ドグラ・マグラ (ハヤカワ・ミステリ 276)

  • 早川書房 (1956年9月19日発売)
3.71
  • (17)
  • (18)
  • (23)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 259
感想 : 35
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (504ページ) / ISBN・EAN: 9784150002763

みんなの感想まとめ

精神疾患をテーマにしたこの作品は、過去の治療法や精神の遺伝に関するミステリーを巧みに描いています。その独特な時代背景が、物語に深い印象を与えています。読者は、複雑なストーリー展開に引き込まれ、驚きと共...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ブーーン。お兄さま。お兄さま。お兄さま。お兄さま。アーあ、チャカポコ、チャカポコ。アーあ、チャカポコ、チャカポコ。アーあ、チャカポコ、チャカポコ。アーあ、チャカポコ、チャカポコ。脳髄。脳髄。脳髄。脳髄。胎児の夢。胎児の夢。胎児の夢。胎児の夢。心理遺伝。心理遺伝。心理遺伝。心理遺伝。アンポンタン・ポカン博士。アンポンタン・ポカン博士。アンポンタン・ポカン博士。変態性欲。変態性欲。変態性欲。変態性欲。お兄さま。お兄さま。お兄さま。お兄さま。ブーーン。ドグラ・マグラ=ドウドウ・メグリ。⑤↑

    数か月前からドグラ・マグラを読むことを決めていましたが、この本は確かに意味不明な部分も多いです。しかし、精神疾患治療やメカニズムを真面目に考えた内容です。身体疾患の病因は目に見えるけど、精神疾患は目に見えない。また、精神疾患患者さんの辛い状況をも真面目に描写しています。そして、主人公が自分探しするミステリーとしても高級感ある内容でした。ラストまで読むと、主人公と登場人物同士の関係が分かってきます。相当練られた内容だと思いました。三大奇書の1冊ですが、この本は精神を壊すことはなく、読むに値する本ですよ。

    https://www.youtube.com/watch?v=Ck51MR0Cxf4 本を見ながら、この朗読を2倍速で聴くとよいです。多くの部分が会話や書簡が多いので、聴いた方が理解が早いと思います。

    • ポプラ並木さん
       マメムさん、初めまして!コメントありがとうございます。表紙絵(米倉斉加年)を見て、こりゃむりだーーーと思ったのですが、読んでみたら印象が全...
       マメムさん、初めまして!コメントありがとうございます。表紙絵(米倉斉加年)を見て、こりゃむりだーーーと思ったのですが、読んでみたら印象が全然異なりました。感想に書きましたが、文字を追いながらの聴き読書だとハードルは低いかもしれませんよ。
      2023/05/03
    • ポプラ並木さん
      111108さん、こんにちは!そうそう、抗体をいっぱいつけました。でもそこまでの抗原ではなかったです。楽しめました。111108さんは読まれ...
      111108さん、こんにちは!そうそう、抗体をいっぱいつけました。でもそこまでの抗原ではなかったです。楽しめました。111108さんは読まれました?感想探してみますね。自分は精神疾患患者さんの研究もしているので、内容は理解できました。でも若干突飛な仮説なのですが、そこも楽しめました!
      2023/05/03
    • ポプラ並木さん
      アールグレイさん、こんにちは!三大奇書!とても面白かったですよ。アールグレイさんは聴き読書はしたことある?今回は書簡体、会話などが多いので、...
      アールグレイさん、こんにちは!三大奇書!とても面白かったですよ。アールグレイさんは聴き読書はしたことある?今回は書簡体、会話などが多いので、声優さんの声を分けていただいているので、理解が早かったですよ。読んでみない?GW楽しんでいますか?自分は明日プロ野球観戦です。
      2023/05/03
  • 人間が書ける文章なのかこれ

  • 昔は精神疾患の患者への治療は、今では考えられない驚く治療であったのを何かの文献で見た事がある。この時代背景も精神疾患への治療は確立しておらず、精神は遺伝すると言った話が物語のミステリーとなってました。それもあってかなかなか精神系の話は、気持ちの良い話ではなく後味も良くない終わりとなってました。

  • 読破しました
    昔の文章で読みづらかったです
    二転三転して驚くことが度々でした
    すごい世界です

  • ある時から、ページをめくる手が止まらなくなる。

  • 自分の尊敬している人や、世界観の好きな人たちがこぞってお勧めしてくる本であっただけ読んだ。

    最初は本当に言葉が飛び込んできて気が狂いそうになって、読むのが本当に苦しかった。正直文字から感情や気が狂いそうになるようなものが大量にあり、中盤までは数ヶ月かけながら読むレベルにはペース配分を考えないと気を持っていかれると思うレベルであった。本当に文字の力、文章の力を感じるくらいのものであった。仕事中の昼休みにご飯を食べながら読んでいたため、発狂寸前になりながら仕事をしていたレベルである。

    終盤に差し掛かり正木先生が現れたタイミングで、盛り上がりと分かりやすさが向上し読むのが楽しくなったので正木先生が出たタイミング以降は2日で読み切った。本当に面白かった。

  • 読み始めたら止められなくなり、一気に読んだ。脳がとろけるような美しさ。耽美的という言葉はこのためにあるのかも。

  • 渦のイメージ

  • 日本三大奇書のひとつ、『ドグラ・マグラ』。
    こちらはハヤカワのポケミス版で、丸善・ジュンク堂書店限定復刊の帯がかかっている。買える書店が限られているせいか、値段の方はやや割高だが、ポケミス版の佇まいは特別なものがある。

