ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 2019年12月 (NHK100分de名著)

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 94
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142231065

作品紹介・あらすじ

「父殺し」は人間の普遍的な欲望なのか?

世界文学史上、最高傑作の一つといわれる本作は、ドストエフスキーが人生の集大成として執筆した大長編小説である。家族・宗教・恋愛・嫉妬・善悪・友情・殺人・破滅といった様々なテーマが盛り込まれ、壮大かつスリリングなドラマが展開される傑作を、ロシア文学研究の第一人者が現代的視点から読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 「ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』」亀山郁夫著、NHK出版、2019.12.01
    135p ¥576 C9497 (2020.01.04読了)(2019.11.26購入)

    【目次】
    【はじめに】いまなお謎をはらむ物語
    第1回 過剰なる家族
    第2回 神は存在するのか
    第3回 「魂の救い」はあるのか
    第4回 父殺しの深層

    ☆関連図書(既読)
    「カラマーゾフの兄弟(上)」ドストエフスキー著・原卓也訳、新潮文庫、1978.07.20
    「カラマーゾフの兄弟(中)」ドストエフスキー著・原卓也訳、新潮文庫、1978.07.20
    「カラマーゾフの兄弟(下)」ドストエフスキー著・原卓也訳、新潮文庫、1978.07.20
    「貧しき人々」ドストエフスキー著・原久一郎訳、岩波文庫、1931.02.28
    「罪と罰(上)」ドストエフスキー著・米川正夫著、新潮文庫、1951.02.05
    「罪と罰(下)」ドストエフスキー著・米川正夫著、新潮文庫、1951.02.25
    「罪と罰(上)」ドストエフスキー著・工藤精一郎訳、新潮文庫、1987.06.05
    「罪と罰(下)」ドストエフスキー著・工藤精一郎訳、新潮文庫、1987.06.05
    「地下生活者の手記」ドストエフスキー著・中村融著、角川文庫、1952.08.15
    「白夜」ドストエフスキー著・小沼文彦訳、角川文庫、1958.04.15
    「白痴(上)」ドストエフスキー著・木村浩訳、新潮文庫、1970.12.30
    「白痴(下)」ドストエフスキー著・木村浩訳、新潮文庫、1970.12.30
    「悪霊(上)」ドストエフスキー著・江川卓著、新潮文庫、1971.11.30
    「悪霊(下)」ドストエフスキー著・江川卓著、新潮文庫、1971.12.05
    「賭博者」ドストエフスキー著・原卓也訳、新潮文庫、1979.02.20
    「ドストエフスキイの生活」小林秀雄著、角川文庫、1955.08.20
    「ドストエフスキイ」埴谷雄高著、NHKブックス、1965.11.20
    「ドストエフスキーのおもしろさ」中村健之介著、岩波ジュニア新書、1988.03.22
    「ドストエフスキー『罪と罰』」亀山郁夫著、NHK出版、2013.12.01
    「悲劇のロシア」亀山郁夫著、NHK知るを楽しむ、2008.02.01
    内容紹介(amazon)
    「父殺し」は人間の普遍的な欲望なのか?
    世界文学史上、最高傑作の一つといわれる本作は、ドストエフスキーが人生の集大成として執筆した大長編小説である。家族・宗教・恋愛・嫉妬・善悪・友情・殺人・破滅といった様々なテーマが盛り込まれ、壮大かつスリリングなドラマが展開される傑作を、ロシア文学研究の第一人者が現代的視点から読み解く。

  • 短くまとまってるからこそいろいろ気づかされることがあって良い。ミーチャが留置所で見た苦しむ子供の夢はイワンが語ったエピソードとつながってるし、自分が誰よりも1番下劣だと宣言するシーンはゾシマ長老も過去同じようなことを言ってるんだな。
    普通に読んでるとそのへんの符合に気づけなかったりする。(長いから)

  • ■書名

    書名:ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 2019年12月 (NHK100分de名著)
    著者:亀山 郁夫

    ■概要

    「父殺し」は人間の普遍的な欲望なのか?

    世界文学史上、最高傑作の一つといわれる本作は、ドストエフスキーが人生の
    集大成として執筆した大長編小説である。家族・宗教・恋愛・嫉妬・善悪・
    友情・殺人・破滅といった様々なテーマが盛り込まれ、壮大かつスリリングな
    ドラマが展開される傑作を、ロシア文学研究の第一人者が現代的視点から読み解く。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    やっぱり宗教が絡むとどうでもいいな~と感じてしまいます。
    宗教なんて、もはや論争するだけ無駄であり、矛盾がかならずどこかにあり
    それを防ぐため、適当な理由をつけているものです。

    神とかキリスト教とかどうでもいいから、単純に「この人はこう考えている」
    という理由で物語を描いてほしい。
    宗教論争を読んだところで、答えは無いし、考えるだけ無駄。
    個人的には、極論として、「場合によってが殺人は合法されるのが当たり前」
    というのが個人的思想です。

    これが自分の思想(宗教)ですね。

    内容は面白いのでしょうが、宗教論争が邪魔で読む気がしないというのが個人的
    感想です。

  • この「第二の小説」を実践したのが高野史緒の「カラマーゾフの妹」なのだった。

  • タイトルは知っているが、内容は知らない小説「カラマーゾフの兄弟」の内容を知りたくて読んだ本。「カラマーゾフの兄弟」のストーリーが面白かった。ミステリー要素も面白かった。亀山郁夫先生の解説ならではの話を知ることができて良かった。いつか「カラマーゾフの兄弟」を読んでみたくなった。この本を読んで、ドストエフスキーの小説をまた「100分de名著」で紹介して欲しいと思った。「100分de名著ブックス」で「罪と罰」を出して欲しいと思った。

  • 19/11/27。

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著者プロフィール

ロシア文学者、名古屋外国語大学学長
1949年栃木県生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。天理大学、同志社大学を経て1990年より東京外国語大学外国語学部助教授、教授、同大学学長を歴任。2013年より現職。専門はロシア文学、ロシア文化論。著書に、『ドストエフスキー父殺しの文学』(NHKブックス)、『新カラマーゾフの兄弟』(河出書房新社)『『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する』(集英社新書)など、訳書にドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』( 共に光文社古典新訳文庫)など多数。

「2019年 『ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 2019年12月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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