世界史のリテラシー 「中国」は、いかにして統一されたか 始皇帝の六国平定 (教養・文化シリーズ)
- NHK出版 (2024年2月9日発売)
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感想 : 15件
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Amazon.co.jp ・雑誌 (150ページ) / ISBN・EAN: 9784144073113
作品紹介・あらすじ
現代まで引き継がれる一元的支配――その原点は秦王政の「キングダム」にあった。
今の中国の一元的支配の根源は何か? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通す新シリーズの第5弾! 初めて統一されて以降、二千年以上にわたって広大なエリアを保持し続けてきた「中国」。なぜいくたびも王朝交替を繰り返しながら、一元的支配体制は引き継がれてきたのか? 「辺境の蛮国」と見なされていた秦に現れた、希代の権力者の理想にその原点を見る。
第1章 秦王政はいかにして中華統一を成し遂げたのか?
第2章 後進国の秦がなぜ最先端の社会体制を作り出せたのか?
第3章 始皇帝の理想は中華統一の達成であり、統一の維持ではなかった!?
第4章 その後の中国大陸で二千年にわたって影響を与えた「国家モデル」の完成へ
感想・レビュー・書評
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中国とローマは古くから国家があった国。ローマはちょっと遠くてどこか他人事のようだけど、中国は隣国だから余計に日本との差を感じる時代。
この頃日本はまだ邪馬台国でもなく、ギャートルズのようにウホホとやって狩猟で生きていた、それなのにかたや中国は身なりもルールも段違い。
この時代の本はいくつも読んでいるけど、読むたびに新しい発見があったり、読み違えていてそうだったのかと思うものがあったりする。
論語が有名だけど、貞観政要も地味に良いんだよなって思いながら読みました。
コンパクトな文庫本が多い中、この本のサイズ厚みは読みやすかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国のような大きい国は
強権な政治でないと
法律でガッツリ治めないと
国家が成立しないんだろうなぁ
と思った
日本はゆるい...良くも悪くも
あと...巻数が多すぎて
手が出せないでいるけど
「キングダム」と「三国志」
読みたいなぁ...と思った -
中国史に造詣が深い著者の本なので勉強になる。本書にある様な統一の維持という点では漢帝国が歴史で実現しているが天下統一してからのオリジナリティについて始皇帝を上回る人は僅少ではなかろうか。領土の統一だけで無く単位のの統一という政治以外の面でも独自性有り。朕や皇帝という名称を考案しているところからもこの人の性格が現れている気もする。
皇帝というと重臣達に戴かれて安楽にしてれば良い様なイメージもあるが、寧ろ仕事量的に最も働いている様に見える。優秀ゆえに人に仕事を上手く振れていないところがあったのではないか。その辺が劉邦との違いといえる。
法科主義すぎて国はダメになったが韓非子の書籍を見て感激している辺りを見るに純粋に頭が良い人だったのだろうと認識される。 -
映画「キングダム」で秦王政が「中華を統一する最初の王に俺はなる」って台詞があるが、この本を読んでそれがほぼほぼ本当のことだとわかった
王驥、楊端和、羌カイなどが実在することも
大将軍は各将軍を指揮する 北方の騎馬軍も
学派
「儒家」孔子、孟子、荀子
「道家」老子、孟子
「法家」かんぴし=韓非子、しょうおう=商鞅、りし=李斯
「兵家」孫子、呉子
も -
秦・漢については何冊も読んでるため目新しさはなかったが、秦から漢その後の中国への影響について分かりやすく理解できた。
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ちょっと難しかったけど、中国という大きな国がどんな思想で2千年もの長きに渡って続いて来たか、少し理解できた。まさに私の「世界史のリテラシー」を上げてくれました。
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東2法経図・6F開架:222.04A/W46c//K
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10280774 -
始皇帝の本と言うよりかは殷周時代の氏姓制度から秦漢時代の中華的封建制度にどのように移り変わって言ったのかを紐解く本と言ったほうが正しいか。
道家思想をルーツに持つ法家思想によって早い段階で秦が氏姓制度を抜け出せたことで中華統一を果たし、それがなぜ統一後は通用しなかったのかを解説している。結局は呉楚七国の乱が決め手になり、後漢の章帝の時代に儒家思想を取り入れた事で中華的な封建制度が確立したと言う考えは非常に面白かった。 -
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著者プロフィール
渡邉義浩の作品
