- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140911150
感想・レビュー・書評
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ふむ
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非常に丁寧な説明で一般人にも理解しやすい.2009年の書であるが,その後の月探査について,記載されている予定よりも遅れているのは仕方ないものだろう.
JAXAのかぐやの公式ページが紹介されていたので覗いてみたが,着々と当時のデータから論文が発表されており興味深い. -
記述水準はきわめて高い。一般向けだが、読了には相当の覚悟が必要。月について、キレイ、不思議などの感慨だけで本書を読み通すのは困難か。理学系の大学学部生などが一番のターゲットか。
その上で、月の起源、進化の両面で、仮説の域を出ていない論が多く、まだまだ分からないことが多いことが興味深かった。
・大潮での生物の産卵の多発(P71)
・太陽系の材料物質は、集まった時に一時高温になって蒸発し、よく攪拌されたらしい。なぜなら太陽系の初期情報を保持していると考えられているある種の隕石組成が似通っているからだ。(コンドルール。P76)
・ジャイアントインパクト説はご都合主義(P84)
・マグマの大洋仮説(P103)
・かぐやのハイビジョンカメラの満地球の出と入りは年に2回しかチャンスがない(P181) -
図書館で借りてきましたが、面白いので買って手元に置いておきたいなと思いました。この本は月探査衛星「かぐや」が活躍していたころに出版された、月の科学のこれまでとこれからを詳しく紹介した本です。はっきりいってかなり詳しいです。字が多いのでちょっと退屈かもしれません(笑)
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5-10 Sep 2008 図書館
月に関するからサイエンスまで,淡々と語ってある。濃密な内容の割に語り口はあっさりしていて読みやすい。買うかもしれないな。がくやのこれからにとても期待している。
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巻頭を見てかぐやの最新情報が満載かと期待してしまってましたが
かぐやの最新情報が少ししか紹介されていないのは残念です。
とはいえ、最新の月科学について解りやすく解説しています。