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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140910474
作品紹介・あらすじ
「改革」は社会に何をもたらしたのか。景気が回復したと言われる一方で、大企業と中小企業、正規雇用と非正規雇用、都市と地方、投機マネーと家計貯蓄の間に、超えがたい断層線が刻まれたのではないか。郵政民営化など公的部門の改革や、不良債権処理に伴う市場改革の結果、何が起こったのかを探り、既存の経済理論では説明しえない日本社会の現実に迫る。経済分断を克服するための、信頼形成のビジョンを説く注目作。
感想・レビュー・書評
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当時自分含め構造改革=善という空気だったことを思い出した。
社会経済学的な視点から構造改革を批判的に検証しているが、三菱自動車の不祥事など根拠とする例示が極端に感じる部分もあった。構造改革の良い面もあったはずなので推進派や中立的な視点の本も読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2冊
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昔とは違う経済構造になってるんだよな…
好況になっても、全ての人がそれを享受できるわけじゃない。
政府の、再分配機能なんてほとんど機能せず、小さくなってって民に投げてる。
色々考えなきゃならんのじゃ、みたいなだったかな… 2007/1/30
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