「売り言葉」と「買い言葉」 心を動かすコピーの発想 (NHK出版新書)
- NHK出版 (2013年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140884126
感想・レビュー・書評
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売り手目線の「売り言葉」と、買い手目線の「買い言葉」という独自の整理によってコピーの名作を解説ということだが、分類が特に目を見張るほどの分析というほどでもなさそうだ。
数々の秀逸なコピーをおさらいすることで、コピーを書きたい人には参考やヒントになるし、言葉の力に愛情があり、言葉が大好きな人には、読んでニヤリとするだけでも楽しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大人たばこ講座のコピーライターさんの本とか面白そうだったので購入しました。
結論としては、名作コピー集本と変わりませんでした。
内容としては、過去の名作をテーマ別で紹介し、解説する形式でぱらぱらと読める感じになっています。
P134にも書いてありますが「たばこを持つ手は、子供の顔の高さだった」という個人的には非常に秀逸だと思うコピーを作った著者だけにちょっと期待値が大きすぎました。 -
コピーライティングの入門書というべきか、一般への応用というべきか。
名作コピーがたくさん載っていて、眼福ならぬ読福だった。
子供の頃に見聞きしたコピーでも、結構記憶に残っているものだなあ。
終盤の「文章を寝かせて自分も寝よう」はその通り。
よく先輩には、夜にコピーを書いて、翌朝見直すといい、と言われた。
夜の方が興奮してるからのりやすいけど、朝冷静な頭で読み返してみると論理が破綻してたりするので、そういうところを調整して、最終的に良いものができる、とな。 -
いい言葉に出会えます。
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広告のコピーについて考える本。よく出来たボディコピーのように気持ちよく読めます。読む、というよりソフトクリームを舐めるているように最後までペロリ。柔らかくてすっきりしているのに濃厚に感じるのは広告の言葉を「売り言葉」と「買い言葉」に分けて過去の名作コピーをせいりしているからかな?「売り言葉」の父を仲畑貴志、「買い言葉」の父を糸井重里に置いているのに新鮮で深い納得を感じました。全然関係ないけど同時代に二人の天才がいる分野は豊穣な文化になるのかも、とも思いました。写真だとアラーキーと篠山紀信、野球だと長島と王、プロレスだと馬場と猪木、映画だと小津と溝口、なんてね。
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BMW和Audy的对决。 百事可乐和可口可乐的对决。 好的广告设计可以动人的心。
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100%は神様にだってできないよ。
けれど、歩調を合わせるくらいなら、きみもできる。
あの本読んだ上で、えらい適当なコピーつけてみました。怒られそうですね。すみません。また今後ネタを寝かしつつ、自分も寝かしつつ考えてみますわ。
注意点は、これを読んでコピーライターになれるわけではないが、少しコピーに対する目線や知識が増えるかもって気分で読むこと。「シズル表現」とかね。 -
テレビ録画でもCMとばしを苦痛に感じるほどCM好きで、その表現で大きな役割を担う個性的なコピーもとても好きである。
コピーライターによるコピーの分類はとても楽しく、珠玉のコピーを堪能できた。 -
広告の言葉はだいたい2種類にわかれる。売り言葉の代表は仲畑さん、買い言葉の代表は糸井さん。
再度コピー本を読み返したくなりました。