エレヴェーター殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ)

  • 早川書房 (1958年1月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784150003906

みんなの感想まとめ

エレヴェーター内で起きた不可解な殺人事件を描いた本作は、緻密なトリックとユーモア溢れるキャラクターたちが魅力です。出版社の社長がエレヴェーターで射殺され、その犯人がどこにもいないという奇妙な状況から物...

感想・レビュー・書評

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  • 2020/11/29読了

  • カーとジョン・ロードの合作です。
    階上から専用のエレヴェーターにタラント出版社の社長が乗って降りていったのですが、やがて銃声が響き渡りエレヴェーターのドアが開いたときには社長は心臓の真上に真っ赤な血痕が拡がって死んでいました。
    ですが、降りていく途中のエレヴェーターの中には犯人の姿はなかったのです。
    事件を目撃したグラス医師は友人のホーンビーム警部と共に事件の謎に挑みます。
    このグラス医師がおもしろいキャラクターでホーンビーム警部との掛け合いが楽しかったです。

  • 「殿堂」と呼ばれる出版社のビルの中のエレヴェーターで出版社のオーナーであるアーネスト・タラント卿の射殺死体が発見される。エレヴェーターに乗り込んだ時点では秘書であるヘレン・レークの証言で生きていることが確認されている。弾道と現場の証拠からエレヴェーターの上部からの射撃が推理されたがエレヴェーターの通過を目撃した証言者からはエレヴェーターの上には誰ものっていなかったという。線条痕から弾丸はタラント卿の娘パトリシアの恋人のけん銃からの発射と判明。捜査に当たるグラス警察医とホーンビーム警視。射殺された会社の後継者となるはずだったコリンズ編集長。

     2010年11月10日読了

  • 共作という貴重な作品。
    さすが凶作なのでカーの残酷さは
    本当に控えめ。
    せいぜい探偵約2名の出し抜こうとする
    心理だけがそれを想像させる程度。
    ずーーーっとあっさりなものです。

    ただしトリックはかなり
    盲点を狙ったもの。
    いわば装置もの。
    目ウロコな原理ですね。
    いわば犯行現場の特性を
    フルに利用したものです。

    しかし最後は
    グラスは災難でしたね。
    しっかりクマを作られてしまって。

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著者プロフィール

1884年、英国生まれ。本名セシル・ジョン・チャールズ・ス トリート。別名義にマイルズ・バートン、セシル・ウェイ。1924年、“A.S.F”(1924)でミステリ作家としてデビュー。25年に発表 した “The Paddington Mystery” 以降、多数のミステリ作品を発表し、ディテクション・クラブの主要メンバーとしても活躍した。

「2022年 『デイヴィッドスン事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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