仏像[完全版] 心とかたち (NHKブックス 1250)

  • NHK出版 (2018年4月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784140912508

みんなの感想まとめ

仏像を通じて日本人の精神や歴史を探求する本で、各仏像の造型やその背景にある信仰を解説しています。著者は、仏像の成り立ちやその意味を読み解くことで、読者に日本人の思想や感情を理解する手助けをしてくれます...

感想・レビュー・書評

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  • 仏像の造型の種類から日本人の心を読む。
    50年以上前に発行された『仏像』『続 仏像』を1冊にまとめて読みやすく(…とありますが、最後の章にさらりと今回の本には入っていない話が出てきたり)

    まずそれぞれの造型についての解説があり、最後に梅原先生がその心を探るという構成。
    解説はわかりやすく説明されいるが、少々専門的で難しいところも。
    あと例えの仏画や仏像の写真が少ないので、まったくの初心者は画像検索しなければ理解しにくいかな。

    これ一冊で仏像をわかるのは無理ですが、その成り立ちや心を知る、ひとつのきっかけになる本だと思う。

  • ・原始時代の仏教は釈迦牟尼の姿を表示することがなかったが、BC324年のアレクサンドロス大王の西インド進軍で、とくにガンダーラを中心にインド・ギリシア芸術が発生し、釈迦牟尼の姿が現されるようになった。
    ・大乗仏教はAD1世紀に起きた仏教革新運動。ここに、大日・薬師・阿弥陀といった多くの仏が生まれることになる。
    ・仏教で表現される死は自然死であり、諦め-微笑という感情の論理が成り立つのに対し、キリスト教で表現される死は殺人であり、復讐-審判という論理が成り立つ。
    ・釈迦如来像は悟りを開いた釈迦が大衆を教化する姿
    ・薬師如来は医学尊重の精神と結びついた、現世利益の仏。釈迦如来と識別が難しい。
    ・阿弥陀如来は来世の幸福を願う仏。とはいえ、親鸞のような浄土教ではこの世が既に弥勒の境地とされる。白水阿弥陀堂や富貴寺大堂は修行のための阿弥陀堂であるのに対し、平等院鳳凰堂は豪華で絢爛な雰囲気を味わうための阿弥陀堂。
    ・大日如来はきらびやかな装飾をつけている(その意味で菩薩に近い)。大日如来はもともと毘盧遮那である。
    ・菩薩は如来になるための修行中。

  • 【仏像鑑賞におススメしたい本5選④】仏の種類によって、なぜ日本で信仰されてきたのか、人々の心を引き継げるのか、考察する本。元々がテレビ番組だったので、読みやすく、かつ、発見がある。三井記念美術館の館長オススメときいて買ったのだが、さすがです!

  • 2018/09/24

  • どうでもいいけど、なぜか違うカバーが二重にかかっていた。
    前のは地味すぎて売れなかったのかな。

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