- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150002404
感想・レビュー・書評
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面白かったけど…が第一声。
有名な三大奇書の一冊で、名前くらいは知っている人も多いはず。
とは言っても本を読まない人は勿論、よく本を読む人でもこれは読みづらいことこの上ないです。
知らない知識がずらずら出てくる上、それについての説明もあるものの今の文体とはちょっと違う書き方?をしているため分かりづらい。
しかし、私的には読み慣れているかんじであり、内容は面白かったと思います。
ですが一般的に読みづらいだろうということで星マイナス1で。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三大奇書のひとつ。
こちらもポケミス60周年記念の丸善・ジュンク堂書店限定復刊。
河出文庫版を持っているが、ポケミス版の雰囲気は矢張りいい感じ。
各社の文庫では新字にされているが、ポケミス版は旧字。旧字で読むと何処か長閑に感じる……。 -
12月の2冊目。今年の204冊目。
読んだ感想は1つですね。意味分からない笑。いやーさすがにここまで意味がわからないとは思いませんでした。まぁそもそも日本語が読みにくいっていうのはありますがね。まぁこの本は人にはお薦めできませんね。好奇心が強い人だけどうぞって感じ。 -
三大奇書の一角。読書慣れしてない人が呼んでもただ辛いだけ。衒学趣味の方だけどうぞ。/ついに、ついに読み終えました。衒学趣味の終点といっても過言ではありません。ペダンチックはしばしば中二病的であると言われますが、ここまで突き抜けているともはや何も言えません。場景描写は今まで見た事無いレベルです。さて、この本を愛するが故に、あなたにお伝えしましょう。「決してお勧めしません。読みづらいし、理解不能です。それでもなお読みたいと思うあなただけが、黒死館の鍵を手に入れるのです」
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上下二段組、旧漢字、旧仮名表記の本文が(「文語」じゃありません) 、作品内容とあいまって、更なる迷宮感を増幅させる、希有なテキストです
21世紀にもなって、本文を改定しないまま再刊する早川書房の「蛮勇」に拍手!
あるいは、ただの「経費削減」かもしれませんが、そこがかえって「希少価値のあるテキストの刊行」につながったわけですから、更に拍手!
既に新刊では購入できないみたいですが、リアル古書店ででもネットででも、買えるうちに買っておきましょう!
読むのはあとからでもいいんです
できれば最初は河出文庫か創元推理文庫で読んで、二回目を教養文庫(こちらも絶版なので古書店かネットで購入のこと)で読んで、三回目をこのテキストになさるべきでしょうね -
【父よ吾も人の子なり】
とりあえず読みきったということで星4つ。
帯に「読了しただけで他人に誇れるミステリってそうはない」とある。内容は、、、うーん、、厳しい。
読みきった自分を褒めたい。 -
ワ ケ が 分 か ら な い 。
君たちいったい何をしゃべってるんだね??
多分ゴスロリ好きとか、変に向学心のあった高校〜大学生の頃に読めばいいのかもしれんが、もはやただのおばちゃんな私には背伸び(?)する気も・・・。
なんで、こないだ読んだ虚無への供物は、割とフツーにミステリーしてたので、それと「並び称される」というこの本もそんなもんかと思ってみたんだけど、全然違った・・・。 -
これでもかって見立て。魔術書とか、邪教とか。
でもちゃんと推理できて、面白く読めた。文語だったからちょっと読みづらかったけど。
奇書のレベルとしてはこれくらいがちょうどよいね。