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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784150003203
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みんなの感想まとめ
ミステリーの魅力が詰まった本作は、サンダース博士が謎の女性から依頼され、父親を探す過程で遭遇する不可解な事件を描いています。刺殺死体と意識を失った人々が絡む状況は、被害者の異常な趣味に起因しており、ト...
感想・レビュー・書評
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この前読んだ有栖川さんの本でH・M卿思い出し図書館で借りる。ハヤカワポケットミステリーの雰囲気と活字の形も何だか時代がかって逆に新鮮。トリックは目新しくないが、キャラクターと謎が謎呼ぶ仕掛けは面白かった。このシリーズまた読もう。
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H・M卿シリーズです。
本書の語り手はサンダース博士です。
研究室を出たサンダース博士は見知らぬ女性のマーシアに呼び止められ、父親を探す手伝いを頼まれます。
そして、1人の男の刺殺死体と毒を盛られ意識を失った3人の人間を発見します。
3人のポケットの中には時計、石灰、目覚しが入っていて、不可解な状況が出来上がっていましたが、この状況が出来上がった理由は殺された男の趣味が原因なのです。
この毒によって意識を失っていた3人共に男を殺す動機があるようで皆が怪しく見えるのですが、犯人は意外です。
この犯人から読者の目を逸らさせる為にカーは大胆な仕掛けを施していますが、これについてはやや不満もあります。
ですが、考えたなとは思います。
トリックの方はコナンで先に知っていたので、驚きは半減してしまいました。 -
被害者のとある秘密が
犯人解決への鍵ともなる作品。
しかしその秘密はまあ
「異常趣味」としか言いようがありませんな。
トリックは単純明快なのです。
だけれども文章でそのほうへの嫌疑が
かからないように見事に誘導されており
結局は当初示唆された手順で
推理せざるを得ないという巧妙さ。
そして犯人のほうも
推理が困難という
見事してやられる構成。
この手の事件だからたぶん…という
常識はこの作品ではあきらめましょう。
裏切られます。
しかしH・M卿は今回は
割とおとなしい、かと思ったら
ある場所でひと暴れしてますし(苦笑) -
歴史的名作『ユダの窓』の次作は、HM卿の登場の仕方でもわかるように、波乱に満ちた怪作。カーは、怪奇や密室が無くとも、一度読んだら忘れられない鮮烈で異様な不可能状況を構築してくれている。とはいえ、真の見どころは「五つの箱」や挿話をとっぱらって曝け出される、白眉のトリックと驚愕の犯人。これだけで本書を読む価値はあるというもの。一方で、トリックとサプライズに振り切った分、抜けが多いのはご愛嬌。このバカらしさこそ、カーのうま味なのかもしれない。
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2020/09/04読了
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毒殺のトリックもちょっと考えれば見当がつく。犯行の動機が入り組んでいて分かりにくい上に、どれもこれも取って付けた感が否めず、意外な犯人ではあるが、意外なら良いというものではない。HM卿も、初期の作品だからか、あまりふざけたことはせず、おとなしい。
何より訳の古さ、固さに閉口した。
文庫化されていないし 改訳もされていない理由がよくわかる作品。HM卿ものではCクラス。
著者プロフィール
カーター・ディクスンの作品
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