怪盗ニックを盗め (ハヤカワ・ミステリ)

  • 早川書房 (1979年12月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784150013424

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

世間的に価値のない物を盗む怪盗の短編集は、他人にとっての無価値が、実は自分にとっては特別な意味を持つことを探求しています。各短編は独自の視点で描かれており、子供が描いた海底油田やプールの水といった意外...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。世間的には価値のないものを盗む専門怪盗の短編集。確かに窃盗にあたらない事件もあるような、無いような。

    それぞれの短編が色々と考えられていて面白かったです。他人にとっては価値のないものでも自分にはあるよね、というモノもあるし、実際は価値を秘めているというモノもある。子供が描いた海底油田の話が面白かったな。後、プールの水も。

  • 『プールの水を盗め』
    叔父であるサミュエル・フィッツ・パトリックの屋敷からプールの水をすべて盗むように依頼されたニック。全部盗む意味は?依頼人リディアの伯母の行方不明事件との関係。

    『聖なる音楽』
    大聖堂のオルガンを盗む仕事。電話での依頼キャロル・アランダーと名乗る依頼人。大聖堂の街に住むオランダー夫人とは別人。オルガンを弾き予定のエルキン医師。医療ミスで訴えられるエルキン医師。原告はオランダー夫人。

    『クリスタルの宝冠』
    ギリシアに近い国ニュー・イオニアの王位継承の証クリスタルの王冠。コリンの案内で下見をするニック。協力者ヴォンダーバーグの正体と罠にかかったニック。

    『怪盗ニックを盗め』
    マックス・ソーラーという依頼人から呼び出されたニック。突然の拉致。船からの積荷目録を盗む要求。殺害された本物のマックス・ソーラー。銃器密売との関係は?

    『ワシの像の謎』
    判事ノーバート・ブレイクが街に寄贈したワシの像。依頼人ハミッシュ・ブレイクとシルク・ブレイク。ヘリコプターでの盗難。ヘリコプターのパイロット・ジミー・クローズの秘密。鷲の影が導く真実。

    『謎のバミューダ・ペニー』
    価値のないバミューダ・ペニー。タクシーから消える乗客の怪談。賭博人アルフレッド・カザーが持つペニー。記者として彼の車に乗り込んだニック。途中消えてしまったカザー。

    『ヴェニスの窓』
    パラレル・ワールドの研究家マイロ・メイスン。パラレル・ワールドへつながる鏡を盗む仕事。所有者はジョルジュ・ランヴァッツィ。タペストリーに隠された秘密。ニックが訪問した直後に殺害されたランヴァッツィ。ヴェニスでニックに近づくサリー・ギルバードとヴィンセント・クロス。

    『海軍提督の雪』
    ラッグ提督の所有地から雪を盗むように依頼されたニック。提督の屋敷にある大砲。雪の下から発見された首の謎。

    『木のたまご』
    遺産を受け継ぐはずの3人の姉妹。それぞれの持つ木のたまごの秘密。依頼人クレアの協力でインドラのたまごを盗むニック。荒された部屋。旅の途中知り合ったロイカーネーム。グロリアとの旅行をしながらの仕事。

    『シャーロック・ホームズのスリッパ』
    スイス・ライヘンバッハの滝付近の宿にあるシャーロック・ホームズが使ったというスリッパを盗むニック。現場の下見後に盗みに入ると消えたスリッパ。殺害された依頼人ジョン・ボノート。

    『何も盗むな』
    毎週木曜日に何も盗むなという依頼。木曜日に開催されるスクラッチの当選発表。依頼人・トーマス・トロッターの正体。どうしても木曜日に盗みを働いてもらいたいローナ・フェリックス。抽選会に使用される箱の中に隠された秘密。

    『児童画の謎』
    学校に展示されている児童絵画を盗むニック。仕事に協力を申し出た。盗み出した絵画と誘拐されたグロリア。ブッカー石油化学と事件との関係は?

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著者プロフィール

Edward D. Hoch (1930-2008)
アメリカの作家。ニューヨーク州ロチェスター生まれ。ロチェスター大学に学び、広告関係の仕事をするかたわら、1950年代に短編を書き始めた。1955年に「死者の村」を雑誌に発表してデビュー、「長方形の部屋」(67)でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀短編賞を受賞し、専業作家に転じた。以降50年以上にわたり、短編ミステリの第一人者として活躍し続けた。短編の総数は950編以上にものぼり、当代きってのプロの雇われ泥棒ニック・ヴェルヴェット、コネチカット州の名もない街の警察の凶悪犯罪班のリーダー、レオポルド警部、引退した一般開業医で、不可能犯罪のスペシャリスト、サム・ホーソーン医師、ホックのデビュー作の主人公であり、年齢二千歳とも噂されるオカルト探偵サイモン・アーク、暗号解読の専門家で、イギリス諜報部極秘部門秘密伝達局の局長ジェフリー・ランドなど、数多くのシリーズ・キャラクターを生み出した。長編は数冊のみ。2001年にアメリカ探偵作家クラブ生涯功労賞を受賞したほか、数々の栄誉に輝いた。

「2023年 『フランケンシュタインの工場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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