- 早川書房 (2017年6月8日発売)
本棚登録 : 34人
感想 : 1件
サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784150019204
作品紹介・あらすじ
〈英国推理作家協会賞最優秀新人賞受賞作〉家庭福祉局のピートが面会した栄養失調の少年。彼の一家は山中で世間と隔絶した生活を送っているというのだが……。失踪した娘、逃亡した弟、そして殺人。圧倒的なディテールをもって激動の80年代アメリカを描く大作
感想・レビュー・書評
-
主人公のピートはソーシャルワーカー。問題のある家庭を援助し寄り添い、臨機応変に対応する優秀な職員だが、私生活では妻と娘と別居中だし、父親や弟ともうまくいってない。仕事で出会う困難な家庭の子どもたちがあまりに悲惨で、読み進めるのが辛かった。 ピート自身が全くヒーローではなくすぐに酒びたりになるし、プライベートとでも仕事でも誤りを犯すが、それでも底辺の人々の助けになろうとする姿勢が心に残る。ミステリでもサスペンスでもなく、ラストにカタルシスを得られるわけでもないが、作者の書きたいという情熱が伝わる作品だと思った。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示
