紳士同盟 (ハヤカワ・ミステリ)

  • 早川書房 (2006年6月8日発売)
2.17
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 20
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784150017880

みんなの感想まとめ

犯罪小説としての魅力が詰まった作品で、退役軍人たちが集結し銀行を襲うストーリーが展開されます。計画のワクワク感から実行時のあっけなさ、そして後味の悪さまで、緊張感と期待感が交錯する展開が特徴です。キャ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小林信彦の小説があったり、それを映画化したものがあったり、最近は同盟の漫画があったりもするようだけど、これは別物。犯罪の話だけど、かっこいい詐欺師の話などではなく、身も蓋ももない銀行強盗である。

    イギリスを舞台に、特殊な能力を持つ退役軍人のチームが銀行を襲う、という設定は、なかなかにわくわくするものがある。ものすごくたくさん、そういったスペシャリストのチームが不可能と思われるミッションに挑むって話はあるけれど、ことそれが犯罪の話になると、なかなか難しいところがある。

    「オーシャンズ11」なんかもそうだけど、やや義賊的な色合いを持ってくるか、気持ちのいい失敗談にしていくかしないと、どうしても一種の倫理観がじゃまをするのわけだ。そのあたりをきちんとクリアしないと、なかなか名作にはならない。殺人みたいに人に危害を加えないこととか、できれば読者も一緒にだましてほしいとか、気持ちよく読んでもらうためにはたくさんのルールがあるように思う。

    そういう意味では、この作品は「ざっくりとした」雰囲気がある。まさに「身も蓋もない」という奴で、どうしても登場人物に共感が出来なかった。話自体はおもしろいし、その「ざっくりとした」感じが、たぶん作者のねらいであろうとは思うのだけどね。

    まあ、このジャンルの、いわば先駆者のような作品。追い越される運命であったのだろう。

  • これは確か映画になった作品だ。スピード感のある痛快娯楽作品に違いない。と思い込んだのが失敗だった。実際にはやや重苦しい犯罪小説で、質がどうこうより、求めていた内容でなかった。

  • ★王道の犯罪小説★理由はないが薄かったので借りてみた。「紳士同盟」といえば薬師丸ひろ子の「女だーてら〜」を思い出してしまうが、そのおおもとなのだろうか。悪事を働いて退役した軍人を集めて銀行を襲う、チームによる犯罪小説。キャラクターの設定など小説のお手本になるような構成。面白いけれど、今読むと素直すぎる。

  • 計画時わくわく、実行時はあっけなく、後味はとても悪く。悪人は悪人らしくふてぶてしいのが好みなんですが・・

全4件中 1 - 4件を表示

ジョン・ボーランドの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×