大人のための言い換え力 (NHK出版新書 538)

  • NHK出版 (2017年12月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784140885383

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

言葉の選び方が人間関係に与える影響について深く考えさせられる一冊です。コミュニケーションにおけるモヤモヤの正体を明らかにし、TPOに応じた言葉の使い方の重要性を教えてくれます。特に、同じ意味でも表現に...

感想・レビュー・書評

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  • 言語化力を上げるための読書
    私のコミュニケーション上のモヤモヤの正体が書かれていて、メモが止まらなかった。

    大人としてよりよい人間関係を築くためには、TPOにあった言葉を使うべき。それは分かる。
    でも何を持って、「合った」とする判断軸を持ち合わせておらず、感覚で言葉を使っていたように思う。

    言いたいことはひとつでもどんな言葉を使うかによって、受け取り側の印象は異なる。

    言葉は、自分がどう在りたいかを表す。だから同じ意味でも人を傷つけるようなネガティブな表現ではなく、ポジティブな表現を使っていきたい。とは、いえ感情に嘘はつけない。心の中でネガティブに捉えていても、言葉選びは慎重でありたい。

  • 文章をより伝わりやすくするための言い換えが、実際の文章を掲載しているので、比較しやすい。
    省略するときにどこを要点とするのかもとても大切だ。
    逆に、配慮あるやわらかな文章にするときには、言い換えがとても役立つ。
    自己判断で決めつけた文章は良くない。
    すぐにでも実践できる言い換えが、こんなにあるとは!

  • 普段の会話で知らないうちに相手に嫌な思いをさせているかもしれなあ。ビジネスメールで、チャットで相手に不愉快な思いをさせたくない。
    ストレートな言い方でなく、うまく伝える言い換え術が知りたくて手にとった本。
    実際読んでみると、言い換えという意味で幅広く、ライターにとっても有用なライティング技術がいろいろと載っている。
    また、相手に不愉快な思いをさせないための言い換えのケーススタディもあり、ちょっとした練習問題としてよい勉強になった。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 知的に言い換えるー「話し言葉→書き言葉」/第2章 わかりやすく言い換えるー「難しい言葉→易しい言葉」/第3章 正確に言い換えるー「一般語→専門語」/第4章 やわらかく言い換えるー「下位語→上位語」/第5章 ダイレクトに言い換えるー「間接表現→直接表現」/第6章 イメージ豊かに言い換えるー「直接表現→感化表現」/第7章 素直に言い換えるー「婉曲的な表現→率直な表現」/第8章 穏やかに言い換えるー「不快な表現→丁寧な表現」/第9章 シンプルに言い換えるー「冗長な表現→簡潔な表現」/第10章 言葉を尽くして言い換えるー「物足りない表現→十全な表現」

  • ここ数年、新聞とテレビのdチャンネルで、ニュースを見るのだが、書き出しの仕方で、見方もだいぶ違う。

    この本の通り、「電気がつく」という味気ない言葉が、「明かりが灯る」という言葉で、柔らかな気持ちになる。

    ちょっとした言葉の足りなさ「返事は要りません」の文字だけなら、拒絶の意味合いも含まれるが、「ご返信には及びません」と、書かれていると、こちらの事を気遣ってくれている。と、受け取れる。

    新聞の見出しなどは、すぐにわかるように、書かれており、見やすいが、この本は、上記のように、相手への気遣いを表すのに、心掛けない言葉が、満載であった。

  • 20190203

  • 大人として求められる表現力を、「ぴったり」指向と、「ゆったり」指向に分けて、十種類の表現を磨く観点を提示していく。

    ロジカル・シンキング系というか、そういった本では、正確さだけを考えていればいいのだが、仕事をする上ではそういうわけにもいかない。
    お客様への接遇表現を扱う本もあるけれど、取引先にメールで連絡する際には、少し冗長かもしれない。
    部下にパワハラにならないように指示するなら、謝罪するなら、などと、使う相手と場によって、方針が変わってくる。
    「ぴったり系」「ゆったり系」の両方を扱った本って、そう言えばあまり今までなかったような気がする。

    石黒さんの本は、これまで読んできたものも、この本も、よく整理されていて、実用的だ。
    最近この人が「日本語ビジネスマン」に見えて仕方がない(笑)。

  • 単なるノウハウ本かと思ったが、なかなか有益な情報が載っていた。
    日々のメールや報告書の文面を作成するさいに役立ち、少し頭も良く思われるだろう。

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/298819

  • 東2法経図・開架 816A/I73o//K

  •  よい本。

    【メモ】
    ・著者:のサイト。
    http://ishigurokei.com/posts/news2.html


    【書誌情報+内容紹介】
    発売日 2017年12月11日
    価格 定価:886円(本体820円)
    判型 新書判
    ページ数 256ページ
    商品コード 0088538
    Cコード C0281(日本語)
    ISBN 978-4-14-088538-3

