ザ・プラットフォーム IT企業はなぜ世界を変えるのか? (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版
3.59
  • (21)
  • (58)
  • (61)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 549
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140884638

作品紹介・あらすじ

アップル、グーグル、フェイスブック…今や国家や社会の基盤に成長した巨大IT企業を動かす基本原理とは何か?わかりやすい語り口に定評のある『ITビジネスの原理』の著者が、「共通価値」をキーワードにネットサービスを根本から解説。超国家的プラットフォームの登場で激変する世界を見通す!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • この人の本はだいたい同じことが書かれているが、プラットフォームのいう考え方は勉強になった

  • プラットフォーマーのビジネスモデル、社会的な役割、運営ノウハウを知識とするにはわかりやすい。すぐに行動に落とせる内容は少なめ。


  • 一章から四章までは… ちょっと言うと、グーグルがマインドフルネスで、アップルがユア・ヴァースを哲学としているという洞察は、深いんだか浅いんだか分からない。哲学が注目度上がってるから無理につけた感じ。グーグル対アップルで、ブラウザとアプリの対比と価値観の激突があるという論理展開はかなり無理があるんじゃなかろうか。

    五章 日本型プラットフォームの可能性と六章 コミュニティケーション消費とは何か?は、リクルート、楽天、iモード、ミクシィ、アイドル、ニコニコ動画と事例が出ているので、初見という事もあって、良かった。ただ、『プラットフォーム革命』を読んだ後だと、物足りない。これは、成功企業のみにフォーカスがあっていて、同じ時代に競合になって、これらの企業に負けた企業との対比が無いから。何がどう違うのかの分析がなにがしかのフレームワークなしにただ語られるのは、読み手としては少しフラストする。ただの自慢話という書評をしてる人はこういう所だろう。

    ちなみに『プラットフォーム革命』では、「直線的な企業は、商品やサービスを製造して価値を生み出す。プラットフォームは、ユーザー同士の、繋がりを作り、それを使った取引を「製造」する事で価値を生み出す。」と言う様にこれまでの企業とプラットフォーム企業の定義を設定し、プラットフォーム企業の四つのコア機能として、以下の様な枠組みを設定している。

    ・オーディエンス構築(プラットフォームは、クリティカルマス以上の消費者とプロデューサーを獲得して、流動性のあるネットワークを構築しなければならない)
    ・マッチメーキング
    ・中核的ツールとサービスの提供
    ・ルールと基準の設定

    こんな感じの枠組みにリクルートや楽天〜を当てはめて考えてみると、この本に載っている事例はもっと楽しく読めるんじゃなかろうか?

    この本を読み終わって、気になったのは、筆者の素性というか、ジョブホッパーぶりかな(笑)。基本知り合いのやった事の話が多くて、自分の事を話してる感じがしない。なんか、地に足が着いてない感がこの本の文面から感じるし、Wikiの著者のページもちとどうだろう?というオーラを感じる。個人的に孫さんの弟が褒めちぎるモノをあんまり信用してないからというのもあるが。
    まあ、本は編集者の力量によっても印象が大きく変わる(帯含めて)ので、ご本人がどうのこうの言うのは意味無いんですけどね。

  • 著者である尾原氏の自慢話が多い。リクルート、NTTドコモ、楽天等での経験。appleとGoogle
    、Amazonやマイクロソフトの今後の戦略など。

  • ペイフォワード、共有価値観、あなたと私VS目的と課題...。ここからワクワクが生まれる。

  • プラットフォームの重要性について書かれた本。今FAGAの脅威が話題となっているがその基本知識となった。

    <メモ>
    プラットフォーム
    共有価値観

    Googleが目指すもの
    「マインドフルネス」
    過去や未来の雑念に囚われず、今を存分に楽しむ、味わうこと
    日本的な「禅」
    例)地図やポケモンGOにより、いつもと違う発見ができる

    Appleが目指すもの
    人類は「ヴァース」を作る情熱を持っているのだ
    ヴァース:人類が織りなす一人ひとりの歴史を演じること、universe、他人と異なる人間になるのを助ける
    アメリカナイズされた「ZEN」

