いま平和とは: 「新しい戦争の時代」に考える (NHK人間講座)

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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784141891116

感想・レビュー・書評

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  • 「NHK人間講座」のテキストなので、広い読者層を想定し非常に読みやすい。「平和とは何なのか?」という問いに対する手がかりを幾つも与えてくれる雑誌。

    希望を見せてくれる名言も幾つか織り込まれている。
    「イスラエルの市民はパレスチナ人に報復しろと叫ぶが、報復はマフィアの仕事である。我々空軍パイロットの仕事ではない」
    (2003年9月、イスラエル空軍の作戦行動を拒否したパイロットの言葉)

  • (2004.12.30読了)(2004.09.30購入)
    副題「[新しい戦争の時代]に考える」
    *表紙より*
    地域紛争とテロの頻発する「新しい戦争の時代」に突入した今日、世界はどこへ向かおうとしているのか。国際機構のほか、NGOなど市民的な活動に紛争解決の糸口を探り、平和への手掛かりをつかむ。

    【目次】
    はじめに
    第1回 尽きせぬ武力紛争
    第2回 未完の理想―国連による平和
    第3回 国際人道法のかたち―武力紛争のルールについて
    第4回 ジェノサイドの最前線―人道犯罪裁判の攻防
    第5回 さまざまな平和観
    第6回 人道的介入
    第7回 絶望から和解へ―パレスチナ断章
    第8回 境界を超えて
    主要参考文献

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著者プロフィール

国際法学者、バーゼル大学客員教授。1950年北海道生まれ。
1980年より国際基督教大学教授、同大学平和研究所所長を経て、
2011-21年まで早稲田大学教授。日本平和学会会長などを歴任。
『国境なき平和に』『国際立憲主義の時代』ほか著書多数。

「2021年 『未来の余白からⅡ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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