歴史に好奇心 2007年8・9月 拝見・武士の家計簿/江戸っ子に学ぶお金の使い方 (NHK知るを楽しむ)
- 日本放送出版協会 (2007年7月25日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・雑誌 / ISBN・EAN: 9784141891789
感想・レビュー・書評
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磯田道史著「拝見・武士の家計簿」
(1)どのような内容か
本書の内容は、題名にある通り武士の家計簿事情や江戸時代の金銭問題、差別について書かれています。
武士にも複雑な金銭問題があり、「武士の家計簿」から、江戸時代の武士の日常生活の様子が見ることができ、この家計簿は猪山さんという、加賀藩の下級武士がつけたものでした。
(2)注目
一つ目に私が注目したのは、武士身分の内部での、身分差別が凄まじいという内容でした。小学校教育では百姓は武士にも土下座をさせられていた、武士にも無礼を働いた百姓を無礼打ちにする特権があったと教えられてきました。しかし、実際には、厳しい身分差別は武士身分の内部でも行われていたという事実です。
二つ目は、武士が貧乏だった理由について注目しました。浪費をとめられない武士の家計として、財布に入ってくる収入よりも財布から出ていく支出のほうが常に多くなる傾向があるということでした。その理由として「浪費をとめられない構造」を内部に含んでいるということでした。
(3)感想・意見
この本を読んで、授業で習った内容との違いが生じていることに気づかされました。
武士は裕福であり貧乏とは程遠いものだと思っていました。しかし、実際は浪費が抑えることができず、また武士身分の差別が酷いものとは知らずにいるところでした。一段と歴史に好奇心を持てるような本でした。(210106ー019).詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中公新書かに『武士の家計簿』の著者がある.この書がまとまった、経緯を
本書からみてとれる.古書店から、古文書の発見、通報.
士族家庭に多額の債務が累積し、その整理をおこなう過程で、経理記載がすすむ.
前田百万石の城下で、「御算用者」とよばれる会計事務担当の一家.
「身分入用」と「身分支出」の概念化が、明確.浪費をとめられない「武士の家計」と位置づける.
江戸時代が「文書主義」といわれつつも、家計費の出入りなどなかなか白日にはならない.
それが、意図的に残された.背景に深刻な債務整理があったということ.読むと、詳細が提示されて、関心. -
*拝見・武士の家計簿/江戸っ子に学ぶお金の使い方
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たまたま見たテレビで武士の家計の話をしてて興味深かったので買って読んだ。武士の家計簿の話もおもしろかったが「江戸っ子に学ぶお金の使い方」はもっと面白かった。江戸庶民の暮らしぶりが伺えて時代物の本がさらに興味深く読めると思う。
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