    UberやAirbnbなど
    言語などに囚われず、好意や評判(金銭も)を得られる手段。
    お金だけでない報酬価値。

    企業支援を考えたプラットフォーム
    iモード、楽天、リクルート

    コミュニケーション消費
    ニコニコ動画やライブ、Tシャツなど
    自分の好きなもののファンとの関係性を重視

  • ざっと流し読み。自分には合わなかった。

  • 尾原さんのプラットフォーム本。やはり多くのバックボーンから得た実例と分析と共に具体例満載で面白い。mixiと楽天の分析は必見。ビジネスモデルとの重力の話も面白い。プラットフォームをいかに構築できるか考えよ。

    メモ
    グーグルは世界の世界をつながれたオープンな場にすることになることを考えている。iPhoneというハードをだすアップルとは異なる。グーグルとアップルには共有価値観の対決がある。決してウェブとアプリの対決ではない。
    フェイスブックはスマートフォンにおけるOSになっている。多種多様なアプリに対してプラットフォームのように共通idでログインできるフェイスブックは価値を増してる。

    シェアリングビジネスは固定費として高い物こそやはり価値がある。家とか車がそう。これをシェアするのに必要な信頼を代替したのがやはりフェイスブック。実名で調べられる。

    プラットフォームのビジネスへの重力とのバランス重要。フェイスブックは広告モデルだからLTVをあげなくてはいけない。そのため、いいね!などを駆使している。ビジネスモデルの重力に負けるとカスタマーの使いづらさにつながる。

    グーグルはいきすぎたパーソナライズでおこられたこともある。

    日本的プラットフォームはリクルートのようなbbcモデルがよい。カスタマーが増えればクライアントもふえる。
    リクルートのサービスは人生のイベントのプラットフォームになっている。

    楽天商店は目的がはっきりしている商店街なのでアマゾンとは目的が違う。何を買いたいかわからない人や、専門的な人に人気。楽天商店のプラットフォーム内で各商店が個別闘争をするからニッチな商店とかがある。ゴルフとかワインとか多角化して人気。

    コミュニケーション消費大国日本。
    mixiはあしあとや日記といった流れの一部になっていた機能を競合を意識しすぎたせいで崩れ、コミュニケーションがゆるんだ。

  • 日本のプラットフォームは、BtoBtoCである。
    Googleは、マインドフルネス
    Facebookは薄く広くつながる人間OS
    予防医学者石川善樹『友達の数で寿命は決まる』

  • プラットフォームがなぜ重要なのか、よく理解できた。本書・及び「ITビジネスの原理」において、後半に進むにつれてピンとくる感覚がなくなっていくのは、両方の本の後半で説明がなされる「コミュニケーション消費」について自分がピンと来ていないからだと気がついた。

    ★配電盤モデル
    B(サプライヤー) to B(プラットフォーム) to C(ユーザー)において、中間に位置するプラットフォームが双方に関する情報を持っており、その情報を元に、双方にさらなる価値を提供できるようになる。

    ★メディア
    プラットフォーム的なサービスが広告業と非常に結びつきが深いのは、プラットフォームがまさしく中間に位置する「メディア」であるからだと気がついてハッとした。

    ★Deep optimistic
    長期的には楽観的に、短期的な問題に対処していく。良い考え方。

    ★Y combineraot
    「好きなことや問題意識を持っていることに対して、行動を起こすのが起業家だ」
    「どんな課題を解決するか?」

    ★自己中心的利他
    「好きなことで生きていく」ブロガーやyoutuberも自己中心的利他主義と言えるのかも。

全51件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

IT批評家、藤原投資顧問 書生フューチャリスト。京都大学大学院で人工知能を研究。マッキンゼー・アンド・カンパニーやNTTドコモ、グーグル、リクルート、楽天など数多くの企業で新規事業立ち上げを担う。現在はシンガポール、インドネシアのバリ島が拠点。著書は『ITビジネスの原理』『ザ・プラットフォーム』など多数。近著『アフターデジタル』は世耕弘成経済産業大臣も推薦。

「2019年 『ディープテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ザ・プラットフォーム IT企業はなぜ世界を変えるのか? (NHK出版新書)のその他の作品

尾原和啓の作品

ザ・プラットフォーム IT企業はなぜ世界を変えるのか? (NHK出版新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする