こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ (NHK趣味どきっ!)

  • NHK出版
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本棚登録 : 315
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142288045

作品紹介・あらすじ

いい本と出会いたい! もっと読書を楽しみたい!
人生を豊かにする‟本との付き合い方、楽しみ方”を見つけたい!

子どものときにはじめて手にした本、今の仕事のきっかけになった本、思い出すたびに涙がこぼれる本、勇気がわいてきた本、あきれるほど大笑いした本、やさしい気持ちになれた本……。あらためて本棚を眺めれば、本がいろいろな形で、自分が自分であるための“力”となってくれたことがわかります。
そんな素敵な本ともっともっと出会うためのヒントを、本を愛する著名人から学びます。彼らが、どのように本と出会い、心の糧としてきたのか、具体的な本とのエピソードから、本との付き合い方、楽しみ方をひも解いていきます。
あわせて、全国300店以上の本屋さんを巡った和氣正幸さんの案内で、「棚が語りかけてくる本屋さん」「大型書店攻略法」など、8つのテーマで個性派本屋さんを紹介。
上記の放送コンテンツに加えて、テキスト独自企画として「読書がもっと楽しくなる!おしゃれ&便利グッズ(仮)」などを加え、自分にフィットする「本&本屋さん」と出会うためのノウハウやヒントを伝えます。

◎本を愛する著名人(8名)
平松洋子さん(エッセイスト)
矢部太郎さん(お笑い芸人)
橋本麻里さん(日本美術を主な領域とするライター・エディター。公益財団法人永青文庫副館長。金沢工業大学客員教授)
穗村弘さん(歌人)
飛田和緒さん(料理家)
祖父江慎さん(グラフィックデザイナー)
渡辺満里奈さん(タレント)

◎BOOK SHOP LOVER・和氣正幸さんと巡る8件の本屋さん
●大型書店  ジュンク堂池袋本店(池袋)
テーマ:「大型書店攻略法」目的の本を手に入れる。未知との遭遇もある!
●独立系書店  本屋B&B(下北沢) 
テーマ:「新しい街の本屋さん」
●旅で出会う本屋さん  箱根本箱(神奈川県 箱根)
テーマ:旅の中で本と出会う 本を目指して旅をする
●絵本専門店  メインテント(吉祥寺)
テーマ:絵本という豊かな世界、子供はもちろん、大人もぜひ出会ってほしい
●古書店  よみた屋(吉祥寺)
テーマ:古本という宝探し モノとして、味わい深い本、美しい本と出会う
●味な本屋さん  コクテイル書房(高円寺)
テーマ:美味しい読書 本から新たな世界(料理)を広げる本との付き合い方
●ユニークな専門店  キャッツミャウブックス(三軒茶屋)
テーマ:猫と戯れ、猫の本と出会う 猫好きための本屋 こんな専門書店もある!
●人と出会う本屋さん  スノウショベリング(駒沢公園)
テーマ:本ともっと深く付き合いたい 読書会などイベントのある店
※番外編 BOOK SHOP TRAVELER(下北沢)

感想・レビュー・書評

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  • 此れも即買い(お金有る?)

    平松洋子さんの書評|好書好日
    https://book.asahi.com/reviews/reviewer/11002283

    「残さない」「増やさない」 Vol.1 エッセイスト・平松洋子さん | 暮らしとおしゃれの編集室
    https://kurashi-to-oshare.jp/life/58755/

    こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ 平松 洋子(著/文) - NHK出版 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784142288045

  • NHKEテレ「趣味どきっ!」の「本の道しるべ」テキストはとてもとても読み応えあるものでした。様々な著名人の本棚紹介は、矢部太郎(芸人・漫画家)、平松洋子(作家)、祖父江慎(ブックデザイナー)など、それぞれの個性が見事に反映された本棚。大判テキストでよかったなと思えるほど写真が大きく見易い。本棚の背表紙をじっくり眺めることができ、こちらの知的好奇心も刺激されまくりだ。
    そして、本屋ライター・和氣正幸さんによる「ワキさんの本屋案内」。大型書店から近年増えつつある個性派本屋、古本屋、専門書店など、あらゆるタイプの書店の楽しみ方をレクチャーしてくれる。これがまた、最っっ高にそそられる!和氣さんのTwitterきっかけで色々な個性派書店の通販を利用しているが、できるなら、この魅力的な書棚を直接見たいものよと切に思う。
    このテキストだけで十分に面白く、何度も読み返しているが、惜しむらくはこの番組視聴を逃してしまったこと。あ~心から残念!映像でも楽しみたかったなと欲が…。NHKオンデマンドで見ようかしら!
    タイトルに偽りなしの「本の道しるべ」。こんなご時世だからこそ、本&本屋に対する愛情が更に深まるというもの。最近はリアル店舗でも書店の通販でも、アホみたいに本を買いまくってる私だが、間違いなく本書がそのきっかけとなっている。

