長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260)

  • 早川書房 (1958年10月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784150002602

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  • 傑作です。
    夢の女の登場シーン
    「髪はおとぎ話の王女のようにうすい金色に輝いていた。頭にかぶった帽子の中に金髪が巣の中の小鳥のようにまるまっていた。眼はめったに見かけないとうもろこしの花のようなブルーで、まつ毛は長く、眼につかないほどのうすい色だった。向こうの端のテーブルまで歩いていって、白の長手袋を脱ぎはじめると、さっきのとしよりの給仕が私などは一度もされた覚えのないいんぎんな態度でテーブルをひいた。(←椅子じゃないの?)…向こうの端の”夢の女”はこれらのどの種類の金髪でもなかった。山にわきでる泉のように澄んでいながら、その色のようにとらえどころがなく、分類することが難しかった。」

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著者プロフィール

Raymond Chandler
1888年シカゴ生まれの小説家・脚本家。
12歳で英国に渡り帰化。24歳で米国に戻る。作品は多彩なスラングが特徴の一つであるが、彼自身はアメリカン・イングリッシュを外国語のように学んだ、スラングなどを作品に使う場合慎重に吟味なければならなかった、と語っている。なお、米国籍に戻ったのは本作『ザ・ロング・グッドバイ』を発表した後のこと。
1933年にパルプ・マガジン『ブラック・マスク』に「脅迫者は撃たない」を寄稿して作家デビュー。1939年には長編『大いなる眠り』を発表し、私立探偵フィリップ・マーロウを生み出す。翌年には『さらば愛しき女よ』、1942年に『高い窓』、1943年に『湖中の女』、1949年に『かわいい女』、そして、1953年に『ザ・ロング・グッドバイ』を発表する。1958 年刊行の『プレイバック』を含め、長編は全て日本で翻訳されている。1959年、死去。

「2026年 『ザ・リトル・シスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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