スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)

制作 : 和田 誠  伊藤典夫 
  • 早川書房
3.92
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本棚登録 : 1809
レビュー : 196
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150103026

感想・レビュー・書評

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  • ラップみたいだった

  • 主人公の人生を断片的に時間を超えて表現した作品。

  • 著者自身が体験したドレスデン空襲を題材にした作品。半自伝的小説。
    内容は、主人公ビリー・ピルグリムが自分の意志とは無関係にさまざまな時間へ旅行する話。そのため次から次へと場面が変わる部分がある。
    正直いつのまにか読み終わってしまってよくわからないが、あらゆる瞬間は過去も、現在も、未来も存在するという、考え方は面白い。そういうものだ。

  • けいれん的に起きる時間旅行のせいで最初のうちはとても読みにくく感じたが「そういうものだ」と思ってからは引き込まれた。捕虜生活、ドレスデン爆撃の、渦中にいながらもどこか達観した、俯瞰するような視点は『夜と霧』やら『If This Is A Man』など多くの死に触れ生き延びたもの独特の何かを感じさせる。幸せな時から地獄へとたびたび行きつ戻りつする時の流れは死しても抜け出せない牢獄(作中の表現を借りれば琥珀に閉じ込められた虫)に閉じ込められた意識であり感情であると思うと、非常に壮絶で、苦しい。そういうものか?

  • ‪2017.02.13
    『スローターハウス5』何年もかかってようやく読了。なぜ「第5屠畜場」のような邦題にしなかったのか、が大きな疑問。この方が余程作者の意図が反映されるような。途中まで題名との関連性がわからなかったが、最後は納得。自身の経験したドレスデン爆撃が作家として表現されている‬

  • 最初は、筋も山場もよく分からないまま、漫然と読んでしまったので、再読。
    集大成的なキャストやすわ名言という文章も多いのだけど、やはり無性格に描かれた登場人物たち、ブツ切りにされた筋、感じのいいエピソードなんてほとんどない、カート・ヴォネガットの作としてはやはり実験作、あるいは失敗作と言えるのかもしれない。ただ、そこまであの手この手を使ってまで伝えたかった(それもどうやっても伝わらないと確信しながらも)ことがある、ということだけはひしひしと伝わって来る。

  • ひょっとして、おれはヴォネガットの小説が合わないのではないか・・・?という溝がある意味決定的になってしまった作品。「スラップスティック」が個人的にはツボで、「タイタンの妖女」で???となってしまったので、起死回生の一冊と思い手に取ったのだが・・・。
    こいつの主人公、いっつも時間旅行してやがんなと思いつつ、軽やかな文体から考えさせられる部分は考えさせられるのだが・・・どうも自分にはナンセンスさが強すぎる印象がある。

  • 屠殺場5号のSFと戦争と反自伝小説。

    躁鬱な妙味に乗っかって、
    「プーティッウィッ?」

    So it goes.
    そういうものだ。
    So it goes. So it goes. So it goes.

  • 最高。
    次は原書でじっくり読む。

  • タイトルの意味は"屠殺場5号" SFというより実体験の戦争小説 いやぁ〜ぶっちゃけつかれた!でもこれが適切な表現かどうかわからないけれど、決して押し付けがましくなくて、ユーモアまじりで落ち着きのある文章だったから読み切れた

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