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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784150018474
作品紹介・あらすじ
ギャングのロイは、不治の病を宣告されたその日にボスに命を狙われた。理由は不明。襲撃に巻き込まれた娼婦を連れ、彼は故郷のガルヴェストンへ逃げるのだが……。MWA賞ノミネート中の話題作
みんなの感想まとめ
逃避行を描いたこの作品は、主人公が不治の病と命を狙われる中で、娼婦と共に故郷のガルヴェストンへ逃げる姿を追っています。二つの年代が交差し、現実の厳しさや救いのない状況が巧みに描かれています。読者は、ま...
感想・レビュー・書評
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ハードボイルドな生き方だね。ロッキーの運命になぜ感?
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まるでその地にいるような
風や匂いを感じられるような
そんなミステリーが好き。
私はまさに
ガルヴェストンにいた。 -
もろに好みやった。
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二つの年代を交差させながら、癌で余命いくばくもない?取立屋と行き場のない娼婦の逃避行。救いのないどんどん悪くなる現実。荒んだ感じがよく出ていてやりきれない感じ。
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ついにおれの運も尽きたか――。一匹狼のロイは闇の仕事で生きてきた。しかし癌の宣告直後、ボスの裏切りにあい、追われる身となってしまう。成り行きで道連れとなったのは、ロッキーという家出娘。金に困って娼婦をしていたらしい。こうして、 孤独を愛する中年の男と、心に傷を負った女の奇妙な旅が始まった。ロイは、ロッキーがまともな道を進むことに残りの 人生を賭けようとする。だが、果てなき逃避行の先には……。ダークな情熱と、静かなる感動をたたえた、アメリカ探偵作家 クラブ賞最優秀新人賞候補作。
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僕はこの物語の中に入り込みすぎました。
最後の10ページを読んでいる間は、涙が止まらなかった。
タイトルにある『ガルヴェストン』は米国テキサスの南に位置する島の名前らしい。
古くから栄えた港湾都市・リゾート地として、風光明媚な景色が印象的な島が、この物語の舞台なのです。
主人公ロイ・ケイディは目的の為ならば人を殺すのも厭わないギャングの一員。癌の宣告を受けたその日、彼がボスに裏切られ命を狙われるところから、物語は始まります。
裏切られ命からがら逃走した現場にいたのは、若い娼婦で家出娘のロッキー。
将来の展望も、これまでの自分も全てをなくした中年男と、若いなりに必死に生きてきた少女との逃避行が始まるのです。
途中、主人公ロイの一匹狼ぶりに、思わず苛立ち、もどかしさを感じてしまう場面ばかり。
孤独でいることが当たり前だったロイの心は、少しずつロッキーによって開かれていきます。
ロイ・ケイディが考えていたことは、おおよそ『香菜、頭をよくしてあげよう』(筋肉少女帯)のようで、結末がどんなものになろうとも、ロイを責める気にはなれませんでした。
ラスト10ページ。
そこはロイが最後に、ある女性に話す、たった二週間の物語。
---『身よりのない人間が大勢登場する、長い物語。』
彼の言葉を借りるのなら、そういうお話なのです。
読了して。これはきっと、幸せな物語の一つなのだと思いました。
東野さやかの作品
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