タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)

制作 : 浅倉 久志 
  • 早川書房
3.65
  • (187)
  • (156)
  • (374)
  • (18)
  • (14)
本棚登録 : 1554
レビュー : 205
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150102623

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読み始めた頃は、なんだか読みにくいなと思ってしまい、読み終わるのに時間がかかってしまいました。
    途中からは爆発力がありました。

    実体化は表紙の絵を想像して、形が出来上がっていくところを想像せずにはいられませんね。
    宇宙と時間の関係。時空や距離の関係。
    すべてを文字だけで想像させることこそが、小説の真髄ですね。
    この作品はそれをイメージさせてくれるので、著者や訳者の力が素晴らしいのだと思います。

    一回読んだけど、一度断念した作品だったので、今回読みきれてよかったです。

  • 古書購入

  • タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)

  • 「あ~、くたびれた」というのが、第一の感想
    こんなにぶっ飛んでるSFというか、ファンタジーというかはわたしには無理
    と思いつつ、「次、どうなるか?」「ええっ!どうするの?」と
    結局、夢中で読んでしまいました

    やがて、おもしろうてかなし
    訳者の解説に「おもしろくて、笑える」とありましたが
    むしろ、人間の行く末が心配で心配でたまらなり、ちょっと深刻になってしまいました

    ジェットコースター展開物語の口直しに「普通の文学」
    それもへなへな「日本の私小説」を読んだらいいのかもしれません(笑)

    日本の作家でも筒井康隆さんの小説を読んだときは
    そのハチャメチャぶりに刺激を受けたのでしたが

    現代においてコミックやマンガではきっとそうなのでしょう
    わたしがその方面を知らないだけです

  • 最初は少し取っつきにくいかなと思ったが、舞台が火星に移ったあたりからぐいぐいページが進んだ。全編通して世界や人生への皮肉な笑いに満ちているようで、だからこそその中で不意に綴られる登場人物たちの真摯な思いや言葉が切ない。厭世的だが決して絶望を説かない物語、という感じがした。ヴォネガットは初めて読んだけど、かなり好みだったので他の作品も読んでみたい。

  • プレイヤー・ピアノに比べるとわかりにくい話で、舞台があちこちに飛んでいく。ロボットのサロの話は、なんだか物悲しい感じがした。

  • 面白かった。
    私の先の予想など軽やかにすり抜けて、踊るように展開していく物語に釘付けだった。
    軽さも重さも兼ね備え、文章も鮮やか。
    ハーモニウムのくだりと、ラストは涙がこみ上げた。
    また読み返したい。

  • 大金持ちが、全能者に翻弄され太陽系を遍歴する。やや難解。

  • 序盤は独特の観念や言い回しに慣れず、読むのに根気が必要だった。舞台が火星に移ったあたりから面白くなり、水星以降の話でそれなりに感動。
    西洋の宗教観や感性を養えばもっと感慨深く読めると思う。

  • 面白かったです。
    潔癖症のビアトリクス、成金二世のコンスタント、ひょうきんで胡散臭いラムファード。
    登場人物たちの「居そうな感じ」が、極端な物語にリアリティを出しているし、感情移入できる。
    緻密なようでいかにも適当なようす(例えばエスエフ的動力「universal will to be」という投げやりな設定)もいいですね。

全205件中 1 - 10件を表示

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)のその他の作品

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF) カート・ヴォネガット・ジュニア
タイタンの妖女 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) 文庫 タイタンの妖女 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) カート・ヴォネガット・ジュニア
タイタンの妖女 Kindle版 タイタンの妖女 カート・ヴォネガット・ジュニア

カート・ヴォネガット・ジュニアの作品

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫 SF 262)を本棚に登録しているひと

ツイートする