NHK出版 学びのきほん ここちよさの建築 (教養・文化シリーズ)
- NHK出版 (2023年4月24日発売)
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感想 : 21件
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Amazon.co.jp ・雑誌 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784144072932
作品紹介・あらすじ
「自分」だけの住まいの幸福論
オンラインで人とつながることが増え、多くの時間を家で過ごすようになった今、私たちがより幸せに住まうためにはどうすればいいのか。本書では「建築と建物の違い」「建築を形作る用・強・美」 など、建築家が重視する「建築のそもそも」を学ぶことで、自分の住まいのあり方を捉え直していく。その上で、「好きなものを集める」「ホッとする空間をつくる」「手入れする」など、身近なところから「ここちよい住まいの作り方」を提案する、実践的入門書。
感想・レビュー・書評
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ホッとする
好きなものに囲まれる(自分に外在化)
思いを馳せる(窓を通じて見えないものに思いを馳せる)ルーツや宗教 建築の美しさは光 光が変化をもたらす
何かしたくなる:つくる つくる喜びは住まいの心地よさに大きく影響する この机だと〇〇したくなる ワクワク感
⑤ 変化する 学びによる自己変容 自分自身が変わり続けていく その変化を感じるには時間が必要 本棚はその一つ 本棚をチューニングする 生きた本棚
植物
愛着をもつ 手入れをすることで愛着がわく 手入れ=自分にとってしっくりくるニュートラルポジションを決めておく 自分にとって心地よい基準を決めて、そこからの変化度で手入れを行う
他者を招く
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【背景】
①なぜ読むか
「住」をめぐる世界に関心がある。
②何を得たいか
建築における“ここちよさ”とは何か
③読後の目標
自分の家や職場をよりよい環境にする。
【著者】
光嶋裕介
【出版社】
MHK出版
【要約】
【メモ】
p29
「建物」は、物質としての建物そのもののことです。一方で「建築」は、ある価値を実現するために意図をもってつくられた建物、あるいはそうした意図によって顕在化する考え方のこと。
p31
現存するヨーロッパ最古の建築書に、紀元前一世紀に活動したローマの建築家ウィトルウィウス(生没年未詳)がが著した『建築書』という本があります。
【感想】
学校という場で働いて「この空間は死んでる」と感じることがある。これは、なぜなのだろうか。ひとつは「用・強・美」の美が欠落している点だ。 -
住環境を快適にするヒントが詰まっていて、ここに書いてある方法を実際に試していきたい。
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家といえば、流行りのインテリアコーディネートとか、断捨離とか、予算とのたたかいとか、資産価値なと。制約条件の中で誰かの基準や正解を求めていた気がする。
自分が感じることを大切にすべき。自分の感性を育てるべき。という考え方が新鮮。ものを感じる余裕は持ち続けたい。
心地よさの7つの条件
①ほっとする
②好きなものを集める/どのぐらい集めるかを探る
③思いを馳せる
④何かをしたくなる
⑤変化する。
⑥愛着を持つ
⑦他者を招く。 -
日々の動きを考えまくって、めちゃめちゃこだわって作ってもらった自分の家がすきだ
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衣食住の中で住を充実されることは重要
コロナ禍以降、自宅を充実させる人が増えていることは良い傾向
もっと本物に囲まれた中で生活できるといいなと思う -
2024/06/14 読了
いい本。国語の評論文読んでるような感じの気分だった。
心地よいおへやを作りたい、と思って読み始め、最初に壮大な建築の話や生き方の話をされたので違ったかな、と思ったけど、それも最後に話してくれる。
その話のためにきちんと建築の話を最初にしていたのだとわかる。(あたりまえだが)整理されていて、書き口も柔らかく、読みやすかった。学びのきほんシリーズほかも読みたい。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/792560 -
「建築」って何?
建物、空間、場所があって、人それぞれが感じる・考えるもの。
用・強・美が備わっていること。
モダニズム建築は植民地化が行われるなか、場所の環境からの影響を排除した建築が求められていたのかなと感じた。
これなら砂漠でだって自分たちの物差しで権威を主張できるよね。
ガウディがサグラダファミリアを作り続けることが街づくりと関連を感じた。
サグラダファミリア見てみたい。 -
本棚、って良いよね。
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NHK出版の学びのきほんシリーズは、ちょくちょく手に取るシリーズ。
建築のカッコよさとかではなく、心地よさに、という題名に惹かれた。
住まい、生活、ライフスタイル、みたいなものが、人を通じて、建物を建築に変化させていく。
さらにその周りにある生活についての考え方も書かれている本だった。身体や感覚の話もあり、少し哲学的な匂いもあり、良い読書ができた。 -
学問的に掘り下げたい、という程の情熱はないけど、(色んな意味で)美しい建築物には興味を惹かれる。写真集とかパラパラするのも楽しい。そのくらいのスタンスだと、本シリーズの建築ものって、ちょうど良いのでは、と思いながら読んでみた。曰く、”建築と建物、空間と場所、はそれぞれ別もの”。なるほど。建築に求められるものは”用・強・美”。確かにそういう目で見ると、多少なり深く味わえた気にもなりそう。何より、”身体で空間を感じる”こと。これはきっと、誰しも知らずうち、程度の差こそあれやっていることかな。でもおかげで、建築を見るときのちょっとした心構え、みたいなのが身に付いた…のか?(笑)
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子どものころ「将来の夢は建築家」と言っていたことがある。それは単に父親が大工だったからというもの。父親が器用で何でもやってくれるものだから(たとえば中2のときの技術家庭の宿題、木製の折りたたみ椅子を作るというもの)僕は不器用になった。そのためかどうかは分からないが娘が建築の世界に足を踏み入れた。僕も趣味程度には建築を見たり、読んだりすることはあった。それで、「用強美」ということばくらいは知っていた。でも今回初めてそれらが、平面図、断面図、立面図とつながるということを知った。なるほど納得。こんなことちょっと建築を学んだことのある人なら周知の事実なのかもしれないが、僕にとっては新鮮であった。「じつは僕は建築家として、使い手の人に自分と違う解釈をされたときがすごくうれしかったりします。・・・計画通りにできて90点、そこに何らかの偶然がはたらいてこそ120点になるような感動があると思っています。予測不能なことには魅力があり、それは計画できないからこそおもしろい。」確かに。これは建築だけでなく、他のものを作って売るのも、サービスでも、教育だって同じようなことが言えそうな気がする。さて、サグラダ・ファミリアである。いやはや、なんとも、新しいものと古いものが混在していて、どう言っていいのかことばが見つからない。ただ、テレビや写真で見るだけではなく、実際に直接自分の目で見て、中にも入ってみたいものだ。古い部分を修繕しながらも新しい部分を追加していく。何とも死なない生き物(化け物)のようだ。定年後、建築をめぐる旅にでも出かけられたらいいなあ。まあとりあえず、東華菜館でヴォーリズの建築に触れながら中華料理を頂くくらいで我慢しておこうか。
著者プロフィール
光嶋裕介の作品
