解錠師 (ハヤカワ・ミステリ)

  • 早川書房 (2011年12月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784150018542

作品紹介・あらすじ

〈アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞/英国推理作家協会賞スティール・ダガー賞受賞〉プロ犯罪者として非情な世界を生きる少年の光と影を描き、世界を感動させた傑作ミステリ

みんなの感想まとめ

主人公の無口な少年が、解錠の技術を通じて感情や人間関係を深く描かれる物語です。彼は犯罪の世界に巻き込まれながらも、解錠を芸術として捉え、その過程で恋人とのつながりを見出します。無口であるがゆえに、彼の...

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が喋らないからこそ、人の感情が間近に感じられたり、スリリングなシーンの緊迫感が増されたりしていました。
    解錠を芸術的に描いている分、主人公がより芸術家気質な人に見えてくるのですが、
    それが犯罪に繋がり、どんどん大変な事態に巻き込まれてしまうのがつらいところです。

  • 技術と癖のあるピュアなシーフの物語。ストーリーのどこかで、無口設定をロマンティックに解錠するのだろうと思って読んでいたら、見事に裏切られたのでとても嬉しい。

  • こんな解錠師もいていいのだと思う。陳腐だけど唯一自分の意志で開けた鍵は恋人の心。鍵を開けることへの興味から、知人の思いつき、大人の思惑によって鍵を開ける手段としてのみの存在となり、唯一のつながりは恋人のアメリア。
    しゃべることをやめた主人公と恋人をつなげるのは、芸術域まで高められた絵物語。たった1年の間に起こった主人公の大きな人生の変化と、そして守るものができた行動は、彼の人生の新しい扉を開ける。今はまだ、刑務所の中で鍵の中の生活だけれども、その鍵は時間が書けば物理的ではなく、いつか解錠される。
    主人公の閉まっていた無防備な心の扉を勝手に開いていく友人や大人は、その解錠の腕前だけを認め、本当に開けたのは恋人のアメリアだけだった。一度開けられた鍵は番号を変えない限り、開いたままだ。鍵だけではどうしようもない。それがまたこの物語の幼い愛の永遠性をロックする。ハードボイルドでもなく、ハーレクインでもない、純情を貫く若き青年の必死な恋の物語。

  • スティーブ・ハミルトンなる兼業作家の青春犯罪小説。2011年上梓。IBMに勤めているらしい。

    さすが、ハヤカワポケットミステリ!はずれるわけがない。主人公マイクルの特殊スキルとトラウマ、アメリアの思春期性かつ献身的なヒロイシズム、援助者ゴーストと暗躍するあれやこれや。

    グレマスの物語構造論にピッタリ当てはまるようなベタなキャラクター造型にロードトリップの要素が加わって、もちろん金庫泥棒の場面はハラハラするし、言うことなしに面白い!あとマッチョな大学生にその富裕層の親とか、ベタすぎるけど面白い!

    2つの時間軸が交互に進む構成も相応に効果的だったけれど、後半からちょっと煩わしさを感じた。
    深い哲学とか人生の教訓めいたものはないかもしれないけれど、物語の行方を純粋に楽しめるエンタメ小説として傑作だと思った。

  • 非常に読みやすかった。ミステリというよりもハードボイルドな青春小説って感じ。読みどころはアメリアとマイクルの心の通い合いなんだろうけど個人的にはリート伯父にグッときた。

  • 青春小説。
    マイクががぜんカッコイイ!寡黙な男、というか話をすることができない少年なんだけど、心の声は響いてくる。偶数章、奇数章で時系列を分けストーリーを進める様はテクニシャンと言う他はない。
    犯罪モノをこんなにキュートに描いてくれてしかもボーイミーツガール。
    キュンキュンしまくり。

  • マイクルの過去が明らかになるシーンは良かったんだけど、冷静に想像すると漫画家とアシスタントみたいでおかしいw叔父さんはいい人。
    空手チョップに引っ掛かったけど他に言い様がないっちゃあない...原文は何だったんだろう。

