NHK 宗教の時間 物語としての旧約聖書 (上) (NHKシリーズ)

  • NHK出版 (2018年3月28日発売)
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Amazon.co.jp ・雑誌 (172ページ) / ISBN・EAN: 9784149109886

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  • 歴史的事実を如何に信仰にそわせるか、現実と教義が相反しないように如何に整合性を保つか。古代のひとびとのそんな努力を感じた。
    事実ありきではなく信仰ありきでもない。
    事実を信仰ゆえに解釈するけれども、折り合いはうまくつけていく。

    イサク献供の背後にある「おそれとおののき」(キルケゴール)。
    人間のどんな悪しき企てであろうとも神の計画に最終的には収斂していく「摂理」への信憑。
    この辺りが聖書の神への信仰を支えているのだろうと腑に落ちた。

    以前に読んだ「集中講義 旧約聖書」(別冊100de名著)で示された唯一神への絶対的な(時にあきらめすら含んだ、理不尽な)服従の根拠はここにあるのか。

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著者プロフィール

月本 昭男(つきもと・あきお):1948年、長野県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科中退。ドイツ・テュービンゲン大学修了(Dr. Phil.)。立教大学キリスト教学科教授、上智大学神学部特任教授、古代オリエント博物館館長などを歴任。立教大学名誉教授・上智大学名誉教授。経堂聖書会所属。専門は旧約聖書学、古代オリエント学。著書に『詩篇の思想と信仰』(シリーズ全6巻)、『古代メソポタミアの神話と儀礼』、『物語としての旧約聖書』などが、原典翻訳に『ギルガメシュ叙事詩』、『創世記』などがある。

「2025年 『増補 古典としての旧約聖書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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