呉兢『貞観政要』 2020年1月 (NHK100分de名著)

著者 :
  • NHK出版
3.81
  • (7)
  • (15)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 134
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142231072

作品紹介・あらすじ

中国史上最大の名君はこうして生まれた

唐の第2代皇帝・太宗が治めた貞観期(627~649年)は、理想的な政治が行われた時代として名高い。その神髄が詰まっている『貞観政要』は、後世の皇帝がこぞって読み継ぎ、わが国でも徳川家康や明治天皇が愛読したという帝王学の古典。本当に優れたリーダーの資質とは。強い組織をいかに作るか。判断力はどのように磨くか──卓抜な比喩表現を味わいながら、現代的な視点で読み解く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「呉兢『貞観政要』」出口治明著、NHK出版、2020.01.01
    103p ¥576 C9498 (2020.02.05読了)(2019.12.28購入)

    【目次】
    【はじめに】どんな人にも役立つリーダー論の古典
    第1回 優れたリーダーの条件
    第2回 判断の座標軸を持て
    第3回 チームの力を鍛える
    第4回 組織をどう持続させるか

    ☆関連図書(既読)
    「帝王学―「貞観政要」の読み方」山本七平著、日本経済新聞社、1983.11.25
    「読書の学校『西遊記』」出口治明著、NHK出版、2018.05.30
    「ネットで生保を売ろう!」岩瀬大輔著、文藝春秋、2011.03.25
    内容紹介(amazon)
    中国史上最大の名君はこうして生まれた
    唐の第2代皇帝・太宗が治めた貞観期(627~649年)は、理想的な政治が行われた時代として名高い。その神髄が詰まっている『貞観政要』は、後世の皇帝がこぞって読み継ぎ、わが国でも徳川家康や明治天皇が愛読したという帝王学の古典。本当に優れたリーダーの資質とは。強い組織をいかに作るか。判断力はどのように磨くか──卓抜な比喩表現を味わいながら、現代的な視点で読み解く。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/528135

  • 子育てしている私にも当てはまる。リーダーとしての役割。太宗のように謙虚で、きちんと話の聞ける親になりたい。
    仕事経験がある身としては、反省するばかりだし。
    早く知りたかったの思います。
    私の下についてきた方ごめんなさい
    キャラ的には太宗も凄いけど、魏徴のファン。
    魏徴の様に上司に接していきたい。

  • さらっと読めていいこと書いてる

  • 貞観時代の政治要諦(じょうがん)
    出口治明(でぐちはるあき)ライフネット生命創業者
    30歳ごろ初めて部下を持った時に読んだ座右の書

    時代背景
    6世紀、隋王朝が約40年でほろんだあと、統一した唐を立ち上げた太宗の話

    太宗(李世民):中国歴史の1千人の皇帝の中で一二を争う名君

    第1回 優れたリーダーの条件
    ①諫義太夫(諫言を役目とする)を置いた
    ②部下に仕事を任せた以上、目をつむる能力は必要
    一人がコントロールできるのは10人まで
    権限を委譲しないと組織は大きくならない

    第2回 判断の座標軸を持て
    公平性:今の仕事、過去のキャリア、将来の希望以外の人事部データを消すことで、年齢・性別などによる偏見をもたせない。
    ルールを作ったら上の人間が従う、例外を作らないこと。
    ルールはシンプルにしないと解釈に幅が生じる。「自分がやられたらいやなことはしない」といったしつけ。
    能力をベースに登用することが重要

    第3回 チームの力を鍛える
    リーダー:少数主義(制限があったほうがうまくいく)。攻めに強い人、守りに強い人を状況に応じて臨機応変に組織を編成するのがリーダーの役目。同じような人材を集めず、部下の個性を認めて適材適所に配置する。
    部下:諫言に努める。上司のメンツをつぶさない言い方。事実を確認する言い方。上司に気づきを得てもらい身を正してもらう。

    第4回 組織をどう持続させるか
    トップの辛さ:分からないことでも決めなければいけない。誰かに相談できない。孤独に耐える強さ。
    トップに求められる条件:正直さが求められる。部下がついていく。
    最期:後継者選定後、自分を律し続けることができなくなり贅沢に走ってしまうが、有終の美を飾るために初心にかえるよう臣下から諫言を受ける。