  • ミステリーというよりは、青春小説なんじゃないかな。ミステリーを期待して読むと、ちょっと肩透かしをくらいます。でも一気に読ませる力はある。

  • てっきりベテランの解錠師の犯罪物語かと思っていたので、全然違って驚いた。解錠していくように少しずつ物語が動き、過去と現在が合わさっていくところが面白った。

  • 『解錠師』、原題では“The Lock Artist”。

    このタイトルの響きは物語の始まる前と後では異なって聞こえ、読み終えた今ではそれはそう、あたかも錠が解放される瞬間のようにすべてが正しい位置にぴたりと収まっているような印象すら与える。

    英語で「鍵師」は“locksmith”、「金庫破り」は“safecracker”と呼ぶそうだが、マイクルが単なる“smith(金属細工師)”や、ましてや“cracker(破壊者)”ではなく、本物の“artist(芸術家)”であるということには読者全員の賛成がもらえると思う。

    幼い頃とある事件を生き延びた「奇跡の少年」がやがて「解錠師」となり、運命の坂を転げ落ちる様・・・に眉間にしわ寄せながら、手に汗握りながら、はやる気持ちを抑えながら夢中になって読みました。
    まだ読み終えてない人に言いたいことがあります。

    大丈夫、最後に扉は開かれる。

  • ずっと、積読の一冊だったのだが、今年のベストミステリーだったので読んでみた。一人称小説は、苦手だったのが、これはすんなり読めた。面白い。過去と現在が、交互に描かれるのだが、それが徐々に接近してくるスリル感は見事。今や古びてしまったかの青春小説、恋愛小説としても楽しませてくれる一冊だ。

  • 錠を開く才能がある少年の進んだ道は。
    切ない初恋に貫かれます。

    8歳の時の事件以来、口を利くことが出来なくなったマイク。
    「奇跡の少年」と報道され、カウンセラーにもかかりました。
    酒店を経営する伯父に引き取られ、ミシガン州デトロイトの小さな町で育ちます。
    高校の美術クラスで思いがけず才能を認められ、初めての友達が出来ました。
    17歳半の時、上級生が卒業間近の夜の悪ふざけに、マイクが錠を開く才能を使うように求められ、事件に巻き込まれます。

    奉仕活動のために被害者マーシュの家に通い、仲間の名を明かすよう求めるマーシュに、炎天下でプールを掘ることを命じられます。
    その家の娘アメリアに恋をするマイク。
    母を失っているアメリアのほうでも、どこか通じるものを感じたのです。
    ほとんど表情も変わらない、話すことが出来ないマイクの中にあふれ出る感情。
    気持ちをどう伝えたらいいか悩み、漫画的なイラストにして心の中の声を吹き出しに書いて、彼女の部屋に置いてくるのでした。
    ここで漫画という形が出てくるのが、最近の作品ならでは?

    今は服役中のマイクの手記という形で、犯罪に巻き込まれていくいきさつと、1年後の事件のなりゆきが交互に描かれます。
    錠に魅せられたマイクの特技は、あまりにも危険な性質を持っていた。
    大切な人を守るために特技を使うしかなくなり、ゴーストという解錠師に仕込まれ、依頼人を持つ立場になる。
    心ならずも犯罪者となっていく中盤は重いですが、犯罪小説としてまずまずの読み応え。
    利用されてしまうマイクがかわいそうで、どこか捨て身な態度にもはらはら。
    そして、しだいに明らかになる子どもの頃の事件…
    一筋の純愛が希望をつなぎます。
    意外に心地良い結末へ。

    著者は1961年デトロイト生まれ。
    1998年のデビュー作「氷の闇を越えて」で高い評価を得る。
    これは2010年発表の作品。
    2011年アメリカ探偵作家クラブのエドガー賞最優秀長篇賞と英国推理作家協会のイアン・フレミング・スティール・ダガー賞をダブル受賞しています。
    2011年12月翻訳発行。

