脳波 (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (1978年8月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150103033

感想・レビュー・書評

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  • 知能が発達した後、どう終わらせるかが問題だと思っていたが、綺麗に終わらせています

  • ある日突然、地球上の生物の知能が飛躍的に高まる。科学技術は進歩するが、この急速な変化に対応できない者も大勢うまれる。また、単純労働者はいなくなり、社会・経済の成り立ちも危うくなる。動物も人類同様知能が高くなり、人類に協力するしゃべる猿などが現れる。一方、豚は家畜小屋を逃げだし人類に反抗する。

    主人公の一人、ピーター・コリンスはこの謎の解明のため宇宙を探検する。しかし、帰ってくると自殺を試み、その知能は以前の状態に戻っていた。しかし、彼女にとってはそのほうが幸せだったのかもしれない。

    最後は、農場で猿や象たちと暮らしていたアーチー・ブロックのもとに雇用主ロスマンから使者が来る。多くの人類は宇宙に旅立ち、ブロックはこの地で社会を築いていけると。そして、コリンスの妻のシーラがブロックのコロニーで暮らすこととなる。

    一見、知能が高まると良いことに思われるが、その変化が急激でありすぎたため、対応できる人とできない人ではっきりと分断されてしまう。対応できる人は地球を離れ、新たな社会を作り、対応できない人は地球に残り、以前の生活に似た社会を作る。

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