    • syikiさん
      こんにちは。いつも楽しく感想を拝読しています。
      ところでもうご存知かもしれませんが、好評だったようでアンコール放送があります!初回31(月...
      こんにちは。いつも楽しく感想を拝読しています。
      ところでもうご存知かもしれませんが、好評だったようでアンコール放送があります!初回31(月)です。ご参考までに。
      私ももう一回見ようと思います(^^)

      https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=25700
      2021/05/26
    • メイプルマフィンさん
      syikiさん:コメントありがとうございます!私もアンコール放送の件を昨日知りまして、心の中でガッツポーズしました!開始日までは知らなかった...
      syikiさん:コメントありがとうございます!私もアンコール放送の件を昨日知りまして、心の中でガッツポーズしました!開始日までは知らなかったので、情報ありがとうございますm(__)m今からすごく楽しみです♪
      2021/05/26
    • syikiさん
      開始日に間に合って良かったです!楽しみですね♪
      開始日に間に合って良かったです!楽しみですね♪
      2021/05/27
  • ずっとリビングに置いといて、ちょっとずつ読んでた。
    趣味どきっ!でやってくれてありがとう!
    もちろんテレビ放送でも見ました。
    本の話は大好きだし、本棚を見るのも好き。
    本屋さんも大好き。

    引っ越すたびに本を処分してきた。
    まだ残ってたらどんだけになっていただろう。
    実家の近くにあった古本屋さん、まだあるかな・・・

  • NHK番組「趣味どきっ!」の2020年10~11月放送分のテキストである。
    私はこの番組について今まで全く知らず、たまたま本屋でこのテキストを目にして入手したのだが(番組は第6回の穂村弘さんの回から見始めた)、本を愛する著名人8人の方々の本棚や読書のスタイルやエピソード、個性派本屋、読書関連のグッズなど、本好きが大いに楽しめる情報が満載である。私も多くの本好きの例に漏れず、様々な雑誌でときどき組まれる本や書店の特集には滅法弱く、よく買ってしまうのだが、本誌はとても充実した内容となっている。
    特に気に入ったのは、ライター・エディターの橋本麻里さんの回。橋本さんが、ゲーム作家、文筆家の山本貴光さんと暮らす家は、5万冊以上を収蔵する、まるで「図書館」で、リビング、ダイニングといった空間はなく、巨大なテーブルを置いた「閲覧室」で食事もお茶もお酒も楽しむという徹底ぶりなのだ。。。なんとも羨ましい家である。
    そして、彼らの掲げる読書法は「知の地図をつくる読書法」で、「開いて読まなくても、本が棚に存在し、その前を日々ふらふら歩き、背を見るともなく眺める。すると本と本の間に流れが生まれ、自然に自分用の知識のマップができていく。」といい、彼らが示してくれる読書の幅を広げるヒントは、◆「今の興味」に即した今だけのコーナーを意識してつくってみる。◆どんどん書き込みをして、本を自分のものにする。◆とにかく本の背を眺めて、知識のマップをつくり世界への入り口にする。◆読了することだけが読書ではない。目次や背を見ることも読書。◆ジャンルを超えた、テーマのある一棚をつくってみる。◆「よい本」の参考文献をチェックして、さらに興味を掘り下げる。というものである。様々なジャンルの本を読んで(見て)、自分の「知のマップ」をつくる。。。斎藤孝氏や小飼弾氏も提唱しているが、私が最も憧れる本の読み方である。
    もう一つ気になったのは、BOOKSHOP Travelers(下北沢)、ブックマンション(吉祥寺)、BOOK APARTMENT(西日暮里)などの、一箱を貸し出す本屋である。自分のお気に入り・お奨めの本を並べた本屋を持つことができたら、さぞかし楽しいことだろう。
    (番組は見逃しても)本誌だけでも十二分に楽しめる一冊である。

  • いろんな人の本との付き合い方が知れる。
    本の置き場や読む場所、人それぞれで面白い。

    私は最近では電子書籍で読むことが増えたが、やはり紙で読むのも好きである。
    美容室に行くときは必ず本を持っていくし、子供の運動会も子供の出番がないときは本を読む。

    お気に入りの本屋がある。
    1階から7階まだ全て本。
    たまーにしか行けない本屋。何故なら買いすぎるから。
    次に行けるのは何ヶ月先だろうか。

  • 前半は本を愛する著名人の本棚紹介、後半は色んな形態の本屋さん紹介。本との付き合い方の視野が広がった。

    本棚の写真をじっくり見るのは楽しい。時にぞわぞわするほど、どきどきワクワクした。本に囲まれて暮らすのも素敵だなぁ。

  • ・人の本棚て本当に面白い
    ・箱根のブックホテル泊まってみたい
    ・本というアイテムの存在感の大きさを感じた

  • 人の本棚覗くの楽しい!

  • 新シリーズが始まるようなので
    振り返りで再読
    人様の本棚を見るのは楽しい

  •  本を読む時、私は、まず老眼鏡、それとジェットスリームのボールペン(黒・青・赤)、メモ帳です。プラス、付箋紙、栞、文鎮です。「NHKテキスト 趣味どきっ! 本の道しるべ」、2020.10-11号。平松洋子さんは、パリのメトロの切符、美術館の半券なども栞に。おしゃれです! 家じゅうのどこにでも本がある坂本美雨さん。料理家、飛田和緒さんの娘さんが繰り返し読んでくれる本は、万城目学の「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」。

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平松洋子の作品

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