科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 691
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140910221

作品紹介・あらすじ

「法則」や「理論」の本当の意味って知ってる?「科学的な説明」って何をすること?「科学」という複雑な営みはそもそも何のためにある?素朴な疑問を哲学的に考察し、科学の意義とさらなる可能性を対話形式で軽やかに説く。科学の真理は社会的構成物だとする相対主義に抗し、世界は科学によって正確に捉えられるという直観を擁護。基礎から今いちばんホットな話題までを網羅した、科学哲学入門の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 科学哲学ってのはなんだろうか?という素朴な疑問への回答とその意義の伝達を試みた一冊。

    「帰納法vsヒューム」の辺りはおもしろい。ただ他の箇所は読み飛ばしがちだったので、もうちょっと時間をかけて読むべきだったと反省。

    なぜかヒュームへの理解が深まったのでよかった。

  • 『哲学者はなんでこんなに対話篇が好きなんだろうか。
    という理由はまぁだいたい想像がつくけど、これもご多分にもれず対話形式をとっています。
    センセーとリカちゃんとテツオくんだったかな、彼ら3人の哲学オタクの会話から、科学哲学が楽しく学べます、そんなコンセプトの本。
    疑似科学について知りたくて借りたんだけど、この本からは「科学には実証可能なものが多く、疑似科学には実証不可能なものが多い」という程度のことしかわからなかった。
    それから、科学哲学を専攻している友達に言ったら殺されそうになったが、こんなもん考えるくらいだったらもうちょいましなこと考えろよ、というのが正直な感想。
    ロジカル・シンキングの訓練としては面白いが、おそらく実際的な意味はほぼ皆無。
    ま、話のタネにはなったからそーでもないか。
    あと、貸してくれた友達いわく、「後半は誤解を招きかねない記述が多いから(シロウトは)読まなくていい」らしいです。
    (参考:http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~tiseda/works/adventure.html)』

  • 科学哲学の基本的な問題と理論を説明しながら、著者の支持する立場の擁護を目指しています。
    基本概念の説明が明晰で、例も分かりやすい。

  • サイエンス
    哲学
    思索

  • 585円購入2012-11-20

  • 科学哲学の入門書であり、かつ筆者の立場である科学的実在論をいかに擁護するかのダイジェスト版。普段あまり観察不可能な対象について考えないからか、社会構成主義はちょっと問題ありだと思うが、科学的実在論をとるか科学的反実在論のどちらをとるかは正直どっちでもいいという感じ。でも科学理論とモデルの関係ってどうなっているんだろうという問いが得られたから良しとするか。

  • 対象や理論の実在性、科学の目的、科学の方法の妥当性、等、ふだん考えることのなかった問題について考えることができた。かなりややこしい問題を順を追って説明しており、なんとか読み進めることができる。演繹と帰納についての議論も勉強になった。

  • 三葛館一般 401||TO

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=60732

  • 大変良く出来た『科学哲学』の入門書であった。これを最初
    に読めば良かったかな(苦笑)。最終的に、科学哲学に対する
    著者自身の考え方が前面に押し出されるのだが、前もって
    自ら断りを入れているので問題はない。その誠実な態度と
    対話形式という読みやすさも手伝い、とても上質な入門書と
    いう印象が強く残った。

    科学哲学の難しいところから初めて逆向きに進み、やっと
    振り出しに戻った感じ(笑)。ここから再び先へ進もうと思い
    ます。

  • 慣れない用語も多く、行きつ戻りつしながらゆっくりと読んだ。対話調でやさしく書かれてあったので、リカちゃんとテツオくんほど理解が早い生徒にはなれなかったけど、ちゃんと読めば議論を追っていくことはできた。

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