考える教室 大人のための哲学入門 (NHK出版 学びのきほん)

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 270
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784144072413

作品紹介・あらすじ

あの哲学者たちが遺した言葉を読み解く秘義とは。「対話する」「考える」「働く」「信じる」という身近なテーマから、あなたの中にある「私の哲学」を見つけていく。人生にとって一番重要な「問い」とは何か。いま最も注目される批評家が贈る、生きるために本当に必要な哲学の教室。

感想・レビュー・書評

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  • ソクラテス、デカルト、アレント、吉本隆明の4人の哲学者について著者の思いが語られていた。
    読んだことがある本についても、自分で読んだ時よりも深く分析されていて、さらに理解が進んだ。

    何を考えても何を読んでも結論が出ることはないが、考え続けることが哲学なのだ。
    無知の知のように、自分が知らないことに対する知的欲求を持ち続けたい。

  • 100ページ足らずのムック本。哲学入門のタイトルで取り上げているのは、プラトン、デカルト、ハンナ・アレント、吉本隆明。普通に考えると哲学者紹介で終わりそうなものですが、全然違います。1ページ1ページ考えることがある、重厚な内容です。だから厚さの割になかなか読み終わらない。
    「読書とは著者との対話」だと言われます。知識を仕入れるだけでなく、対話し考えること。だから冒頭にプラトン、というかソクラテスを持ってきているのかと思います。
    ビジネスパーソンは特に第3章のハンナ・アレントの章は読んでほしい。「仕事」と「労働」と「活動」の違いについて、また重なり合いについてがテーマになっています。自分にとって働くとはなにかを問い直すきっかけになると思います。
    普段からよほど深く物事を考えている人は別にすれば、とにかく読んだ方がいい。「早さ」に価値を置きすぎる時代に、じっくりと考える大切さを教えてくれます。
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  • 若松英輔さんの話を聞く機会があり読んでみた。わかりやすい。のだが、安易にわかりやすいと知ったつもりになるのではなく、ここから自分の頭で考えねばならぬのだ。ハンナアレントの章に感動。

  • 若松さんの本はなんだかんだ初。本を、ただ読むのでなくて、じっくり読むことの大事さを学んだ。ソクラテスの弁明、方法序説、人間の条件、共同幻想論が紹介される。

  • 19/04/04。

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著者プロフィール

若松英輔(わかまつ えいすけ)
1968年、新潟県生まれの批評家・随筆家。
慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」で第14回三田文学新人賞受賞。2018年『見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞、『美しい花 小林秀雄』(文藝春秋)で角川財団学芸賞をそれぞれ受賞。
その他の著書に『常世の花 石牟礼道子』(亜紀書房)、、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『霊性の哲学』(KADOKAWA)など。

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