポンプ術」の第一人者で、これまでに執刀した手術は9000例に迫り、成功率は99.5%以上。



「2020年 『若さは心臓から築く 新型コロナ時代の100年人生の迎え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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