  • NHKの『 100分de名著 』は、読書好きにはたまらぬ番組。良く見るがゲストにより落差が激しい。
    今回のゲスト、出口治明氏はビジネス経験も豊富であり具体例が多く分かりやすい。
    番組テキストである本書も何度か読み返し咀嚼したいと思う。
    同じ出口氏の角川新書の本も読んでみたい。

  • リーダー論ということで、テレビに合わせて購入。テキストを読むのは随分遅れてしまった。テレビのサポートなので、印象に残ったところだけ。

    ・器が大きくならなくても、自分の器の容量を増やす方法…は、器の中身を捨てることです。…自分の好みや価値観など、こだわっている部分をすべて消してしまうのです。自分が築き上げたと自負する仕事観や人生観、自分は正しいという思い込みなどを、いったんすべて捨てて、無にしてしまう。

    ・人の上に立とうとする人間は、いつも元気で、明るく、楽しい表情をしているべき…上司がムッとしていて、その職場が楽しくなるでしょうか、部下はのびのびと仕事ができるでしょうか。…温和な笑みを湛えていても、威厳のある人はいくらでもいます。

    ・九徳
    ①寛にして栗(寛大ながら、不正を許さない厳しさ)
    ②柔にして立(柔和、しかしなるべきことはやり遂げる)
    ③ゲン(原の下に心という漢字)にして恭(真面目だが、尊大でなく丁寧)
    ④乱にして敬(事態を収束させる能力がありながら、謙虚)
    ⑤ジョウ(手偏に憂う)にして毅(威張ったりしないが、強い芯を持つ)
    ⑥直にして温(率直だが、温かい心を持つ)
    ⑦簡にして廉(細かい点には拘泥しない、清廉潔白)
    ⑧剛にして塞(ソク)(剛健だが、心が充実)
    ⑨キョウ(弓偏に一田一田)にして義(いかなる困難でも正しいことをやり遂げる強さを持つ)


    #100分de名著
    #貞観政要
    #太宗
    #李世民
    #出口治明

  • 中国古典には苦手意識があって避けてきたのですが、 出口 さんがお薦めされるだけのことはありました。
    リーダーだけでなくフォロワーにとって大切なことも示されていて、自分がやるべきことにもつながりました。

    経営者の資質を考える上で、とてつもなく役に立ちます。原書に当たりたいけど・・・・・・それは無理だろうな(苦笑)

  • ■書名

    書名:呉兢『貞観政要』 2020年1月 (NHK100分de名著)
    著者:出口 治明

    ■概要

    中国史上最大の名君はこうして生まれた

    唐の第2代皇帝・太宗が治めた貞観期(627~649年)は、理想的な政治が行われた時代として
    名高い。その神髄が詰まっている『貞観政要』は、後世の皇帝がこぞって読み継ぎ、
    わが国でも徳川家康や明治天皇が愛読したという帝王学の古典。本当に優れたリーダー
    の資質とは。強い組織をいかに作るか。判断力はどのように磨くか──卓抜な比喩表現
    を味わいながら、現代的な視点で読み解く。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■気になった点

    有名な本らしいです。
    私は全然知らなったです。

    有名な本らしく、当たり前に出来ればいいことが色々書いてあります。
    正論、まさに正論ですが、それを実現できることが難しい。
    結局、ここら辺は、心の強さに依存するから、そこらへん含め書いてある
    ともっといいのでしょうけど、ここら辺は、いくら本を読んでもすぐにどうこう
    出来るものではないですからね。

    いつもは要約本否定派ですが、少し長い本の場合、こういう要約本は、ありがたい。

  • 放送を見て購入。この人の言うことは深い。とても100分では真髄を理解することはできない。もう少しその思想に触れてみたいと思ったので、著書を買ってみることにしよう。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

立命館アジア太平洋大学(APU)学長学校法人立命館副総長・理事ライフネット生命保険株式会社創業者1948年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。1972年、京都大学法学部卒業後、日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年、ライフネット生命保険に社名を変更。12年上場。10年間社長、会長を務める。2018年1月より現職。『生命保険入門 新版』(岩波書店)、『全世界史(上、下)』(新潮文庫)、『人類5000年史(I~III)』ちくま新書)、『0から学ぶ「日本史」講義(古代篇/中世篇)』(文藝春秋)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)など著書多数。

「2020年 『ここにしかない大学 APU学長日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

出口治明の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヴィクトール・E...
ジャレド・ダイア...
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印

呉兢『貞観政要』 2020年1月 (NHK100分de名著)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×