  • するすると読めてしまった。
    鍵を開ける作業は一見地味でオタクっぽいのに、周りの人間が華やかだと、なんかとってもエレガントに思えるのが不思議。
    本当に愛する人が出来てよかった。
    あの事件の前までは、きちんと愛されていた少年だったんだね。

  • この本を読んでて、2回も電車乗り過ごしました。
     ま、それは私がボンヤリしてるだけかもしれないんだけど、読み手を夢中にさせる本であるのは間違いない。スリリングなクライムノベルにして、不安と情熱を抱いて疾走する青春小説だ。
     主人公の少年マイクは、幼少期に起きたある事件をきっかけに口がきけなくなってしまうが、周囲に2つの才能を見いだされる。ひとつは絵を描くこと。そしてもうひとつは、どんな鍵でも開けられること。こうして、小さい体の内部に大きすぎるものを抱えこんでしまった少年は、プロの解錠師として、犯罪の世界へと足を踏み入れていく。
     解錠師(ロック・アーティスト)という名の通り、洗練された技巧をもつタフなプロの犯罪者という外面と、内面にあふれる年齢相応の情熱と不安。ひとと話せないという主人公の特質ゆえに生じるギャップが、大きな魅力となっている。ここに、彼のもうひとつの特技である絵の才能という要素が組み合わさり、心のいちばん奥底に秘められたトラウマが解錠されるとき、ロマンチックなラブストーリーの様相まで生まれてくるのだ。思いがけずさわやかな読後感を残す青春小説。

  • 子どもの頃、ある事件に巻き込まれたことがきっかけで、口をきくことができなくなったマイクル。彼には得意なことが2つあった。1つは絵を描くこと。1つは鍵を開けること。

    やがて彼は、彼の能力に目を付けた者たちに引きずられ、泥沼にはまるように犯罪に荷担していくことになる。何の痕跡もなく建物に忍び込み、金庫の鍵を開けることが出来れば、犯罪には申し分なしだ。
    物語の舞台は、高校生だったマイクルが犯罪に関わるようになる少し前とその1年後を行き来する。しかしもちろん、もう1つ、彼が立ち返らなければならない舞台がある。すべての始まりとなった8歳の時の事件だ。この事件に、彼が、いつ、どのようにして向き合っていくのかが、この物語の1つの読ませどころでもある。

    非常に映画的な物語である印象も受けるが、1点、映像化が困難ではないかと思われるのは、鍵を開けるシーンだ。大半の読者は解錠の経験などないだろう。しかし、この小説の秀逸な描写には、まるで自分が解錠をしているかのごとき感覚を喚起させるものがある。読者の手元で金庫がカチリと微かな音を立てて開くのだ。文章でなければなしえない仕方で。

    犯罪小説であるには違いないが、これはまた、恋と焦燥と希望と絶望に満ちた、青春の物語でもある。
    読後感が意外に爽やかなのは、マイクルの恋が悲恋ではないことと無縁ではない。マイクルと恋人アメリアの間で交わされる漫画のやり取りは、ロマンティックで美しい。
    (いささか陳腐な重ね合わせだが)幼少時の事件で閉じ込められたマイクルの心の解錠が叶うのかどうか、これもまた、本書のキーポイントだろう。


    *2011年アメリカ探偵作家クラブ(MWA)エドガー賞最優秀長篇賞、英国推理作家協会(CWA)スティール・ダガー賞ダブル受賞作。

    *個人的には、昔、3年ほど住んだことのあるアナーバー(ミシガン大学の本拠地)が出てきて、意外であっただけにうれしかった。通りの名前まで出てきて驚いたが、裏表紙には作者がミシガン大学の出身とあり、なるほどと納得。
    主な舞台はミシガン州の別の場所なのだが。