  • 朝、時計の音がして、目が覚めると自分が誰だか分からなくなっているー。という出だしから、色んな文体やわけの分からない登場人物が次々にあらわれ、読んでいて頭がおかしくなりそう。でも、主筋は一本きちんと通っていて最後まで物語として楽しめた。

  • 読み切るのにすごい時間かかった。達成感はんぱない。中盤にかけてコロコロ文体が変わるからかなり読みづらい。世界観は好き。モヤモヤ終わっても許せるかな?単なる解放感かもしんないけど。チャカポコの歌がすごい頭に残る(-"-;)敷居の高い一冊。

  • 青空文庫。
    まんがも立ち読みしたけどやっぱりよくわからぬーー

  • 初めて、きちんと電子書籍で読んだ最初の長編である。電子本体験の話をするなら、書籍を手に取る時僕らは「あとどのくらいで終わるか」を意識して読んでいるんだということがはっきりわかった。

    特にミステリだと、残りページが少なくなってくると、物語がいかに混沌としていようと、「そろそろ大団円だな」と思いながら読む。あるいは日常的なことをいうと、「もうすぐ終わりそうだから今日読み終えてしまおうかな」なんて計算しながら夜更かししたりする。

    電子本だと、そういうことがない(意識的に調べれば別だけど)。どこで物語が終わるのかメドが感覚的につかないのだ。これは、妙な感覚だった。特にこの作品のような大長編だと、そして一種独特な持ち味の小説だと、まるで果てしない迷宮の中をあてもなくさまよっているような気持ちになる。

    ただ、「あてもなくさまよっている」ことが楽しかったかというと、この本の場合はそうでもなかった。正直言うと、少しきつかった。

    文体や構成を含めた作品としての奇想は興味深かった。ミステリとしてみるとメイントリックがどかんと全体を支配している感じで、ある意味古典的な手法なんだけど、文章そのものの味を合わせ、ちょっと虚を突かれた。(まあ例えば島田氏ならもっとうまくやるように思うけど、時代で読むべきだろう)

    ただ、興味深いけど、先へ先へと読みたくなるような種類のものでは、少なくとも僕にとっては、なかった。いつ終わるのだ、と思って苦しかったといってもいい。読み終わって、頑張ったなあとため息をついてしまったほど。有名な作品だし、いわば歴史的参考資料として一度完読する価値はあったと思う。でも、物語として楽しむために再読しようとは思わない。

  • 読了後の安堵感だけを求めて読む小説。あちこち振り回されて、時計の音の中に取り残される。

  • 青空文庫で読んだので、旧文体に四苦八苦。
    中々の長編だったので、読み終えるのに時間がかかった。

    あらすじについては、amazonやwikipedia、アンサイクロペディア、yahoo知恵袋で検索すれば大方どういうものかわかると思う。
    「読んだ者は精神に異常をきたす」という説明文のように、とても一言では表現できない。
    小説のようで、論文のようで、手記のようで、伝記のようで。

    人の精神とは何なのか。

    何が本当で嘘で真実なのか。
    一度読んだだけでは到底理解できない。
    もう一度読み返したくもなるが、それをするのには時間と体力を要する。

    DVDも出ていて、そちらも評価は高いので一度観てみようと思う。

  • 謎の部屋で目を覚ました青年。隣の部屋から「お兄様」と呼びかける謎の少女の声。若林博士の語る正木教授の研究と結婚式初夜に花嫁を殺害した精神に障害を持つ青年の話。
    自殺したという正木教授の遺書。事件の証言者たち。青年・呉一郎と被害者・呉モヨ子の関係。
    自殺したはずの正木教授が語る事件の経緯。一郎が渡された見た者が狂うと言われる巻物の秘密。一郎に巻物を渡した謎の人物とは。

     2010年11月28日読了

  • 怖いわ厚いわ気持ち悪いわだけど案外主人公目線で引き込まれていきやすいのではないか。

  • これは本当に、なんと感想を言えばいいものやら。ミステリとしての魅力的な要素はあるけれど、当然単純な一筋縄な物語のわけはなく。解こうとして解ける物語ではないなあ。とにかくぐるぐるくらくらします。
    過去の因縁話や恐るべき「実験」の正体、絵巻物の秘密、どれをとっても魅力的。誰が正気なのか真実を述べているのかそれともすべてがはかりごとなのか。そして延々と繰り返されるのかもしれないあの事象。ミステリというよりも、ホラーなのかもしれません。ひたすらに狂気の物語。

  • 変な話。とにかく変な話。
    最初読んだとき原書で読んだけど読んでて背筋が寒くなった。夢野さんの本はこれしか知らないけど好きかも。これ読んで狂った話が好きになりました。

  • 体力のある10代のうちに読んでおいて良かった。
    要は“最初と最後”。

全25件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

夢野 久作(ゆめの・きゅうさく):1889 - 1936。本名杉山泰道。政治結社玄洋社系の杉山茂丸の長男として福岡市に生まれる。修猷館から慶應義塾に入学するが中退。はじめ近衛歩兵第一聯隊に入隊するも除隊。その後、農園経営、僧侶、謡曲教授、新聞記者など、職業を転々とする。1926年37歳のときに雑誌「新青年」に投稿した「あやかしの鼓」が入選し注目をあびる。35年、推敲10年人間の意識下を描いた1200枚の大作『ドグラ・マグラ』を出版。「瓶詰地獄」「氷の涯」など奇想の溢れる特異な文学世界を生み出した。

「2026年 『白髪小僧 夢野久作全童話 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夢野久作の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×