    一生モノの「言葉の使い方」を身につける!
    「メールで同じ言葉が続く」「仕事のやり取りで言いたいことが伝わらない」「謝罪文で相手を怒らせてしまう」など大人の日本語の悩みは、「言い換え力」で解決! メール・日常会話からビジネス文書まで、すぐ使える実践的なアイデアを多数紹介するとともに、一生モノの「言い換え」の技術・発想を身につける10の実践的方法を伝授する。

    ■本書を読めば、大人の日本語の悩みが一挙解決!
    ・「知性」「教養」を感じさせる表現力が身につく
    ・ 言いたいこと、言いにくいことが確実に伝えられる
    ・ 相手の年齢や立場、話の文脈に合わせて言葉を選べるようになる
    ・ わかりにくいことを噛み砕いてわかりやすく説明できる
    ・ どんな文章でも要約・詳述する力がアップする
    https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885382017.html



    【目次】
    はじめに [003-008]
    目次 [006-014]

    第一章 知的に言い換える―――「話し言葉→書き言葉」 015
      漢語でかっちりと
      外来語で斬新に
      雅語でしっとりと
      二語の組み合わせを活用する
      名詞表現で引き締める
      接続詞・副詞の文体に注意
      第一章のまとめ

    第二章 わかりやすく言い換える――「難しい言葉→易しい言葉」 035
      知識の差を意識する
      語構成を示す
      難しい漢語を避ける
      耳慣れない外来語を避ける
      特殊な略語を避ける
      固有名詞で具体化する
      第二章のまとめ

    第三章 正確に言い換える――「一般語→専門語」 057
      類義語のニュアンスはしっかりと
      意味を限定する語を選ぶ
      二義文に敏感になる
      語の組み合わせ
      専門語を使う
      一般向けに言い換える
      体系性を意識する
      引用と思考を書き分ける
      研究の内容を整理する
      第三章のまとめ

    第四章 やわらかく言い換える――「下位語→上位語」 099
      生々しさを避ける
      語感を高める
      ものは言いよう
      プライバシーを守る
      呼べない名前
      第四章のまとめ

    第五章 ダイレクトに言い換える――「間接表現→直接表現」 115
      注意を喚起する
      社会的問題を提起する
      隠れた社会的問題を掘り起こす
      第五章のまとめ

    第六章 イメージ豊かに言い換える――「直接表現→感化表現」 127
      豊かな解釈を導く表現
      換喩や提喩を用いる
      隠喩を用いる
      感化力の高い表現き用いる
      表現の選び方で評価を伝える
      オマージュを活用する
      ものの見方を開拓する
      第六章のまとめ

    第七章 素直に言い換える――「婉曲的な表現→率直な表現」 159
      アサーティブな言い方をする
      ポジティブな言い方をする
      型どおりの表現から離れる
      第七章のまとめ

    第八章 穏やかに言い換える――「不快な表現→丁寧な表現」 177
      傷つけない言葉を選ぶ
      政治的公正性に配慮する
      別の面から好ましく言う
      感情をコントロールする
      相手を責めない
      上から目線を避ける
      第八章のまとめ

    第九章 シンプルに言い換える――「冗長な表現→簡潔な表現」 207
      簡潔に表現する
      文をつなげる
      要点を抜きだす
      鋳型を用意する
      第九章のまとめ

    第十章 言葉を尽くして言い換える――「物足りない表現→十全な表現」 227
      詳述する
      接続詞を活用する
      行間を埋める
      一言添える
      言葉を尽くす
      第十章のまとめ

    おわりに(二〇一七年一二月 SDG 石黒圭) [247-250]

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著者プロフィール

石黒 圭(いしぐろ・けい):国立国語研究所・総合研究大学院大学教授、一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。 1969年大阪府生まれ。神奈川県出身。一橋大学社会学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文章論。主な著書に『文章は接続詞で決まる』(光文社新書)、『この1冊できちんと書ける!【新版】論文・レポートの基本』(日本実業出版社)、『よくわかる文章表現の技術Ⅰ~Ⅴ』(明治書院)、『ていねいな文章大全――日本語の「伝わらない」を解決する108のヒント』(ダイヤモンド社)、『言語学者も知らない謎な日本語――研究者の父、大学生の娘に若者言葉を学ぶ』(教育評論社、石黒愛との共著)などがある。

「2025年 『読み手に届く 文章技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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