「有吉佐和子スペシャル」12月 (100分 de 名著)

  • NHK出版 (2024年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・雑誌 (116ページ) / ISBN・EAN: 9784142231706

作品紹介・あらすじ

希代のストーリーテラー

昭和を代表する女性作家、有吉佐和子。数々のベストセラーを世に送り出したものの、文壇の主流からは「大衆文学」ととらえられ、十分な評価を得られなかったが、没後40年を迎えた今、再び注目が集まっている。時代を超えて読み継がれる背景には、彼女の作品に通底するユーモアとリアリティ、俯瞰する視点があった。
江戸時代の医家で繰り広げられる嫁姑争いを描いた『華岡青洲の妻』、経済成長期のさなかに高齢化の問題をあぶり出した『恍惚の人』、日常を生きる人々の機微を鮮やかに映し出した『青い壺』を題材に、「家」「老い」「幸せ」といった現代に共通するテーマを穿つ、女性たちの辛辣で、しなやかな語りを味わう。

感想・レビュー・書評

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  • 稀代のストーリーテラーとして、今でも通じる題材(嫁姑問題、老人問題)を方言等も効果的に使いつつ、表現しているようです。「青い壺」は是非近い内に読んでみたい

  • 有吉佐和子の青い壺を読んだ後に
    録画した番組を見ながらテキストを読みました。
    時代背景、描写の細かさを司会とゲストの人たちが会話し合うところでテキストを読みながらより深く理解できた。
    青い壺)短編集の中でも自分も感動した部分がゲストの人たちと一緒で、嬉しく思った。

  • 「有吉佐和子スペシャル」ソコロワ山下聖美著、NHK出版、2024.12.01
    107p ¥700 C9493 (2025.01.06読了)(2024.11.26購入)
    有吉佐和子さんの著作、『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『青い壺』の三作品が紹介されています。おまけで『女二人のニューギニア』も軽く紹介されています。
    手元に、未読の『恍惚の人』『複合汚染』『女二人のニューギニア』があるので、この機会に順次読んでいこうと思います。
    因みに『華岡青洲の妻』『紀ノ川』『出雲の阿国』『和宮様御留』は、既読です。

    【目次】
    はじめに その目を通して多彩な人生を追体験する
    第1回 埋もれた「女たちの人生」を掘り起こす―『華岡青洲の妻』
    第2回 「老い」を直視できない人々―『恍惚の人』①
    第3回 老いてなお光を放つ尊厳―『恍惚の人』②
    第4回 人生の皮肉を斜めから見つめる―『青い壺』
    もう一冊の名著 有吉佐和子『女二人のニューギニア』

    ☆関連図書(既読)
    「紀ノ川」有吉佐和子著、新潮文庫、1964.06.30
    「華岡青洲の妻」有吉佐和子著、新潮文庫、1970.01.30
    「出雲の阿国 上之巻」有吉佐和子著、中央公論社、1969.09.15
    「出雲の阿国 中之巻」有吉佐和子著、中央公論社、1969.10.15
    「出雲の阿国 下之巻」有吉佐和子著、中央公論社、1969.11.15
    「和宮様御留」有吉佐和子著、講談社文庫、1981.07.15(1978.04.)
    「宮沢賢治スペシャル」山下聖美著、NHK出版、2017.03.01
    「集中講義宮沢賢治」山下聖美著、NHK出版、2018.08.30
    (出版社より)
    希代のストーリーテラー
    昭和を代表する女性作家、有吉佐和子。数々のベストセラーを世に送り出したものの、文壇の主流からは「大衆文学」ととらえられ、十分な評価を得られなかったが、没後40年を迎えた今、再び注目が集まっている。時代を超えて読み継がれる背景には、彼女の作品に通底するユーモアとリアリティ、俯瞰する視点があった。
    江戸時代の医家で繰り広げられる嫁姑争いを描いた『華岡青洲の妻』、経済成長期のさなかに高齢化の問題をあぶり出した『恍惚の人』、日常を生きる人々の機微を鮮やかに映し出した『青い壺』を題材に、「家」「老い」「幸せ」といった現代に共通するテーマを穿つ、女性たちの辛辣で、しなやかな語りを味わう。

  • テレビ放映の方はなんとか青い壺のみ駆け込み視聴ができた。
    そして、青い壺を元々積読状態にしていたのでじゃあ読む前に100分de名著見るか、という感じだったのだが、
    青い壺の部分を見てから「あー、他の2作の放映も見たかったなぁ」
    とちょっと悔やまれる。
    本書だけでも十分に面白く、2作品は引き続き読んでみたいと思うのだが、
    テレビでの説明がより面白かったのだ。
    再放送してくれないかなぁ。

  • 最高に素晴らしくまとめられている
    3冊を一気読み

  • 紹介された三作のどれもがすばらしい。解説がよかったので、ぜひ原作を読んでみたいと思っている。

  • いつものこのシリーズは本の新しい出会いとなるもの。なかなか辿り着けないけど読んでいきたい

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著者プロフィール

ソコロワ山下聖美
(ソコロワ やました きよみ)

文芸研究家。
1972年生。日本女子大学文学部英文学科卒業、日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)。現在、日本大学芸術学部文芸学科教授。専攻は日本近現代文学、国際文化交流。

単著
『賢治文学「呪い」の構造』『ニチゲー力 日大芸術学部とは何か』(以上、三修社)、『女脳文学特講―芙美子・翠・晶子・らいてう・野枝・弥生子・みすゞ』(三省堂)、『新書で入門 宮沢賢治のちから』(新潮新書)、『わたしの宮沢賢治 豊穣の人』(ソレイユ出版)、『清水正の宮沢賢治論』『一〇〇年の坊っちゃん』『宮沢賢治・『ポラーノの広場』論』『宮沢賢治・『風の又三郎』論』『ケンジ童話とその周辺』『検証・宮沢賢治論』『宮沢賢治を読む』(以上、D文学研究会)、『検証・宮沢賢治の詩 〈1〉「春と修羅」』『検証・宮沢賢治の詩 〈2〉「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」』(以上、鳥影社)、『別冊NHK100分de名著 集中講義 宮沢賢治』(NHK出版)などがある。

共著
『共感覚から見えるもの アートと科学を彩る五感の世界』(勉誠出版)、『マンガで読み解く 宮沢賢治の童話事典』(東京堂出版)、『社会人になるためのキャリア情報リテラシー』『はじめての「情報」「メディア」「コミュニケ―ション」リテラシー』(以上、技術評論社)などがある。

「2022年 『林芙美子とインドネシア 作品と研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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