最新版 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス No.1272 1272)
- NHK出版 (2022年1月25日発売)
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感想 : 87件
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784140912720
作品紹介・あらすじ
累計28万部のロングセラー、最後の大改訂! キミは論文って何かを知っているか?
「論文書き方本の最終兵器」を10年ぶりにアップデート。主人公は作文のヘタな大学新入生。彼がダメ論文を「Aプラス論文」へ改善するまでのプロセスを追いながら、論文の基本からアウトラインの作り方、草稿のまとめ方、仕上げ方までを伝授する。類書にはないウリとして、主張の説得力を高めるための「論証」のテクニックを分かりやすく解説。さらに、この10年間の環境の変化をふまえて、文献や資料探し、情報検索の方法についてさらに詳しい解説をほどこすほか、明快で読みやすい論文を書くための文章指南パートを大幅増量!
第1章 論文の宿題が出ちゃった!
第2章 論文には「問いと主張と論証」が必要だ
第3章 論文にはダンドリも必要だ
第4章 論文とは「型にはまった」文章である
第5章 論文の種としてのアウトライン
第6章 そもそも論証ってどういうこと?
第7章 「パラグラフ・ライティング」という考え方
第8章 わかりやすい文章を書くために
第9章 最後の仕上げ
巻末豪華五大付録
A 論文提出直前のチェックリスト
B 論文完成までのフローチャート
C ここだけのインサイダー情報:論文の評価基準
D 「禁句集」――作文ヘタ夫くんの使いがちな表現トップテン+α
E おすすめの図書など
みんなの感想まとめ
論文の書き方を分かりやすく指南する本書は、会話形式で進むため、読者にとって非常に親しみやすい内容となっています。大学時代に出会いたかったという声が多く、論文を書くことがない人でも物事の考え方に役立つヒ...
感想・レビュー・書評
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最新版が出たと知り早速復習&アップデート。論文はアウトラインを育てていくものである、との本書の核心は変わらず、デジタル化に合わせ情報検索、文献・資料探しの方法が現代化。相変わらず面白おかしく読みやすい文章で具体例が豊富。コロナ禍ではレポート提出が多くなっていると聞くため、大学生やリカレントしている社会人は是非本書を片手に大学の授業をサバイブしてほしい。また、言論で成り立つ民主主義社会に生きる全てが論理的説得術を身につけるべきいう筆者の持論に激しく同意。大学教育や論文に無関係と思ういかなる人にもお勧めしたい一冊である。
(内容要約) 論文とは、問題(定式化した明確な問い)についての主張(明確な答え・仮説)を第三者がチェック可能な形で理論的に論証をする(=自分の考えを普遍化された形で書いた)、特有の形式を持った文章。論文を執筆する道筋は、アウトライン(骨格)を育てていく(項目アウトライン→文アウトライン→文章による肉付け)ことにより、自ずと完成する。アウトラインは論文の種であるとともに次に何をすべきか(ex.問いの細分化、調査の必要性、論拠の補強等)を指令する命令書兼アブストラクト・目次の原型になるものでもある。論証とはある主張の説得力を理論的に高めるために行う言語行為であり、十分な裏付けを持ち、反例のない根拠を提示する必要がある(cf.アナロジー、帰納法)。言語的行為により自己の主張の説得力を強化するのは唯一相手と対等でありうる手段であるから。大学での論文指導は、研究者を生み出すためではなく、自己の主張をデータや論拠で補強することで相手を説得するという民主主義社会の担い手に必要となるスキルを身につけることができるようにするために行われている。教育はある種の暴力(おせっかい)であるが、少数の権力者の恣意に一任するのではなく社会の構成員のより多くの人が自分の考えを論拠を持って示したのに対し、異なる考えの人がその論拠の弱さをついて反論し、説得することでどのような社会を築いていくか、どのように問題解決するか、答えのない問いに対してより良い答えを議論の中で見つけていくことができる民主主義社会の担い手を増やすために本書が書かれたといえる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貸出状況はこちらから確認してください↓
https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00304122 -
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001201728 -
【資料ID】 97210474
【請求記号】 816.5/T
【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB50272002
ちょっとした論文を書けることは、文系理系問わず現代社会人の基本的な教養の一部。
ではなぜ論理的に文章を書くスキルが要求されるのだろう。
そもそも論文ってなに?
論文ってどんな文章なの?
読者の皆さんには本書を最後まで読み通してもらいたい。
そのためできる限り読みものとしても楽しい本になるよう心がけた、
と著者が書かれている通り読んでいてクスっと笑える言い回しにも飽きが来ません。
論文の書き方本でありながらとても面白く楽しい一冊です。
自分なりに時間を掛けて頑張って書いたつもりなのに
いつも提出したレポートや論文がC判定や提出しなおしで返ってきて、
また書き直し・・・やる気ない・・・と肩を落とされる方、
文章を書くこと自体が好きではない、むしろ苦手な方こそ手に取って
楽しみながらおもしろおかしく読んで欲しい1冊です。 -
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50272002 -
2Fシラバスコーナーに展示中
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50272002 -
愛知大学図書館のOPAC https://opac.aichi-u.ac.jp/webopac/BB01039498
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このように会話形式で進む形式が結局一番わかりやすい。こりゃ売れるわ。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/777774 -
【2025年度「新入生に読んでほしい一冊」による紹介】
石渡龍輔先生からの推薦図書です。
<推薦理由>
私の研究室では3年生のゼミでまずこの本を読みます。どうして大学ではレポートや論文を書く必要があるのか?そういった疑問への答えも書いてある名著です。
図書館の所蔵状況はこちらから確認できます!
https://mcatalog.lib.muroran-it.ac.jp/webopac/TW00366529 -
最初からサブいギャグがかなりキツくて、読み通すのに本当に苦労した。これをベースにアカデミックライティングの授業があったから全部読んだけど、もう参照する気にもならない。ホント読んだだけで使わないなら読まなければ良かったな…て思うくらい疲労した。もちろん、こんなベストセラーなんだから内容は秀逸でこの本に書いてあることくらいは知っておくべきだし実践できるようになるべきだとは思うけど、なんかもっと良い本があれば別の本で学ぶのがいいのではないでしょうか。
著者プロフィール
戸田山和久の作品
