ザ・プラットフォーム IT企業はなぜ世界を変えるのか? (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版
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レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140884638

作品紹介・あらすじ

アップル、グーグル、フェイスブック…今や国家や社会の基盤に成長した巨大IT企業を動かす基本原理とは何か?わかりやすい語り口に定評のある『ITビジネスの原理』の著者が、「共通価値」をキーワードにネットサービスを根本から解説。超国家的プラットフォームの登場で激変する世界を見通す!

感想・レビュー・書評

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  • 尾原さんのプラットフォーム本。やはり多くのバックボーンから得た実例と分析と共に具体例満載で面白い。mixiと楽天の分析は必見。ビジネスモデルとの重力の話も面白い。プラットフォームをいかに構築できるか考えよ。

    メモ
    グーグルは世界の世界をつながれたオープンな場にすることになることを考えている。iPhoneというハードをだすアップルとは異なる。グーグルとアップルには共有価値観の対決がある。決してウェブとアプリの対決ではない。
    フェイスブックはスマートフォンにおけるOSになっている。多種多様なアプリに対してプラットフォームのように共通idでログインできるフェイスブックは価値を増してる。

    シェアリングビジネスは固定費として高い物こそやはり価値がある。家とか車がそう。これをシェアするのに必要な信頼を代替したのがやはりフェイスブック。実名で調べられる。

    プラットフォームのビジネスへの重力とのバランス重要。フェイスブックは広告モデルだからLTVをあげなくてはいけない。そのため、いいね!などを駆使している。ビジネスモデルの重力に負けるとカスタマーの使いづらさにつながる。

    グーグルはいきすぎたパーソナライズでおこられたこともある。

    日本的プラットフォームはリクルートのようなbbcモデルがよい。カスタマーが増えればクライアントもふえる。
    リクルートのサービスは人生のイベントのプラットフォームになっている。

    楽天商店は目的がはっきりしている商店街なのでアマゾンとは目的が違う。何を買いたいかわからない人や、専門的な人に人気。楽天商店のプラットフォーム内で各商店が個別闘争をするからニッチな商店とかがある。ゴルフとかワインとか多角化して人気。

    コミュニケーション消費大国日本。
    mixiはあしあとや日記といった流れの一部になっていた機能を競合を意識しすぎたせいで崩れ、コミュニケーションがゆるんだ。

  • 日本のプラットフォームは、BtoBtoCである。
    Googleは、マインドフルネス
    Facebookは薄く広くつながる人間OS
    予防医学者石川善樹『友達の数で寿命は決まる』

  • プラットフォームがなぜ重要なのか、よく理解できた。本書・及び「ITビジネスの原理」において、後半に進むにつれてピンとくる感覚がなくなっていくのは、両方の本の後半で説明がなされる「コミュニケーション消費」について自分がピンと来ていないからだと気がついた。

    ★配電盤モデル
    B(サプライヤー) to B(プラットフォーム) to C(ユーザー)において、中間に位置するプラットフォームが双方に関する情報を持っており、その情報を元に、双方にさらなる価値を提供できるようになる。

    ★メディア
    プラットフォーム的なサービスが広告業と非常に結びつきが深いのは、プラットフォームがまさしく中間に位置する「メディア」であるからだと気がついてハッとした。

    ★Deep optimistic
    長期的には楽観的に、短期的な問題に対処していく。良い考え方。

    ★Y combineraot
    「好きなことや問題意識を持っていることに対して、行動を起こすのが起業家だ」
    「どんな課題を解決するか?」

    ★自己中心的利他
    「好きなことで生きていく」ブロガーやyoutuberも自己中心的利他主義と言えるのかも。

  • 『シェアをしたりする小さなペイフォワードは、次の人が歩きやすくなる一隅の光です。みながこの自分ならではの道を行くことは、次の人が行くための一隅の光となり、その光は小さな問題解決の光だとしても、贈与と交換のなかでの棲み分けのなかで網羅性を持ち、すべてを照らすことができるようになる。

    私はそんな幸せのプラットフォームの可能性を日本に見いだしており、そこにいたる長い道を楽観的に歩いているのです。』

    ITプラットフォームの一つのあり方・考え方を学べ、勉強になった。
    誰のために何を実現したいのか。深く深く考えないと何も実現できないんだなぁ〜。

  • 「おとうさんいまどこメーター」が紹介されている。

  • グーグルやFacebookなど、いろいろな企業の強さを平易に説明してくれる一冊。

  • 近年、ITを活用したプラットフォームにより、人々の暮らしがガラッと変わるのを目の当たりにしていたため、興味があり読んでみた。

    主要なプラットフォームである、グーグルやFacebook、ウーバー、楽天など、その価値観や仕組みがザックリ書かれていて面白かった。

  • ITサービスに興味があって、ざっと把握したい初心者向けですね。
    さらっと、読めるので、プラットホームというキーワードが気になる人は、読んでおくといいです。ただあまり深くココには、掘り下げていないので、物足りなく感じる人もいるかと思います。
    個人的には、収穫逓増、純粋想起という言葉を初めて知りました。
    どう読むかは、読んでみて下さい。
    それとmixiには、いい思いをしてないのかなーと読んで思いました。

  • 共有価値観、私たちは何をしたいかというビジョン、をしっかり持って、世界を作って行く、というモチベーションがほしいです。
    imode、楽天、ゼクシィはすごく参考になりました。
    供給者をサポートした、参加しやすいプラットフォームでエコシステムつくる!
    b2b2bの場合、コミュニケーション消費じゃない何かをくすぐらなあかん気がした。どちらにしろラダー設計は意識する!

  • Kindleで積み読みにしていた。

    コミュニケーション消費
    他人とのコミュニケーションをたのしむために材たサービスを消費すること
    他人と違う自分らしさを出しながら、かといって違いすぎない、人と適度に違うやり方をしたいと思う微妙な心理
    →ユーザーのこうした心理状態に有効なのは編集記事や広告によるトレンドづくり
     
    p160
    健全な保護主義
    →応用:リスクをとった人間をまずは認めて、挑戦できるような環境をなるべく用意する
        安心してリスクをとることができるように

    p112
    airbnbにピーク経営のコンリーをCEOに迎えた
    ホスピタリティの向上のため
    ピーク経営:マズローの自己実現理論を企業に当てはめて考える経営手法
    もっとも高度な欲求=自己実現の充足を目指すことにより、ピーク・パフォーマンス(最高のパフォーマンスが得られる)

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プロフィール

1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグルなどの事業企画、投資、新規事業に従事。現職は11職目になる。米国西海岸カウンターカルチャー事情にも詳しい。

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