    *解錠する人を”the lock artist”と言うのは知らなかった。artistには芸術家だけでなく、名人・達人、そして詐欺師・ペテン師の意味もあるようだが、語感としては後者の色が入っているのか・・・?
    もしかしてrock artistと掛けてるところもあるのかな・・・?(いや、これは違うか、いくら何でも)

  • 幼い頃にあった事件のトラウマから話をすることができなくなった主人公が刑務所にいるところから話が始まる。絵を描くことと、鍵を開けることに才能があり、普通ならちょっとした特技で終わるはずの鍵開けを悪用され、タイトルの通りの解錠師となる。原題はThe Lock Artist。日本語訳も悪くはないのだけれど、Artistの意味が失われているのが惜しい。物語は、9歳以後の生い立ちと、解錠師としての仕事の話が交互に出てくる。そのため、いきなり登場する人物が誰かわからないところも出てくる。ちゃんと時間経過に従って読みたいとも思うが、この構成だからこそ、何が起こったのか先を読みたくなる。面白かった。

  • 長かった。
    少年は成長できたのか。

  • 「スティーヴ・ハミルトン」の長篇ミステリ作品『解錠師(原題:The Lock Artist)』を読みました。

    古書店で懐かしいハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版を見つけちゃったんで、ついつい買ってしまった一冊… ハヤカワポケミスって、若い頃に自分の中で魅力的なイメージが創り上げられていて、ついつい手に取ってしまうんですよね、、、

    どの賞が権威ある賞なのかわからないのですが… 世界のミステリ賞を数多く受賞している作品らしいので期待して読みました。

    -----story-------------
    このミステリーがすごい! 2013海外編
    週刊文春海外ミステリーベストテン海外部門 第1位

    八歳の時にある出来事から言葉を失ってしまった「マイクル」。
    だが彼には才能があった。
    絵を描くこと、そしてどんな錠も開くことが出来る才能だ。
    孤独な彼は錠前を友に成長する。
    やがて高校生となったある日、ひょんなことからプロの金庫破りの弟子となり、芸術的腕前を持つ解錠師に……

    非情な犯罪の世界に生きる少年の光と影を描き、MWA賞最優秀長篇賞、CWA賞スティール・ダガー賞など世界のミステリ賞を獲得した話題作
    -----------------------

    小口と天・地が黄色に染めてある、懐かしいハヤカワポケミス版って、やっぱり、なんだか読んでいて嬉しい感じです。

    本作品は、主人公のマイクルの一人称で描かれ、回想録という体裁で物語が進みます、、、

    冒頭で与えられる情報は二つ… ひとつは、プロの金庫破り(解錠師)である「マイクル」が、現在は刑務所に入っていること、そうして、もうひとつは、八歳のときに起こったある「事件」のせいで、彼が言葉を話せなくなっていること。

    また、物語は単純に時系列で語られるわけではなく、、、

    高校生の「マイクル」があるきっかけから解錠師になるまでの物語と、実際にプロの犯罪者(解錠師)として働きはじめてからの物語が、交互に綴られる展開となっています。
     
     ■1 固く閉ざされたなかで、その日を待って
     ■2 フィラデルフィア郊外 一九九九年九月
     ■3 ミシガン州 一九九一年
     ■4 ニューヨーク・シティ 一九九九年末
     ■5 ミシガン州 一九九一年から一九九六年
     ■6 コネチカット州 二〇〇〇年一月一日
     ■7 ミシガン州 一九九六年から一九九九年
     ■8 コネチカット州 二〇〇一年一月
     ■9 ミシガン州 一九九九年六月
     ■10 ロサンゼルス 二〇〇〇年一月
     ■11 ミシガン州 一九九九年七月
     ■12 ロサンゼルス 二〇〇〇年一月
     ■13 ミシガン州 一九九九年七月
     ■14 ロサンゼルス 二〇〇〇年一月
     ■15 ミシガン州 一九九九年七月
     ■16 ロサンゼルス 二〇〇〇年一月
     ■17 ミシガン州 一九九九年七月
     ■18 ロサンゼルスおよびモンテレー 二〇〇〇年前半
     ■19 ミシガン州 一九九九年七月
     ■20 ロサンゼルスおよびアリゾナ州 二〇〇〇年七月,八月,九月
     ■21 ミシガン州 一九九九年七月
     ■22 オハイオ州 二〇〇〇年九月
     ■23 ミシガン州 一九九九年七月から八月
     ■24 ミシガン州 二〇〇〇年九月
     ■25 ミシガン州 一九九九年八月
     ■26 ロサンゼルス 二〇〇〇年九月
     ■27 まだ閉ざされたなかで、しかしその日は近い
     ■訳者あとがき 越前敏弥


