浮世絵で読む 江戸の四季とならわし (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140884249

作品紹介・あらすじ

正月は万歳芸に笑い転げ、春は着物の裾をからげて潮干狩り、夏はミニチュアの富士に詣でウナギを食す。秋は長屋総出で井戸さらい、師走の煤払いが終われば餅をついて年神を待つ-。北斎や広重の逸品から無名の美人画まで、絵の中に込められた四季折々の行事・ならわしを読み解きながら、江戸の庶民の姿をいきいきと伝える浮世絵歳時記。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸の四季とならわしを解説した内容で、それらが描かれた浮世絵もチョコチョコ紹介する感じ。そのため、掲載されている浮世絵は、世相を描いたものが主となるため、江戸後期の作品が多い。
    季節毎の習わし、行事については、江戸時代に限らず、例えば中国からの伝来や日本に入ってきてからの変遷などいったそのルーツも解説しているので楽しめる。
    浮世絵好き、江戸時代好きな人なら読んで損はない内容だが、言ってしまえば、好きな人はすでに知ってる内容だらけかもしれない。

  • 江戸

  • 2014/2/2 ジュンク堂神戸住吉店にて購入。
    2015/5/25〜6/1

    浮世絵を通して江戸時代の暮らしを探っていく。先日、大阪市立美術館に肉筆浮世絵展を観に行ったが、役者絵や美人画よりも、こういう所ばかりに注目して観た。庶民の文化を知るのはとても面白い!

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