- 早川書房 (2017年9月7日発売)
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感想 : 18件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784150019235
作品紹介・あらすじ
人里離れた半島で、森に囲まれて暮らす一家。何度もつらい喪失を経験した父親は、もうこれ以上は愛するものを奪われまいと決意して、あるとき幼い娘が死んだと偽りの報告をする。そして娘を隠して育てはじめるが……デンマークの注目作家が著した傑作長篇登場
みんなの感想まとめ
人里離れた地で暮らす一家の物語は、父親が幼い娘を守るために選んだ過酷な決断を描いています。自然に囲まれた環境の中、家族の絆や愛情が複雑に絡み合い、時に不穏な雰囲気を漂わせます。娘は父に深く依存しつつも...
感想・レビュー・書評
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デンマークのある地。地峡でつながった「頭」(ホーエド)にすむ私リウ。家族はお父さん、お母さん。そして双子の弟、お祖母さん。地峡は狭い面積でつながったところ、ということらしいが、その「頭」にはリウ一家しかいない。が、ちょっと行けば小集落はあり、さらに船で行けば大きい町もあるようだ。そこで語られる父母、祖父母、父とその兄、の樹木の中の物語。
とっぴょうしもない設定と物語なのだが、針葉樹の中で自然に溶け込んで、さらには溶けてゆく? 父と娘の姿に引き込まれる。父に恋した母だったが、やがて巨大に太って身動きがとれなくなる。巨大な母とその最期がちょっと「ギルバート・グレイプ」を思わせる。
2015発表 デンマーク
2017.9.15発表 図書館 -
デンマークの僻地にて暮らす一家。ものすごい表面的な場所から見るとネグレクト。でもさ、ちっともいやーな感じ受けないのよね。娘は推定10歳。子供だから父親の言うことを聞くけど、頼ってるし純粋に好きだから。しかも依存してない。優しい賢い。器用で何でも出来る。全然歪んでない。
時々こういう本にぶち当たるとさ、なんで幸せに生きなきゃいけないの?って思う。誰だか知らない人が何だかわからないまま押し付けてくるけど。多分この娘は、幸せっていう言葉は知らないと思う。人に強要されて生きてないから。 -
読み終わったというか脱落しました。
なんていうかヨーロッパ北部の小説でときどきこういう本にあたる。とりとめなく、不穏な不気味な雰囲気が始終漂い、不気味さではなくとりとめのなさに疲れる。描き出される演出ではなく作者自身やその文化的なものにどんよりした固執を感じてすごく疲れる。厨二病とかじゃなく本物の病的さみたいな。
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閉鎖され、破綻に向かう家族の中で、力強く生きる少女の物語。グロテスクな表現もあるが、自然に逆らわない生活には考えさせられる部分も。終盤はハラハラさせられるが読後感は良い。
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全体的には陰気で湿っぽいけど、稀にさす光みたいなんはあるしめちゃ好み。面白かった。
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ロアルがリウを男の子だと思ったシーンで、ひょっとして双子のうち死んだのはカールではなくてリウという、その手の叙述トリックかと思ったが、そうではなかった。やーな話だった。イェンスがおかしくなった理由がイマイチ腑に落ちない。
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これってミステリーなんでしょうか?
お母さんは病気なんでしょうか?疑問がたくさん。イェンスも障害っぽいなぁ。
ホントに「一家はなぜこうなってしまったのか?」って思った。 -
読みやすい、全体的にゾワゾワ気持ち悪い
最後に「ああ、よかった」と思わせといて、本当の最後の最後にギャーっ!!ってなります。
サスペンスというよりはホラー。
映像では見たくない。
