福沢諭吉『学問のすゝめ』 2011年7月 (100分 de 名著)

制作 : 齋藤 孝 
  • NHK出版
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142230044

感想・レビュー・書評

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  • この解説を通じて「知識」と「実践」のバランスの重要性を再度認識したところです。実学としての知識を如何につけて実践していくか・・・これは永遠の課題となると思います。

  •  以前、Kindleで原作を読み、自分の解釈を確かめる意味もあり「学問のすすめ」の解説本として、このNHKのテキストを読みました。
    さすがに解りやすいですね。Eテレの番組のテキストらしいですが、その番組を知りませんでした。
     改めて、「学問のすすめ」と言う超超ベストセラーの偉大さを感じました。

  • 齋藤孝が名著「学問のすすめ」を解説。二つのキーワード、「識見渡航動力」と「優先順位」が骨子。「危機の時代における学問のすすめ」は現代に通じる応用できる書。
    齋藤孝氏の明るさのルーツはここか。

  • ■書名

    書名:福沢諭吉『学問のすゝめ』
       2011年7月 (100分 de 名著)
    著者:NHK出版

    ■概要

    NHK教育テレビで放送している番組のテキスト版。
    福沢諭吉の"学問のすゝめ"を4つのテーマに分けて、紹介しています。

     1.学問で人生を切りひらけ
     2.国とわたりあえる人物たれ
     3.独立自尊で生きよ
     4.いま「学問のすゝめ」をどういかすか

    ■感想

    この本は有名ですが、読んだ事ありませんでした。

    この本の1番の軸は、"勉強して独立(自分の頭で考え行動すること)
    しなさい"という部分だと思いました。

    本当に昔から、人間って変わらないんだな~と思います。

    文化や政治、正義や価値観は時代とともに変わっていっても、
    核となる部分(必要な部分)は変わっていないようです。

    ちゃんと読んでみるのも面白そうと感じました。

    ■気になった点

    ・学問をするのであれば、実社会で役に立つこと(仕事に生かせる
     こと)をやらなければならない。

    ・国民一人一人が知識と教養を身につけ、政府と対峙していかな
     ければならない。

    ・一揆を起こしたりせず、冷静に「正理」を唱えて政府に迫れ

    ・愚民の上には、苛政がある。
     良い民の上には、良い政府がある。

    ・独立の気概が無いものは必ず人に頼ることになる。
     人に頼るものは、必ずその人を恐れることになる。
     人を恐れるものは、必ずその人間にへつらうようになる。

    ・独立心⇒自分はチームの一員であり、チームの一翼を担っている
         という気概
     孤立 ⇒周囲とかかわりを持たず、一人でぽつんと存在すること

    ・自由とわがままの境目は、他人の害となることをするかしないか
     である。

    ・反対するなら代案をだせ。

    ・不平不満があるなら、自分で試みろ。

    ・学問(実社会で役に立つ事)を身につけよ
      ⇒(なぜ?)政府と対等に渡り合うため
       ⇒(なぜ?)良い民の上には良い政治がある
      ⇒(なぜ?)政府に頼らない為
       ⇒(なぜ?)政治以外の事は、「私立」がやるほうが
             いい場合が多いから。

    ・見識と行動力を兼ね備えた人間になれ(独立せよ)

  • 新宿紀伊国屋

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  • アメリカの独立宣言の一節を引用して、厳しい競争原理を問いたと解釈すべき。10人に1冊のベストセラー。人生の棚卸。201411

  • (2013.06.04読了)(2013.05.18購入)
    Eテレの100分de名著の放送テキストです。
    このテキストに該当する放映が行われていた2011年7月ごろは、まだ『学問のすゝめ』がさほど重要な本だとは思っていませんでした。題名から、勉強するといいことあるよ、というような内容のものだと思っていたので。
    2013年になって、「「文明論之概略」を読む(上)」丸山真男著、を読みだしたら、随所に、『学問のすゝめ』が引用されてくるので、(中)に進む前に、『学問のすゝめ』の現代語訳版を読んでみました。
    自分で考え、自分で行動する人間になって、国の独立を維持できる人間になりなさい、そのために、西洋の学問を学びなさい、と言いたかったようです。
    学んだことを、現実の中で、役立たせなさい、といっています。
    今も、昔も、本を読むとか、勉強をする、というのは、暇な人が、趣味で暇つぶしのためにやるものだ、と思っている人たちがいます。そういう側面がないわけではないのですが、実用のための場合もあります。福沢諭吉の場合は、実用の部分を強調しています。
    このテキストでは、『学問のすゝめ』のポイントとなるところを、要領よくまとめてくれています。