    物語が断片的に語られ、少しずつ真実に近付いていく展開、、、

     「マイクル」が8歳のときに起きた事件とはどんな事件だったのか?
     「マイクル」はなぜ解錠師になったのか?
     「マイクル」はどうして逮捕されたのか?

    という謎を追いかけならが、徐々に真相に辿り着くという展開で、どんどん次が読みたくなるような、そんな作品でした。

    犯罪小説であり、サスペンス作品であることは間違いないのですが、、、

    どちらかと言うと、「マイクル」と「アメリア」を主人公とした、切ない恋愛小説であり、二人の成長を描いた青春小説という要素の方が強い作品でしたね… 個人的には青春小説として意識しながら読んだ感じでしたね。


    「マイクル」の、暗く辛い過去を知ったときには、胸が締めつけられるような気持ちになりましたが… エンディングで希望の灯が、、、

    青春期の複雑な感情や疎外感等が「マイクル」の体験や言葉を通して伝わってきて、思わず感情移入させられてしまう… そんな切なくて、ほろ苦いような物語でした。


    「アメリア」のことが好きで、そして守りたかったんだよね… 共感できました、、、

    それにしても… 苦々しく感じ、理解できないのは「アメリア」の父「マーシュ」の行動。

    「マイクル」の人生を大きく変えておきながら、自分だけは破滅から逃れようなんて… 許せませんね。



    以下、主な登場人物です。

    「マイクル」
     主人公

    「リート」
     マイクルの叔父

    「グリフィン」
     マイクルの親友

    「アメリア」
     マイクルの恋人

    「マーシュ」
     アメリアの父

    「ジュリアン」
     犯罪者

    「ガナー」
     犯罪者

    「ラモーナ」
     犯罪者

    「ルーシー」
     犯罪者

    「ゴースト」
     金庫破り

  • けっして動かないよう考え抜かれた金属の部品の数々。でも、力加減さえ間違えなければ、すべてが正しい位置に並んだ瞬間に、ドアは開く。そのとき、ついにその錠が開いたとき、どんな気分か想像できるかい? 8歳の時に言葉を失ったマイク。だが彼には才能があった。絵を描くことと、どんな錠も開くことが出来る才能だ。やがて高校生となったマイクは、ひょんなことからプロの金庫破りの弟子となり芸術的な腕前を持つ解錠師になるが……MWA、CWAの両賞の他、バリー賞最優秀長篇賞、全米図書館協会アレックス賞をも受賞した話題作
    原題:The Lock Artist
    (2009年)

  • 2019.11

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著者プロフィール

1961年、ミシガン州デトロイト生まれ。98年のデビュー作『氷の闇を越えて』は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞、アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)賞の最優秀新人賞などを受賞。以後、『ウルフ・ムーンの夜』『狩りの風よ吹け』と、「探偵アレックス・マクナイト」シリーズを発表している。2009年の『解錠師』では、MWA賞最優秀長編賞、英国推理作家協会(CWA)賞スティール・ダガー賞、バリー賞、全米図書館協会のアレックス賞に輝いた。現在ニューヨーク州に在住。

「2016年 『ニック・メイソンの第二の人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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