- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140885987
作品紹介・あらすじ
自筆ノートから見えてくる「天才画家」の正体──
芸術家であり、軍事技師であり、科学者でもあった「世紀の偉人」が本当になりたかったのは、「水」の研究者であり、アルキメデスだった! ダ・ヴィンチの鏡文字(左右反転させた文字)研究の第一人者が、遺された「手稿」を読み解き、天才の知られざる素顔を描き出す!
感想・レビュー・書評
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レオナルド1452年~1519年
第1章アルキメデスになりたかった男
気まぐれで約束を守らず、期日に完成できない
長い髭で殺し屋か悪漢のよう
アルキメデスはルネサンス時代になってその業績が紹介された古代最高の科学者
3章 ミケランジェロとの闘い
当代最高画家として「アンギアーリの戦」を委託される
しかし未完が多いレオナルドが巨大な壁画を完成できるか?
ミケランジェロに「カッシーナの戦」を書かせて、新旧の美術家を競わせようとした
レオナルド、ミケランジェロへ皮肉
「人体の表面というくるみの入った袋のように見え、筋肉質の裸体よりも、束にした大根のように見えてしまう」
《感想》
頑固じいさんのイメージ
ミケランジェロには皮肉っていたが、自分が知りたい学問なら年下でも教えを請うことができたそうだ
芸術家、植物学、数学、解剖学、
力学、流動力学、飛行力学、航空工学
軍事工学など
天才とまとめた方が早い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分が想像してたのとあまりにも違う角度でのレオナルド・ダ・ヴィンチ像だったので内容に入り込めなかった。
人によっては有益なのだろうか。少数派だと思うけど。 -
タイトルに惹かれて手に取った本です。
誰もが知る「レオナルド・ダ・ヴィンチ」ですが、著者はレオナルドの「手稿(自筆ノート)」の考究により彼の知られざる素顔を推理していきます。
「手稿」という興味深い“材料”からあれこれと多面的なレオナルド像を掘り出しているのですが、私の構想力では、それぞれのエピソードが少々断片的過ぎて、どうにも全体像を組み上げられませんでした。
何か一冊、レオナルドについての入門書のようなもので一通り勉強してから本書を手に取った方がよかったような気がしましたね。