オッド・ジョン (ハヤカワ文庫SF)

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  • 早川書房 (1977年1月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150102210

感想・レビュー・書評

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  • 感動という点では、シリウスのほうが上   
    表紙   5点深沢 幸雄
    展開   6点1934年著作
    文章   5点
    内容 660点
    合計 676点

  • 「飛躍した哲学的思索を小説として書くには、論文的小説にならざるを得ず、論文はまた小説的にならざるを得ない」という、思弁小説。片っ端からハヤカワ青背を読んでいた中学の頃で、でもうっかり引っかかっちゃったのは、おかしなジョン、と呼ばれる新人類の少年の、その思考や数奇な人生ではなくて、一瞬だけでてくる、その幼馴染みの少女、ジュディのほう。カツオドリがカツオドリであるように、まったく完全にジュディ、とジョンに感嘆される彼女の存在で、そのとなりにある、「奇妙にうっとりしてくる悪いスタイル」、のほうには、なかなか目がいかない年頃なのでした。

  • ミュータントテーマSFの古典の最高峰。

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著者プロフィール

オラフ・ステープルドン(Olaf Stapledon):1886-1950年。イギリスの作家、哲学者。初の著作『現代の倫理学』を発表した翌年、20億年もの人類の未来史を描いた『最後にして最初の人類』(1930)で注目を集め、『スターメイカー』(1937)など、独自の哲学的思弁とヴィジョンに満ちた壮大な宇宙年代記は読書界に衝撃を与えた。他の代表作に『オッド・ジョン』『シリウス』などがある。

「2025年 『火炎人類』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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