- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784142288045
作品紹介・あらすじ
いい本と出会いたい! もっと読書を楽しみたい!
人生を豊かにする‟本との付き合い方、楽しみ方”を見つけたい!
子どものときにはじめて手にした本、今の仕事のきっかけになった本、思い出すたびに涙がこぼれる本、勇気がわいてきた本、あきれるほど大笑いした本、やさしい気持ちになれた本……。あらためて本棚を眺めれば、本がいろいろな形で、自分が自分であるための“力”となってくれたことがわかります。
そんな素敵な本ともっともっと出会うためのヒントを、本を愛する著名人から学びます。彼らが、どのように本と出会い、心の糧としてきたのか、具体的な本とのエピソードから、本との付き合い方、楽しみ方をひも解いていきます。
あわせて、全国300店以上の本屋さんを巡った和氣正幸さんの案内で、「棚が語りかけてくる本屋さん」「大型書店攻略法」など、8つのテーマで個性派本屋さんを紹介。
上記の放送コンテンツに加えて、テキスト独自企画として「読書がもっと楽しくなる!おしゃれ&便利グッズ(仮)」などを加え、自分にフィットする「本&本屋さん」と出会うためのノウハウやヒントを伝えます。
◎本を愛する著名人(8名)
平松洋子さん(エッセイスト)
矢部太郎さん(お笑い芸人)
橋本麻里さん(日本美術を主な領域とするライター・エディター。公益財団法人永青文庫副館長。金沢工業大学客員教授)
穗村弘さん(歌人)
飛田和緒さん(料理家)
祖父江慎さん(グラフィックデザイナー)
渡辺満里奈さん(タレント)
◎BOOK SHOP LOVER・和氣正幸さんと巡る8件の本屋さん
●大型書店 ジュンク堂池袋本店(池袋)
テーマ:「大型書店攻略法」目的の本を手に入れる。未知との遭遇もある!
●独立系書店 本屋B&B(下北沢)
テーマ:「新しい街の本屋さん」
●旅で出会う本屋さん 箱根本箱(神奈川県 箱根)
テーマ:旅の中で本と出会う 本を目指して旅をする
●絵本専門店 メインテント(吉祥寺)
テーマ:絵本という豊かな世界、子供はもちろん、大人もぜひ出会ってほしい
●古書店 よみた屋(吉祥寺)
テーマ:古本という宝探し モノとして、味わい深い本、美しい本と出会う
●味な本屋さん コクテイル書房(高円寺)
テーマ:美味しい読書 本から新たな世界(料理)を広げる本との付き合い方
●ユニークな専門店 キャッツミャウブックス(三軒茶屋)
テーマ:猫と戯れ、猫の本と出会う 猫好きための本屋 こんな専門書店もある!
●人と出会う本屋さん スノウショベリング(駒沢公園)
テーマ:本ともっと深く付き合いたい 読書会などイベントのある店
※番外編 BOOK SHOP TRAVELER(下北沢)
感想・レビュー・書評
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NHKEテレ「趣味どきっ!」の「本の道しるべ」テキストはとてもとても読み応えあるものでした。様々な著名人の本棚紹介は、矢部太郎(芸人・漫画家)、平松洋子(作家)、祖父江慎(ブックデザイナー)など、それぞれの個性が見事に反映された本棚。大判テキストでよかったなと思えるほど写真が大きく見易い。本棚の背表紙をじっくり眺めることができ、こちらの知的好奇心も刺激されまくりだ。
そして、本屋ライター・和氣正幸さんによる「ワキさんの本屋案内」。大型書店から近年増えつつある個性派本屋、古本屋、専門書店など、あらゆるタイプの書店の楽しみ方をレクチャーしてくれる。これがまた、最っっ高にそそられる!和氣さんのTwitterきっかけで色々な個性派書店の通販を利用しているが、できるなら、この魅力的な書棚を直接見たいものよと切に思う。
このテキストだけで十分に面白く、何度も読み返しているが、惜しむらくはこの番組視聴を逃してしまったこと。あ~心から残念!映像でも楽しみたかったなと欲が…。NHKオンデマンドで見ようかしら!
