いのちを守る気象情報 (NHK出版新書)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140884041

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  • テレビの天気予報、気象情報コーナーでご活躍の筆者が、台風や地震、火山など自然災害ごとに章を立てて、それぞれの基礎知識や過去の事例を紹介してくれる。また、実際に自分がこれらの自然災害に遭ってしまった時にどう行動すべきか等も解説してくれている。
    天気予報や気象情報コーナーで見たり聞いたりしている事項が多く、新しい発見がいっぱいというわけではないのだが、逆に、自分が何となく知っていたつもりになっていた事項、断片的に覚えている事項を系統立てて整理するのにとても役立つ本だと思う。災害時にはやはり、まずは自分の身は自分で守らなくてはならないのだから、この本に書かれてあることはしっかり身につけていきたいと思う。

  • 自然災害とその対策を説明する本。台風、雷、地震、噴火、大雨、竜巻、洪水、熱中症について、現象をレベル分けで詳しく解説する。加えて、ケースに応じた対策を教えてくれる。どのような場合でも、新鮮な情報を仕入れることが重要。また、地域のハザードマップを理解しておくことも準備として非常に重要であることがわかった。

  • 大雨とか土砂崩れ、火山の噴火などがあると、10分程度の枠でそのニュースが流され、人が亡ったことを伝えられる。年を取ったせいか、そういうニュースを聞くとその人も家族がいただろうにと悲しい気持ちになってしまう。ただこの本を読むとそういった大きいニュース以外にも結構人がなくなっていることがわかった。そういえばニュースで数十秒で流される死亡XX人といった事故などサラッと伝えられて終わってしまう。死亡事故は死亡事故であり色んな自然現象から自分の身を守ることを日頃から気をつけておかないといつ犠牲者になるかわからない。

  • 基礎の勉強になります

  • 台風、大雨、雷、竜巻、大雪、熱中症、地震、火山の8つの自然災害について、基本的な知識をわかりやすく伝えてくれる良書でした。コンパクトによくまとまっています。

著者プロフィール

1975年、東京都生まれ。気象キャスター。北海道大学で海洋気象学を専攻し、在学中に気象予報士の資格を取得。北海道文化放送の報道記者、民間の気象会社などを経て、2006年からNHKで気象キャスターを務める。現在はNHK「ニュースウオッチ9」に出演、2021年放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の気象考証を担当。株式会社ヒンメル・コンサルティング代表。防災士。危機管理士1級。星空案内人。一般社団法人ABLab宇宙天気プロジェクトマネージャ。日本気象学会、日本災害情報学会、日本危機管理防災学会会員。著書に『新・いのちを守る気象情報』 (NHK出版新書)、「知識ゼロからの異常気象入門」(幻冬舎)、監修に「天気のふしぎえほん」(PHP研究所)などがある。

「2022年 『空を見上げてわかること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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