その少年は語れない (ハヤカワ・ミステリ)

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  • 早川書房 (2022年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784150019822

作品紹介・あらすじ

緊急手術後に感情を表現しなくなった少年。彼の両親は医療ミスだとして訴えを起こす。それから10余年が……。現在と過去、ふたつの時間軸で描かれる物語は思いもよらぬ全貌を見せていく。『地上最後の刑事』三部作で世界のミステリ読者の度肝を抜いた著者の最新長篇。

感想・レビュー・書評

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  • 私には合わなかった。びっくりするほど。

    3分の2は、私にはなくていいと思えるような描写だった。2章まで(すでに180ページ)は、「これ、いつ面白くなるんだ?いつ進展があるんだ?」と思いながら一字一句飛ばさずに読んだけど、3章からは、もう無理!と、飛ばし飛ばしで読みました。

    何か最後に面白いことが待ってるのかも…と思いましたが、特になく、肝心なところは曖昧で、どうでもいいところは入念な描写で、文章が多動症を起こしているようでした。

     アメリカものミステリーを読み慣れている人なら、良さがわかるのかもしれません…が、私は読みにくくて時間ばかりかかって、読んだ後悔しかありません。

  • 不思議な読後感。リーガルとかに振り切ったのも読んでみたい気がする。

  • やっと読み終わったーー。
    愛称と名前、時代もコロコロ変わるので混乱しました。

  • タイトルの通り、言葉を失った少年と、それを取り囲む家族や医者、友達、弁護士たちで語られる物語。

    現在と過去、父と息子、それぞれの視点で描かれる話で、一見すると、事件に関わる弁護士兼探偵役が、その全貌を明らかにしようとする流れだ。

    しかし、これはそうした本格ミステリであると同時に、家族とは何か、親子とは何か、というテーマがあると感じた。

    海外作品なので、少し馴染みにくい部分はあるが、ミステリではなく、家族を描いた作品として読んでいくと、とっつき易いかもしれない

  • 設定が謎過ぎて、ストーリーも遅くて途中で読むのをあきらめようと思ったが、前作が面白かったので最後まで読み続けた。途中面白いところもあるけど。。。
    ツインピークスっぽい?謎めいていてそのまま終わるような感じ。

  • 一人の少年の医療ミスを巡る訴訟と、それから11年後に起きた殺人事件を二つの時系列を行き来しつつ追うミステリ……でおおむね間違いはないのだろうが、途中からオカルトじみた要素が出現し、リーガル・ミステリとはかけ離れた方向へ。文章も妙に掴みどころがなく、途中で読むのをやめようかと思ったが、読み進めていくうちにこの物語が突如降りかかった不幸に際して無力な人間たちがどのように対処するかを描いた内容なのではないかと感じるようになり、家族のドラマを追いかける形で結局最後まで読んだ。何も語らず、からっぽになってしまったかのようなウェスリー少年がキーナー家や物語全体において果たす役割がとても象徴的で、二つの家族の緩やかで力強い歩みを感じさせるラストは意外なほど爽やかだった。ヒューマンドラマとしては好きな内容。ただ、ミステリが読みたくて手に取った本なのでその意味では満足と言いがたい。

  • 想像していたのと違う話は意外性があって好きだけど、今回は最後まで微妙なもやもやが残ったままだった。ミステリなのかと思ったら、超常的な話も出てきて、その境が曖昧なまま話は終わる。あとがきで「家族の話でもある」とあったけど、互いに大事に思い合う家族でも、やはり根本的には分かり合えない事が浮き彫りになってると思う。まあ分からなくてもいいんだろうけど。でも娘の行動が許されちゃうのはよく分からない。

  • 前半が重かった

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