修道院殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ)

  • 早川書房 (1956年2月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784150002398

みんなの感想まとめ

緻密なトリックと独特の雰囲気が漂うミステリー作品です。物語は、雪に包まれた修道院での密室殺人事件を中心に展開し、周囲の静寂と荘厳さが緊張感を高めています。登場人物たちの複雑な関係や、毒入りチョコレート...

感想・レビュー・書評

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  • H・M卿シリーズです。
    怪奇性はないのですが荘厳さはあって雰囲気は十分にあります。
    周囲を降り積もった雪で囲まれた建物の中の死体といった足跡のない密室殺人です。
    舞台の場所、状況設定共に凝っています。
    この足跡のないトリックには意表を突かれました。

  • H・Mシリーズ

    甥であるジェームズ・ベネットの相談。ボーン家の客人である女優マーシャ・テートの殺害未遂事件。マーシャに贈られたチョコレートに含まれた毒。チョコレートを食べ倒れたティム・エムリー。雪の降った朝ボーン家に戻ったベネットの元に駆け込んできたジョン・ボーン。雪の僧院の中のマーシャの死。発見者であるジョンの足跡のほかに足跡は無い。捜査が進み自殺を図ったジョン。パトロンであるキャニフェスト卿を殺害したと告白を残したジョン。生きていたキャニフェスト卿。酔っ払い推理を披露し倒れたレインジャー。絞殺されたレインジャー。夜中に吠えた犬の謎。H・Mの推理。

     2010年11月20日購入

     2010年11月22日読了

  • 足跡一つない新雪に囲まれた美しき女優の死体。
    著者独自の怪奇趣味が少し鳴りを潜めた現代らしい作品です。
    よって星2つ

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著者プロフィール

Carter Dickson (1906-1977)
本名ジョン・ディクスン・カー。エラリー・クイーン、アガサ・クリスティーらとともにパズラー黄金時代を代表する作家のひとり。アメリカ合衆国のペンシルベニア州に生まれる。1930年、カー名義の『夜歩く』で彗星のようにデビュー。怪事件の連続と複雑な話を読ませる筆力で地歩を築く。1932年にイギリスに渡り、第二次世界大戦の勃発で一時帰国するも、再び渡英、その後空襲で家を失い、1947年にアメリカに帰国した。カー、ディクスンの二つの名義を使って、アンリ・バンコラン、ギデオン・フェル博士、ヘンリー・メリヴェール卿(H・M卿)らの名探偵を主人公に、密室、人間消失、足跡のない殺人など、不可能興味満点の本格ミステリを次々に発表、「不可能犯罪の巨匠」「密室のカー」と言われた。晩年には歴史ミステリの執筆も手掛け、このジャンルの先駆者ともされる。代表作に、「密室講義」でも知られる『三つの棺』(35)、『火刑法廷』(37)、『ユダの窓』(38)、『ビロードの悪魔』(51)などがある。

「2023年 『五つの箱の死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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