タイトルに偽りなしの「本の道しるべ」。こんなご時世だからこそ、本&本屋に対する愛情が更に深まるというもの。最近はリアル店舗でも書店の通販でも、アホみたいに本を買いまくってる私だが、間違いなく本書がそのきっかけとなっている。-
こんにちは。いつも楽しく感想を拝読しています。
ところでもうご存知かもしれませんが、好評だったようでアンコール放送があります!初回31(月...こんにちは。いつも楽しく感想を拝読しています。
ところでもうご存知かもしれませんが、好評だったようでアンコール放送があります!初回31(月)です。ご参考までに。
私ももう一回見ようと思います(^^)
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=257002021/05/26 -
syikiさん:コメントありがとうございます!私もアンコール放送の件を昨日知りまして、心の中でガッツポーズしました!開始日までは知らなかった...syikiさん:コメントありがとうございます!私もアンコール放送の件を昨日知りまして、心の中でガッツポーズしました!開始日までは知らなかったので、情報ありがとうございますm(__)m今からすごく楽しみです♪2021/05/26
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2021/05/27
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ずっとリビングに置いといて、ちょっとずつ読んでた。
趣味どきっ!でやってくれてありがとう!
もちろんテレビ放送でも見ました。
本の話は大好きだし、本棚を見るのも好き。
本屋さんも大好き。
引っ越すたびに本を処分してきた。
まだ残ってたらどんだけになっていただろう。
実家の近くにあった古本屋さん、まだあるかな・・・ -
NHK番組「趣味どきっ!」の2020年10~11月放送分のテキストである。
私はこの番組について今まで全く知らず、たまたま本屋でこのテキストを目にして入手したのだが(番組は第6回の穂村弘さんの回から見始めた)、本を愛する著名人8人の方々の本棚や読書のスタイルやエピソード、個性派本屋、読書関連のグッズなど、本好きが大いに楽しめる情報が満載である。私も多くの本好きの例に漏れず、様々な雑誌でときどき組まれる本や書店の特集には滅法弱く、よく買ってしまうのだが、本誌はとても充実した内容となっている。
特に気に入ったのは、ライター・エディターの橋本麻里さんの回。橋本さんが、ゲーム作家、文筆家の山本貴光さんと暮らす家は、5万冊以上を収蔵する、まるで「図書館」で、リビング、ダイニングといった空間はなく、巨大なテーブルを置いた「閲覧室」で食事もお茶もお酒も楽しむという徹底ぶりなのだ。。。なんとも羨ましい家である。
そして、彼らの掲げる読書法は「知の地図をつくる読書法」で、「開いて読まなくても、本が棚に存在し、その前を日々ふらふら歩き、背を見るともなく眺める。すると本と本の間に流れが生まれ、自然に自分用の知識のマップができていく。」といい、彼らが示してくれる読書の幅を広げるヒントは、◆「今の興味」に即した今だけのコーナーを意識してつくってみる。◆どんどん書き込みをして、本を自分のものにする。◆とにかく本の背を眺めて、知識のマップをつくり世界への入り口にする。◆読了することだけが読書ではない。目次や背を見ることも読書。◆ジャンルを超えた、テーマのある一棚をつくってみる。◆「よい本」の参考文献をチェックして、さらに興味を掘り下げる。というものである。様々なジャンルの本を読んで(見て)、自分の「知のマップ」をつくる。。。斎藤孝氏や小飼弾氏も提唱しているが、私が最も憧れる本の読み方である。
もう一つ気になったのは、BOOKSHOP Travelers(下北沢)、ブックマンション(吉祥寺)、BOOK APARTMENT(西日暮里)などの、一箱を貸し出す本屋である。自分のお気に入り・お奨めの本を並べた本屋を持つことができたら、さぞかし楽しいことだろう。
(番組は見逃しても)本誌だけでも十二分に楽しめる一冊である。 -
いろんな人の本との付き合い方が知れる。
本の置き場や読む場所、人それぞれで面白い。
私は最近では電子書籍で読むことが増えたが、やはり紙で読むのも好きである。
美容室に行くときは必ず本を持っていくし、子供の運動会も子供の出番がないときは本を読む。
お気に入りの本屋がある。
1階から7階まだ全て本。
たまーにしか行けない本屋。何故なら買いすぎるから。
次に行けるのは何ヶ月先だろうか。 -
前半は本を愛する著名人の本棚紹介、後半は色んな形態の本屋さん紹介。本との付き合い方の視野が広がった。
本棚の写真をじっくり見るのは楽しい。時にぞわぞわするほど、どきどきワクワクした。本に囲まれて暮らすのも素敵だなぁ。 -
・人の本棚て本当に面白い
・箱根のブックホテル泊まってみたい
・本というアイテムの存在感の大きさを感じた -
人の本棚覗くの楽しい!
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新シリーズが始まるようなので
振り返りで再読
人様の本棚を見るのは楽しい