    【目次】
    【はじめに】カラリと明るく前向きな本
    第1回 学問で人生を切りひらけ
    第2回 国とわたりあえる人物たれ
    第3回 独立自尊で生きよ
    第4回 いま『学問のすゝめ』をどういかすか

    ●実学(21頁)
    福沢がまず大事だと言っているのは、正しい読み書きや、商いのための帳簿の計算、品物の目方の測り方などです。それをより充実させ、その道のエキスパートとなるために、地理学や物理学や経済学といった学問を学べと言っているのです。福沢が重視しているのは、現実を作っていく力があって、社会を発展進化させることに直接寄与するような、いわゆる科学的な学問です。しかもそれを、「学問のための学問」として学ぶのではなく、自分のたずさわる仕事に役立てる形で学べと言ったのです。
    ●江戸の精神風土(36頁)
    お上の意向を考えずに目立つことをすると叩かれるという考えが習い性になって、自主性や独創性を発揮しようという意欲が育たなくなってしまった
    ●独立自尊(51頁)
    国民それぞれが賢くなって自立すれば、国も立派に独立できる。西洋の国々を恐れることもなくなると言っています。
    ●秋山真之(53頁)
    「自分が一日怠けると、日本が一日遅れる」
    ●演説(57頁)
    一人ひとりが独立自尊の個人として「人間交際」をしていくときに重要なのは、各人がしっかりとした意見を持ち、堂々と主張し、また人の意見も聞き、互いを尊重し合うことです。そのための手段は何かというと、演説―、すなわち「スピーチ」です。
    ●怨望(64頁)
    福沢が最大の悪と断じているのが、「怨望」―すなわち、ねたみ、羨望、嫉妬の類です。
    ●識見と行動力(75頁)
    人間には物事を考える知識(識見)と、それを実行する力(行動力)が両方備わっていなければならない
    ●自分でやってみろ(79頁)
    非常に大きなことからとても細かいことまで、他人の働きに口を出そうとするならば、試しに自分をその働きの立場において、そこで反省してみなければいけない。

    ☆関連図書(既読)
    「福澤諭吉」西部邁著、文芸春秋、1999.12.10
    「「文明論之概略」を読む(上)」丸山真男著、岩波新書、1986.01.20
    「「文明論之概略」を読む(中)」丸山真男著、岩波新書、1986.03.27
    「「文明論之概略」を読む(下)」丸山真男著、岩波新書、1986.11.20
    「福沢諭吉「学問のすすめ」」福沢諭吉著・佐藤きむ訳、角川ソフィア文庫、2006.02.25
    (2013年6月6日・記)
    内容紹介 amazon
    学問をせずして、人生は切り拓けず!
    「天は人の上に人を造らず……」のあまりにも有名な一節ではじまる『学問のすゝめ』。明治期には17編で340万部も売り上げた大ベストセラーも、今やその内容を知る人は少なくなった。しかし、諭吉といえば近代日本最大の啓蒙思想家であり、本書はその代表作。この本を知らずして、日本の名著は語れない。

  • 201107積読
    20120208読み終わった
    このシリーズは入門書としてちょうど良い。この回は、明治という時代の解説も含めて本の内容がコンパクトに紹介されている。
    共感ポイントは2つ。他人の独立を助ける前にまず自分が独立せよ、という部分。真の孤独を知っている人なのだと思った。もうひとつは、人生を棚卸し総決算するという点。こうして思考を整理すればおのずと生活も持ち物も整理されていくと思う。
    原書はゆるゆる読むとして、いくつか出ている現代語訳、どれを選ぶか。思案中。

  • 100ページに満たないNHKテレビテキスト。実際の番組は観ていないし、学問のすすめも読んだことがないのだけど、時代背景や福沢諭吉の性格、学問のすすめの現代語訳もあり、要約を知るにはちょうどよかった。ここから「現代語訳 学問のすゝめ」「福翁自伝」へと読み進める上で、おすすめしたいテキストである。

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